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シュロチクの水やり

シュロチクの水やり|乾かしすぎない管理と葉先を守る葉水の使い方

シュロチクの栽培イメージ

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乾燥に弱く、水切れすると葉先から枯れます。土の表面が乾いたらたっぷり与え、冬は間隔を空けます。

鉢と置き場所で乾く速さを見る

シュロチクは多くの観葉植物より水を好み、乾かしすぎると葉先が茶色く枯れます。かといって常に湿った土では根が傷むので、表面が乾いたら与える、を守ります。まず自分の鉢がどの行に近いかを表で確かめてください。

水やりのたびに土の表面の色を見て、白っぽく乾いてから与える習慣をつけると失敗が減ります。土の色が分かりにくい鉢は、表面に化粧砂を薄く敷くと乾き具合が色で分かります。

鉢の種類と置き場所乾く速さの目安気をつけること
素焼き鉢を明るい窓辺に速い。夏は二〜三日水切れで葉先が枯れやすい
プラスチック鉢を明るい窓辺に普通。四〜六日表面が乾いても中は湿る
プラスチック鉢を玄関や廊下に遅い。一週間以上根腐れしやすい。指で中を確かめる
大鉢(8号以上)を室内に遅い。中まで乾くのに十日以上表面だけ見て与えすぎない

乾き具合の確かめ方

シュロチクは根が太く土の深い部分まで張るので、表面の乾きだけで判断すると水切れと与えすぎの両方が起きます。指で中を確かめる習慣と、鉢の重さを覚えることを組み合わせます。

水道水をそのまま使って構いませんが、冬は冷たい水が根を冷やします。汲み置きして室温に近づけた水を使うと、冬の水やりで株が弱るのを防げます。

指で土の中を触る
人差し指を三センチほど差し込み、湿りや冷たさを感じなければ与えるころです。ひんやりするなら二〜三日待ちます。
鉢の重さを覚える
大鉢は持ち上げにくいので、鉢の縁を少し傾けて重さの変化を感じます。水やり直後と乾いたときの差を覚えると、見ただけで分かるようになります。
葉の張りを見る
葉が少し垂れて張りがなくなったら水切れの初期です。この段階で与えれば戻りますが、葉先が枯れ始めてからでは戻りません。
鉢底から流れるまで与える
与えるときは鉢底から流れ出るまでたっぷり注ぎます。少量ずつでは深い根まで届かず、下の根が枯れて株が弱ります。受け皿の水は捨てます。

季節ごとの間隔の目安

春から秋は表面が乾いたらすぐ、冬は乾いてから二〜三日待って与えます。冬でも乾かしすぎは葉先枯れの原因になるので、他の観葉植物ほど極端には減らしません。

大鉢に植えた株は、表面が乾いてから中まで乾くのに一週間以上かかることがあります。表面だけを見て与え続けると底に水がたまるので、大鉢ほど指を深く入れて確かめます。

時期間隔の目安与え方
春(3〜5月)表面が乾いたら午前中にたっぷり。生育が動き出す
夏(6〜9月)二〜四日に一回朝か夕方に。日中の高温時は避ける
秋(10〜11月)四〜七日に一回徐々に間隔を空けて冬に備える
冬(12〜2月)七〜十日に一回暖かい日の午前中に。乾かしすぎない

暖房で室温が二十度を超える部屋では冬でも乾きが速いです。表よりも指で確かめた結果を優先します。

葉水で乾燥と害虫を防ぐ

シュロチクの葉先枯れは空気の乾燥が大きな原因です。霧吹きで葉の表と裏を濡らす葉水は、根への水やりとは別に毎日行っても構いません。暖房期は特に効果があり、ハダニの予防にもなります。

葉水は根に水を与える代わりにはなりません。葉水だけを続けて土を乾かすと葉先が枯れます。根への水やりは土の乾きで、葉水は空気の乾燥で決めると混同しません。

葉の裏まで濡らす
扇状に広がる葉の裏側にハダニがつきます。鉢を回しながら、下から吹き上げるようにして裏側まで濡らします。
冬は日中に行う
夜に葉が濡れたままだと冷えて傷みます。冬は午前中から昼に行い、夕方までに乾く状態にします。夏は朝晩どちらでも構いません。
月に一度は葉を洗う
室内では葉にほこりがたまります。浴室でシャワーをかけるか、濡らした布で葉の表を軽く拭くと艶が戻り、カイガラムシの早期発見にもなります。

水切れと根腐れを見分けて立て直す

葉先が枯れるのは水切れでも根腐れでも起きるため、対処が正反対になります。土を触って乾いているなら水切れ、湿っているのに枯れるなら根腐れです。この見分けを間違えると悪化します。

立て直しの間は葉水を続けて葉の乾燥だけ防ぎます。根が吸えない分を葉から補う意味があり、新しい葉が動き始めたら通常の水やりに戻します。

水切れなら底面から吸わせる
土が乾ききって水をはじくときは、バケツに鉢ごと三十分ほど浸けて底から吸わせます。その後は表面が乾いたら与える基本に戻します。
根腐れなら水を止めて乾かす
受け皿から出し、風通しの良い明るい日陰へ移して土が乾くまで水を与えません。二週間たっても枯れが進むなら鉢から抜いて根を確かめます。
根を確かめて植え直す
白い根が残っていれば黒い根を切って新しい土に植え直します。植え直してすぐはたっぷり与えず、二〜三日置いてから軽く与えます。

シュロチクの水やりに使うもの

「何日おき」で決めると必ず外します。乾いたかどうかを見る道具と、鉢底から抜けるようにする道具に分けます。

数量は直径 24cm(8 号)の鉢 1 個を単位にしています。号数は直径 cm を 3 で割った数です。

  • 土壌水分計探す言葉「土壌水分計 観葉植物」
    規格の目安
    土に挿して読む針式。電池の要らないものが手軽です。

    表面の乾きと、鉢の中の乾きは一致しません。挿して確かめる習慣が付くと、やりすぎがなくなります。

  • 注ぎ口の細いジョウロ探す言葉「ジョウロ 室内 注ぎ口 細い」
    規格の目安
    容量 1〜2L。注ぎ口が細く長いもの。

    葉の間から株元へ差し込んで注げます。葉に水を溜めると、そこから腐る植物があります。

  • 受け皿探す言葉「鉢 受け皿 室内」
    規格の目安
    鉢底より一回り大きいもの。

    鉢底から抜けた水を受けるためのものです。**溜まった水はそのつど捨てます。** 溜めたままにするのが根腐れの典型です。

  • 霧吹き(葉水用)探す言葉「園芸 霧吹き 葉水」
    規格の目安
    300〜500ml。霧の細かいもの。

    水やりの代わりにはなりませんが、葉裏に当てるとハダニが付きにくくなります。乾燥する冬の室内で効きます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 自動給水器は、留守が続くときだけで十分です。日常は自分で見るほうが確実です。
  • 多肉植物には霧吹きは要りません。かえって蒸れの原因になります。

シュロチクの上手に育てるコツは作物ページに

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