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グズマニアの増やし方

グズマニアの増やし方|子株の外し方と植え付け、根付くまでの管理

グズマニアの栽培イメージ

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親株の根元に出る子株を外して増やします。適期は五月から八月、子株が親の半分になってからです。

外せる子株かを見極める

グズマニアは種や挿し木ではなく、苞が終わったあと親株の根元に出る子株を外して増やします。小さいうちに外すと根付かずに枯れることが多いので、大きさと根の有無で外す時期を決めます。下の表で今の子株の状態を確かめます。

子株の状態外せるか理由
親の三分の一以下で根が見えないまだ待つ自分で水を吸えず枯れやすい
親の半分で根元に短い根外せる根付きが早く失敗が少ない
親の三分の二以上すぐ外す親と養分を取り合う
親株が枯れて子株だけ残っている植え替えとして扱う大きさに関わらず植え直す

適期は五月から八月

子株を外すのは根の伸びが速い五月から八月に行います。最低気温が十五度を超え、湿度が高い梅雨のころが最も根付きやすい時期です。九月以降に外すと冬までに根が張らず、冬越しで枯れることがあります。

秋以降に外した子株は根が動かず、冬の低温で枯れやすくなります。時期を逃したら無理に外さず、親株につけたまま春まで待つほうが確実です。

時期外す作業の向き備考
5〜6月最適梅雨の湿度で根付きが早い
7〜8月直射日光と冷房の風を避ける
9月急ぐ場合のみ冬までに根が張らないことがある
10〜4月やらない親株につけたまま冬を越す

子株の外し方

子株は親株の高さの三分の一から半分に育ったころが外す目安です。それより小さいと根がなく枯れやすく、大きすぎると親株の体力が落ちます。切るときは清潔な刃物を使い、切り口をなるべく小さくします。

親株ごと鉢から抜く
鉢から親株を抜き、土を落として子株の付け根を確かめます。根が見えていれば根ごと、見えなくても葉が五枚以上あれば外せます。
刃物で付け根から切る
清潔なナイフかはさみで、子株を親株の付け根から切り離します。手でちぎると子株の芯が傷んで腐ります。
切り口を乾かす
切り離した子株は日陰で半日から一日置き、切り口を乾かします。すぐ植えると切り口から腐ることがあります。
親株は元の鉢に戻す
親株にまだ緑の葉があれば元の鉢に戻します。残った子株がさらに出ることがあるので、枯れ切るまで捨てません。

植え付けと根付くまでの管理

外した子株は三〜四号の小さい鉢に植えます。土は水苔か、観葉植物用の土とパーライトを半々にした水はけのよいものにします。根が少ないので株がぐらつくときは割り箸で支え、筒に少し水を入れて明るい日陰に置きます。根付くまで一〜二か月かかります。

浅く植えて支える
子株の根元が土に埋まりすぎないよう浅く植え、ぐらつくなら割り箸を三本立てて支えます。深く植えると根元が腐ります。
筒に少し水を入れる
植えたあと筒に少量の水を入れ、週に一回入れ替えます。土への水やりは表面が乾いてからにし、湿らせ続けません。
明るい日陰で風を避ける
窓から一〜二メートル離れた風の当たらない場所に置きます。透明な袋をふんわりかぶせると湿度が保てて根付きが早まります。
肥料は根付いてから
新しい葉が中心から出てきたら根付いた合図です。それまでは肥料を与えず、根付いてから薄めた液体肥料を葉に霧吹きで与えます。

根付いたかの確かめ方

植えて一〜二か月たったら、株を軽く引いて抵抗があるか確かめます。抵抗があれば根が張っています。新しい葉が中心から出ているかも目安になり、両方そろえば通常の管理に移ります。動かないときは慌てず、もう一か月待ちます。

軽く引いて抵抗を見る
株の根元を持って軽く上に引きます。抵抗があれば根が張っており、すっと抜けるならまだです。抜けても傷めず、植え直します。
中心の新しい葉を見る
株の中心から新しい葉が巻いて顔を出していれば、根が水を吸えている合図です。外側の葉の色つやも戻ります。
根付いたら袋を外す
透明な袋をかぶせていた場合は、根付いたら数日かけて袋を開けていき、部屋の空気に慣らします。

子株が枯れるときの原因と手当て

外した子株が枯れる原因は、小さすぎるうちに外した、土を湿らせすぎた、風や直射日光に当てた、のどれかがほとんどです。葉が黄色く柔らかくなるなら水の多すぎ、葉が巻いて硬くなるなら乾燥で、手当てが逆になるので株の姿を見て判断します。

葉が黄色いなら乾かす
土への水を止め、筒の水も減らして風の通る明るい日陰に移します。根元が黒く柔らかいときは抜いて乾いた水苔に植え直します。
葉が巻くなら湿度を上げる
筒に水を足し、透明な袋をかぶせて湿度を保ちます。葉全体への霧吹きを朝に行い、風の当たらない場所に置きます。
小さすぎたなら親株に戻せない
外した子株は親株に戻せません。水苔に浅く植え、袋で湿度を保って気長に待ちます。半年かかっても根が出ることがあります。

グズマニアの挿し木・株分けに使うもの

鉢ものは剪定した枝がそのまま材料になります。水に挿すだけで根が出る種類も多く、道具はほとんど要りません。

  • 挿し木用土(鹿沼土・赤玉土小粒)探す言葉「挿し木 用土 鹿沼土 小粒」
    規格の目安
    鹿沼土か赤玉土の小粒、単用。肥料分のないもの。
    数量の目安
    3 号ポット 1 個で 0.2L。

    肥料分があると、根が出る前に切り口が傷みます。清潔で肥料のない土であることが条件です。

  • 水挿し用の容器探す言葉「ガラス 花瓶 小さい 水耕」
    規格の目安
    口の細いガラス容器。中が見えるもの。

    根の出方を目で確かめられます。水は 2〜3 日に一度替え、切り口が濁ったら洗います。

  • よく切れるはさみ・カッター探す言葉「園芸ばさみ 切れ味 ステンレス」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm。使う前にアルコールで拭きます。

    切り口が潰れると水を吸えません。節の少し下を斜めに一度で切ります。

  • 3 号ポット探す言葉「ポリポット 3号 育苗」
    規格の目安
    直径 9cm(3 号)。

    根が出るまでは小さい容器のほうが乾き具合を見やすく、失敗しても被害が小さくて済みます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 水挿しで根が出る種類なら、用土も発根促進剤も要りません。
  • 多肉植物は切り口を数日乾かしてから挿します。水に挿すと腐ります。

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