GadeninEnglishアプリを入れる
インパチェンスの花を咲かせる

インパチェンスを長く咲かせる|花がら摘みと切り戻しで五月から十月まで咲き続ける

インパチェンスの栽培イメージ

読むのに約 4

インパチェンスは手を入れれば半年近く咲き続けます。花がらの扱いと、株が乱れたときの切り戻しの時期と高さをまとめました。

株の姿で手入れを決める

インパチェンスは次々に花を咲かせ、咲き終わった花は自然に落ちます。ただし落ちた花びらが葉の上に残ると、そこからかびが出て葉を傷めます。株の姿を見て、花がらを取るだけでよいか、切り戻しが必要かを判断します。

株の姿手入れ時期
葉の上に落ちた花びらがある花がらを取る気付いたときにいつでも
茎が伸びて花が先端だけ半分に切り戻し6月・7月・9月上旬
株の中心が空いて下葉がない強めの切り戻し7月〜9月上旬
こんもり咲いてつぼみも多い何もしない。薄い液肥開花中

花の形と品種で咲き方が違う

インパチェンスには一重咲きと、バラのような八重咲きがあります。一重は花数が多く丈夫で、八重は一輪が豪華ですが花数はやや少なめです。花色は白、桃、赤、紫、橙と幅広く、花びらの中心に星形の模様が入る品種もあります。近年は葉が落ちる病気に強い改良品種が出ており、以前に枯れた経験があるならその系統を選びます。

品種のタイプ花の特徴向いている場面
一重咲き花数が多く丈夫花壇の面を埋める。最初の一株
八重咲きバラのような豪華な一輪鉢植えで近くで見る
星形模様入り二色で華やか寄せ植えの主役
耐病性の改良種葉が落ちる病気に強い以前に病気で枯れた場所

花がら摘みの手順

咲き終わった花は自然にぽろりと落ちるので、一輪ずつ摘む必要はありません。ただし落ちた花びらが葉や株の中に残ると、湿気でかびの元になります。週に一度、株を軽く揺すって落ちた花びらを地面に落とし、葉の上に残った分は手で取ります。種のさやができていたら、株が疲れるので一緒に取ります。

株を揺すって落とす
株元を持って軽く揺すると、終わった花びらが落ちます。雨の後は特に葉に貼り付いているので、乾いてから行います。
葉の上の花びらを取る
揺すっても落ちない花びらは手で取ります。葉に茶色い染みができていたら、その葉も一緒に取ります。
種のさやを取る
花の跡にふくらんだ緑のさやができていたら、指で摘み取ります。触るとはじけて種が飛ぶので、袋の中で取ると散らかりません。

切り戻しで株を若返らせる

六月から七月にかけて茎が伸び、花が先端だけになったり株の中心が空いたりしたら、株全体を半分の高さに刈り込みます。切った後は花が一時なくなりますが、三週間ほどで新しい枝がそろって咲きます。九月上旬にもう一度切り戻すと、十月の花が見事になります。切る位置は葉が残る高さで、葉を全部落とすと回復が遅れます。

葉を残して半分に切る
株の下の方に葉が残る高さで、全体を半分に切ります。節(葉の付け根)のすぐ上で切ると、そこから新しい枝が出ます。
傷んだ枝は根元から
茶色く枯れ込んだ枝や、株の内側で葉が落ちた枝は、切り戻しと一緒に根元から取り除きます。
肥料と水で戻す
切った翌日から薄めた液体肥料を週に一回やります。水は土の表面が乾いてからで、切った直後にやりすぎると株元が傷みます。
切った枝は挿し木に
切り取った枝の先端十センチは挿し木に使えます。捨てずに水に挿しておけば、一〜二週間で根が出ます。

切り戻しは曇りの日か夕方に行い、翌日まで直射日光を避けると、切り口が乾いて株の負担が減ります。

日陰の花壇と寄せ植えの楽しみ方

インパチェンスは日陰で咲く夏の花として、玄関の北側や建物の影になる花壇の主役になります。白や淡い桃色の品種は暗い場所を明るく見せます。寄せ植えでは、ギボウシやヒューケラなど日陰向きの葉ものと合わせると、花と葉の対比が生きます。ベゴニアやコリウスなど、同じく日陰向きの草花と混ぜるのも定番です。

場面組み合わせこつ
北側の花壇白と淡い桃色の単植株間20センチで面を埋める
日陰の寄せ植えギボウシ・ヒューケラ葉ものを後ろに、手前に花
木の下ベゴニア・コリウス同じ水やりで管理できる
ハンギング単植か白と桃の混植枝が垂れて四方に咲く

花が減ったときの原因と直し方

花が減る原因は、暑さ、肥料切れ、日不足、株の老化のどれかです。八月に減るなら暑さで、涼しくなれば戻ります。葉が黄ばんでいるなら肥料、茎が細長く伸びているなら日不足、株の中心が空いているなら老化です。株を見て順に確かめ、それぞれ対応します。

八月なら待つ
真夏に花が減るのは暑さのためで、手入れでは戻りません。水を切らさず、九月上旬に切り戻して秋の花に備えます。
葉が黄ばんでいれば肥料
葉が黄色っぽく花が小さいなら肥料切れです。規定の二倍に薄めた液体肥料を週に一回再開します。
伸びていれば切り戻す
茎が伸びて花が先端だけなら、半分に切り戻して液肥をやります。三週間で新しい枝に花が戻ります。
暗すぎるなら移す
一日中暗い場所では花が付きません。鉢は午前中だけ日が当たる場所へ移し、地植えなら周りの枝を透かして光を入れます。

インパチェンスの花を咲かせ続けるのに使うもの

つぼみが上がってからやることは決まっています。摘む・支える・足す、の 3 つです。

  • 液体肥料(リン酸多め)探す言葉「液体肥料 開花 リン酸」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液。N-P-K の真ん中(P)の数字が高いもの。

    つぼみを作る時期はリン酸が要ります。窒素の多い肥料を続けると、葉ばかり伸びて花が上がりません。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    種を作らせないことが、次の花を咲かせる条件です。花の下の節まで切り戻すのが基本です。

  • 支柱(草花用)探す言葉「園芸支柱 草花 リング」
    規格の目安
    直径 8mm・長さ 90〜150cm の細い支柱か、株ごと囲むリング支柱。

    花の重みで倒れると、そこから茎が折れます。咲いてから立てるのでは間に合わないので、つぼみのうちに。

  • 誘引用の麻ひも探す言葉「麻ひも 園芸 誘引」
    規格の目安
    太さ 2mm 前後。目立たない色のもの。

    きつく縛ると茎が食い込みます。8 の字にゆるく掛けて、茎が太る余地を残します。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 開花促進剤は、肥料と日当たりが足りているなら急ぎません。
  • リング支柱がなくても、細い支柱 3 本を株の周りに立てて麻ひもで囲めば同じことができます。

インパチェンスの長く咲かせるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はインパチェンスの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

インパチェンスについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる