GadeninEnglishアプリを入れる
シェフレラの増やし方

シェフレラの増やし方|挿し木・取り木の手順と発根までの管理

シェフレラの栽培イメージ

読むのに約 4

剪定で出た枝を挿し木にするのが最も簡単です。太い幹は取り木で、五〜七月に行います。

枝の状態で方法を選ぶ

シェフレラは発根力が強く、挿し木の成功率が高い観葉植物です。剪定で出た若い枝なら挿し木、太くなった幹を短くしたいなら取り木が向きます。水挿しも可能ですが、土に移すときに根が傷みやすいので、最初から土に挿すほうが確実です。

どの方法でも気温が二十度を超える時期に行うのが成功の条件です。秋以降に挿すと発根する前に冬が来て腐るので、遅くとも八月中に終えます。

枝や幹の状態向いている方法時期の目安
今年伸びた緑〜薄茶の枝挿し木5〜7月
太くて硬い幹取り木5〜6月
葉の付いた小枝を少しだけ水挿し5〜9月
下葉が落ちて上だけ葉がある上部を挿し木、下を切り戻す5〜6月

挿し穂の作り方

挿し穂は長さ十センチほど、葉が二〜三枚つく太さ五ミリ以上の枝を選びます。細すぎる枝は蒸れて腐りやすく、古くて硬い枝は発根に時間がかかります。切り口は清潔な刃物で斜めに切ります。

挿し穂は一本ずつより三〜五本をまとめて挿すと、どれかが成功します。一本の株を増やす目的でも、複数挿して一番元気なものを育てるほうが結果的に早いです。

枝を切る
節のすぐ下で切り、下側の葉を落として上に二〜三枚残します。大きな葉は半分に切って蒸散を減らします。
切り口を整える
よく切れるカッターかナイフで切り口を斜めに切り直し、三十分ほど水に浸けて吸水させます。発根剤があれば切り口に薄くつけます。
土に挿す
赤玉土小粒やバーミキュライトなど肥料のない清潔な土を湿らせ、割り箸で穴を開けてから三〜四センチの深さに挿します。土を軽く押さえて固定します。

発根までの管理

挿した直後は根がないため、葉から水が抜けないよう湿度を保つのが最大のコツです。明るい日陰に置き、土を乾かさずに一か月ほど待ちます。新芽が動き出したら発根しています。

水挿しの場合は透明な容器に水を入れ、二〜三日おきに水を替えます。根が三センチほど伸びたら土に移しますが、水の根は土に慣れるのに時間がかかるので移植後は特に湿度を保ちます。

湿度を保つ
透明な袋を被せるかペットボトルを切って被せると湿度が保てます。毎日一度は袋を外して空気を入れ替え、カビを防ぎます。
直射日光を避ける
レースのカーテン越しか明るい日陰に置きます。直射に当てると葉から水分が抜けて、根が出る前に枯れます。
発根を確かめる
三〜四週間後に挿し穂を軽く引いて抵抗があれば発根しています。抜けるなら切り口を確かめ、腐っていれば切り直して挿し直します。
鉢に移す
根が三センチ以上伸びたら、観葉植物用の土を入れた三号鉢に植えます。一週間は明るい日陰で慣らし、その後は親株と同じ管理に移ります。

太い幹を取り木にする

下葉が落ちて幹だけが長く伸びた株は、上部を取り木にすると葉のある部分を根付きで切り離せます。幹に傷をつけて水苔を巻き、根が出てから切る方法で、失敗しても親株は傷みません。

取り木は幹が一センチ以上の太さの株に向きます。細い幹では皮をむいた部分が折れやすく、水苔も巻きにくいので、その場合は挿し木を選びます。

幹の皮をむく
残したい葉の十〜二十センチ下で、幹の皮を幅一〜二センチ、一周ぐるりとナイフでむきます。木質部まで削り、内側の緑の層を残さないようにします。
水苔を巻く
湿らせた水苔を握りこぶし大に丸めてむいた部分に巻き、透明なビニールで包んで上下をひもで縛ります。上は少し緩めにして水を足せるようにします。
根が出たら切り離す
一〜二か月で水苔の中に白い根が見えたら、水苔のすぐ下で幹を切ります。ビニールを外し、水苔ごと鉢に植えて明るい日陰で二週間養生します。

切り離したあとの親株は、切り口の下の節から新芽が出ます。幹が短くなった分、姿がまとまります。

うまく根が出ないときの原因と直し方

挿し木が失敗する原因はほとんどが「乾燥」「腐り」「時期」の三つです。挿し穂が黒くなって柔らかいなら腐り、葉がしおれて乾くなら乾燥、変化がないまま一か月以上たつなら時期が合っていません。

秋に挿して失敗した場合は無理に続けず、親株を冬越しさせて翌年五月にやり直します。挿し木は時期さえ合えばほとんど失敗しない方法なので、焦らないのが一番の近道です。

挿し穂の見た目原因直し方
切り口が黒く柔らかい土が湿りすぎ・古い土の雑菌清潔な新しい土に切り直して挿す
葉がしおれて乾く湿度不足・直射日光袋を被せて明るい日陰へ
変化がないまま一か月以上気温が低い・枝が古い気温二十度以上の時期に若い枝で
根は出たが移植後に枯れた根を傷めた・移植後の直射根鉢を崩さず植え、日陰で養生

シェフレラの挿し木・株分けに使うもの

鉢ものは剪定した枝がそのまま材料になります。水に挿すだけで根が出る種類も多く、道具はほとんど要りません。

  • 挿し木用土(鹿沼土・赤玉土小粒)探す言葉「挿し木 用土 鹿沼土 小粒」
    規格の目安
    鹿沼土か赤玉土の小粒、単用。肥料分のないもの。
    数量の目安
    3 号ポット 1 個で 0.2L。

    肥料分があると、根が出る前に切り口が傷みます。清潔で肥料のない土であることが条件です。

  • 水挿し用の容器探す言葉「ガラス 花瓶 小さい 水耕」
    規格の目安
    口の細いガラス容器。中が見えるもの。

    根の出方を目で確かめられます。水は 2〜3 日に一度替え、切り口が濁ったら洗います。

  • よく切れるはさみ・カッター探す言葉「園芸ばさみ 切れ味 ステンレス」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm。使う前にアルコールで拭きます。

    切り口が潰れると水を吸えません。節の少し下を斜めに一度で切ります。

  • 3 号ポット探す言葉「ポリポット 3号 育苗」
    規格の目安
    直径 9cm(3 号)。

    根が出るまでは小さい容器のほうが乾き具合を見やすく、失敗しても被害が小さくて済みます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 水挿しで根が出る種類なら、用土も発根促進剤も要りません。
  • 多肉植物は切り口を数日乾かしてから挿します。水に挿すと腐ります。

シェフレラの上手に育てるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はシェフレラの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

シェフレラについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる