家庭菜園を初心者が続けるコツと、記録で失敗を減らすアプリの使い方
最初の年は「何をいつやったか」を残すだけで、2 年目の失敗が半分になります。このページは、これから始める人が最初の 1 株を記録するところまでを、実際のアプリ画面で案内します。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

困りごとを分ける
プランター 1〜3 個、または小さな畑で今年から始める人向け。すでに何年も育てている人は「植物をたくさん育てている人の管理術」の方が合います。
種か苗か、土は何を買うか、いつまくか。調べるほど情報が増えて、結局まかずに季節が過ぎることが一番多い失敗です。最初は「育てやすい作物を 1 つ」に絞るのがいちばんの近道です。
間引き・追肥・支柱・摘芯は、作物ごとに時期が違います。本やサイトを見ても「まいてから何日目」で数えるので、まいた日を覚えていないと当てはめられません。
葉が黄色くなった、実がつかない。原因は水・肥料・日当たり・虫のどれかですが、「いつから」「何をした後か」が分からないと切り分けられません。去年の自分が何をしたかは、記録が無いと本当に思い出せません。
最初の 2 週間は毎日見るのに、忙しくなると水やりも忘れます。続く人は「見た日に一言残す」を習慣にしていて、記録が残ること自体がまた見に行く理由になります。
アプリ無しのやり方と限界
アプリを入れなくても記録はできます。まず、よくある 3 つのやり方と、それぞれで困るところを正直に並べます。
| やり方 | 向いているところ | 困るところ |
|---|---|---|
| 紙のノート | 書くのが速い。畑に持っていける | 写真が貼れない。去年のページを探すのが面倒で、結局見返さない |
| Excel / スプレッドシート | 日付と作業を表にできる | スマホで写真を貼るのが手間。畑で開かない。株ごとに分けると表が増える |
| スマホの写真アプリ | 撮るだけで日付が残る | 他の写真に埋もれる。どの株の写真か分からなくなる。「何をしたか」が残らない |
| 栽培記録アプリ (Gadenin) | 株ごとに写真と作業が時系列に並ぶ。まいた日からの日数が自動で出る | アプリを 1 つ増やす手間。リマインダーは無い |
紙でもスプレッドシートでも、続くならそれで十分です。困るのは「株ごとに」「写真と一緒に」「後から探す」の 3 つが重なったときで、そこがアプリに置き換える境目です。
Gadenin ならこうなる
ここからは実際の画面です。イチゴを育てた記録 (審査用アカウント @gadenin_sandbox) で、上の困りごとがどの画面でどう消えるかを 1 枚ずつ見ます。
「何から始めるか」→ 作物を 1 つ登録する。入力は 4 項目
写真は任意で、必須は登録方法・Plant 名・作物・起点日だけです。作物は「作物名・品種名で検索」から図鑑を引き、品種が分からなければ作物名だけで登録できます。起点日 (まいた日や苗を買った日) を入れると、そこから日数が数え始まります。

「いつ何をするか」→ 起点日からの日数が常に出ている
イチゴの Plant 詳細。名前の下に「248 日」と出ているのが起点日からの日数です。作物ページの「植え付けから 60 日で追肥」のような目安は、この数字にそのまま当てはめられます。

「続かない」→ 記録は写真 1 枚で成立する
記録の画面です。日時は「今日」「現在」が入っていて、写真を 1 枚選んで下の「記録を追加」を押せば終わりです。作業 (水やり・追肥) やメモは任意なので、忙しい週は写真だけでかまいません。

「枯れた理由が分からない」→ 1 株の記録が時系列で並ぶ
イチゴ 1 株の栽培ストーリー。2025 年 9 月の植え付けから 2026 年 5 月の収穫まで、日付つきの写真が 1 本の線でつながっています。「葉が変わったのはいつからか」を写真の並びでさかのぼれます。

収穫の日も、同じ場所に残る
2026 年 5 月 14 日の記録。写真と「たくさん収穫できた」の一言だけです。これが残っていれば、来年はその 2 週間前から実の様子を気にかけられます。

最初の 10 分でやること
- アプリを入れて、Google か Apple でサインインする (1 分)
- 「+」から作物を 1 つ登録する。作物名で検索、品種は空欄でよい。起点日にまいた日か買った日を入れる (2 分)
- その株の写真を 1 枚撮って「記録を追加」する。メモは無くてよい (1 分)
- 作物ページで「まいてから何日で何をするか」を確認し、次の作業だけ覚えておく (5 分)
- 次に見に行った日に、また写真を 1 枚。これを繰り返すだけで記録になります
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。
できないこと
ここが合わなければ、別の道具の方がよいです。
- 水やりや追肥のリマインダー通知はありません。日時を決めて知らせる機能より、やった日を残して次に活かす方に寄せています。
- iPhone 版のみです。Android 版は準備中で、公開したらこのページの案内も切り替わります。
- 無料で登録できる株数には上限があります (上限に達すると一覧の上に案内が出ます)。写真つきの記録・作業ログ・タイムラインは無料の範囲で使えます。
- 育て方そのものはアプリの中ではなく、この Web の作物ページ・家庭菜園ガイドに書いています。アプリは記録に絞っています。
よくある質問
初心者はまず何を育てればいいですか
記録は毎日つけないとだめですか
無料で使えますか
Android でも使えますか
始める前に、記録の場所を作っておく。
種をまく前にアプリで作物を登録しておくと、まいた日がそのまま起点になります。2 年目の自分への一番の贈り物です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。


