基本情報
- 系統・区分
- 多肉植物・ハオルチア/軟葉系/扇形
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
葉先の窓が横一列に並ぶ。成長は遅く、過湿に注意。
概要説明
玉扇は南アフリカ原産の軟葉系ハオルチアで、先端を水平に切り落としたような葉が左右 2 列に並んで扇形に広がり、その切断面が透明な窓になる独特の姿から、ハオルチアの中でもコレクション性の高い種です。窓には白い線や網目の模様が入り、模様の出方と葉の幅で多くの選抜品種があり、名前つきの株が高値で流通します。株は幅 8〜15 センチほどで、成長は非常に遅く、年に 1〜2 枚しか葉が増えません。春から初夏に白い小花を咲かせます。根が太く、深めの鉢に水はけのよい用土で植え、土が乾いてから水を与えます。過湿にすると太い根から腐るので、夏の高温期と冬の低温期は特に控えます。明るい日陰を好み、直射日光では窓が赤茶けます。寒さは 5 度以上を保ち、冬は室内の窓辺に置きます。子株は出にくく、増やすには葉挿しか根挿しをしますが時間がかかります。
玉扇の特徴
- 先端を切り落としたような葉が 2 列に並び扇形に広がる
- 切断面が透明な窓になり白い線や網目の模様が入る
- 成長が非常に遅く年に 1〜2 枚しか葉が増えない
- 根が太く過湿で根から腐るので深鉢で乾燥気味に
- 子株が出にくく葉挿しか根挿しで増やす
向いている使い方
- 窓の模様を楽しむコレクション
- 室内の明るい棚での長期栽培
- 深鉢で根を太らせて育てる
ハオルチアの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはハオルチアの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ハオルチアの置き場所 — 直射日光を嫌い、明るい日陰を好む多肉植物です。軟葉系と硬葉系で光の強さを変え、季節ごとに置き場所を動かします。
- ハオルチアの水やり — 春秋型の生育リズムに合わせ、夏と冬は水を大きく絞ります。乾きの確かめ方と、しわと根腐れの見分け方を解説します。
- ハオルチアの植え替え — 一、二年に一回、生育期の入り口に植え替えます。太い根の扱いと、根を切ったあとの乾かし方が成功の鍵です。
- ハオルチアの月別の作業 — 春と秋の二回の生育期に植え替えと株分けを済ませ、夏と冬は水を絞って休ませます。月ごとの作業を表で確かめます。
- ハオルチアの病害虫と障害 — 病気はもともと少なく、不調のほとんどは根腐れと光の問題です。虫はコナカイガラムシと根に付く虫が中心で、見分け方と手当てをまとめます。
- ハオルチアの増やし方 — 子株を外す株分けが最も確実で、葉挿しも硬葉系なら成功します。外す時期の見きわめと、根が出るまでの管理を解説します。
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