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アロエの増やし方

アロエの増やし方|子株を外して乾かしてから植える株分けと茎挿し

アロエの栽培イメージ

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アロエベラは根元の子株を、キダチアロエは伸びた茎を切って増やします。切り口を乾かしてから植えるのが共通の要点です。

種類と株の姿で増やし方を選ぶ

アロエは種類によって増やし方が変わります。アロエベラは親株の根元に子株がたくさん出るので株分けが確実です。キダチアロエは茎が伸びるので、上部を切って挿す茎挿しが向きます。どちらも葉挿し(葉を土に挿して増やす方法)はほぼ成功しないので行いません。外す時期は根が動く四〜六月と九月が適しています。

株の姿向く増やし方時期
根元に子株が並んでいる子株を外す株分け4〜6月、9月
茎が二十センチ以上伸びている上部を切る茎挿し5〜6月、9月
茎の途中からわき芽(茎の横から出る芽)が出ているわき芽を付け根で切って挿す5〜6月
子株がなく茎も短い植え替えで根を整理して子株を待つ4〜5月

子株の大きさで外す時期を決める

小さすぎる子株は外しても発根に時間がかかり枯れやすいので、下の表を目安に大きさを見て判断します。根が付いている子株はすぐに植えられますが、根のない子株も切り口を乾かせば発根します。

子株の大きさ判断扱い
葉の長さ五センチ未満まだ早い親株に付けたまま育てる
葉の長さ五〜十センチ、葉が四枚以上外せる根がなくても乾かして植える
葉の長さ十センチ以上、根が付いている適期外してすぐ植えてもよい
親株の鉢の縁まで広がっている遅いくらい植え替えと同時にすべて外す

親株から外す子株は一度に全部でなく、大きいものから順に外すと、親株の根を傷めにくく、残った小さな子株も育ち続けます。

子株の外し方

一週間前から水を止める
土が乾いていると株が抜きやすく、切り口も乾きやすくなります。作業の日は晴れた午前中を選びます。
親株を鉢から抜く
とげで手を切らないよう厚手の手袋をし、鉢を軽くたたいて抜きます。土を落として子株のつながりを確かめます。
つなぎ目を切る
子株と親株をつなぐ部分を清潔なカッターかはさみで切ります。手でねじると傷が大きくなるので刃物を使います。根が付いていればなるべく残します。
切り口を乾かす
外した子株は日陰で三〜七日乾かします。切り口が乾いて固くなったら植え付けます。大きな子株ほど長めに乾かします。

キダチアロエの茎挿し

キダチアロエは茎の上部を切って挿すだけで増やせます。切った下の茎からも新しい芽が出るので、一株から二株以上になります。挿すのは五〜六月が最も確実で、九月でも間に合います。

切る位置を決める
葉が付いている部分から十五〜二十センチ下で茎を切ります。清潔なカッターかのこぎりで、切り口を平らにします。
下葉を外して乾かす
土に埋まる部分の葉を手で外し、日陰で一週間ほど立てかけて乾かします。切り口がかさぶたのようになったら挿し時です。
乾いた土に挿す
水はけのよい多肉植物用の土に茎を五センチほど埋めます。頭が重ければ支柱を添え、水は二週間後から少量ずつ始めます。
残った茎の扱い
切った下の茎はそのまま鉢に置き、水を控えて日なたで管理します。一か月ほどで切り口の近くから新しい芽が数本出るので、大きくなったら芽を外して挿すか、一本だけ残して育てます。

植え付けと発根まで

乾かした子株や茎は、水はけのよい多肉植物用の土に浅く植えます。根がない場合は株元が土に触れる程度に置き、倒れるなら周りに軽石を置いて支えます。植えて一週間は水を与えず、その後は土が乾いたら軽く与えます。発根には二週間から一か月ほどかかります。

明るい日陰に置く
発根までは直射日光を避け、明るい日陰に置きます。強い光に当てると葉から水分が抜けて細くなります。
発根を確かめる
三週間ほどして株を軽く引き、抵抗があれば根が出ています。葉に張りが戻ってきたら日に慣らし始めます。
根が出たら通常管理へ
発根後は親株と同じ場所で管理します。肥料は二か月後から薄い液体肥料を月一回程度で十分です。

発根前の株を暖かい部屋の直射に置くと、根が出る前に葉の水分が尽きます。置き場所は明るさより風通しと日陰を優先します。

うまく増えないときの原因と直し方

発根しない原因の多くは、切り口を乾かさず植えて腐ったか、発根前に強い光に当てて水分が抜けたかのどちらかです。株元が柔らかく黒くなっていれば腐りです。白い部分が出るまで削り、乾かし直して再挑戦できます。葉が細くなっただけなら株は生きているので、日陰で待ちます。

腐った株元を削り直す
黒い部分をカッターで削り落とし、一週間乾かします。殺菌剤を切り口に塗るとより安全です。
葉が細くなったら
日陰に移して土を軽く湿らせます。根が出れば張りが戻るので、一か月は様子を見ます。
子株がまったく出ないなら
鉢が大きすぎるか、肥料が多すぎることがあります。少し小さめの鉢で乾かし気味に育て、日によく当てると子株が出やすくなります。

アロエの挿し木・株分けに使うもの

鉢ものは剪定した枝がそのまま材料になります。水に挿すだけで根が出る種類も多く、道具はほとんど要りません。

  • 挿し木用土(鹿沼土・赤玉土小粒)探す言葉「挿し木 用土 鹿沼土 小粒」
    規格の目安
    鹿沼土か赤玉土の小粒、単用。肥料分のないもの。
    数量の目安
    3 号ポット 1 個で 0.2L。

    肥料分があると、根が出る前に切り口が傷みます。清潔で肥料のない土であることが条件です。

  • 水挿し用の容器探す言葉「ガラス 花瓶 小さい 水耕」
    規格の目安
    口の細いガラス容器。中が見えるもの。

    根の出方を目で確かめられます。水は 2〜3 日に一度替え、切り口が濁ったら洗います。

  • よく切れるはさみ・カッター探す言葉「園芸ばさみ 切れ味 ステンレス」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm。使う前にアルコールで拭きます。

    切り口が潰れると水を吸えません。節の少し下を斜めに一度で切ります。

  • 3 号ポット探す言葉「ポリポット 3号 育苗」
    規格の目安
    直径 9cm(3 号)。

    根が出るまでは小さい容器のほうが乾き具合を見やすく、失敗しても被害が小さくて済みます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 水挿しで根が出る種類なら、用土も発根促進剤も要りません。
  • 多肉植物は切り口を数日乾かしてから挿します。水に挿すと腐ります。

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