GadeninEnglishアプリを入れる
ポーチュラカの種まきと苗の植え付け

ポーチュラカの種まき方法と時期|暖かくなってから乾き気味に育てる

ポーチュラカの栽培イメージ
まずここだけ

種まきの結論

種まき時期
地域と地温に合わせる
まき方
育苗
まず確認
暑さと乾燥に強い夏の花です。種は細かく発芽に二十度以上が必要なので、苗から始…

読むのに約 4

暑さと乾燥に強い夏の花です。種は細かく発芽に二十度以上が必要なので、苗から始めるほうが確実です。

種から始めるか苗から始めるかを決める

ポーチュラカは五月から園芸店に苗が並び、一ポット百円台と安く、挿し芽でいくらでも増やせます。種も売られていますが、細かくて発芽に二十度以上が必要なため、初心者は苗から始めて挿し芽で増やすのが確実です。八重咲きの品種は種ができにくく、苗か挿し芽でしか手に入りません。

種から育てる利点は、一袋で数十株が取れることと、品種の混合を楽しめることです。時間と場所に余裕があるなら、五月に室内の暖かい場所でまいてみます。

目的向く始め方時期と注意
とにかく確実に咲かせたい苗を買う5〜6月。花色を確かめて選べる
八重咲きや特定の花色が欲しい苗か挿し芽八重は種ができにくい
たくさんの株を安く作りたい種まき5月に二十度以上で。細かい種を薄くまく
去年の株から続けたい秋に挿し芽して室内で冬越し10月に挿し、明るい窓辺で管理

日本で「ポーチュラカ」と呼ばれる花は、花が大きめのハナスベリヒユ系と、細葉のマツバボタンに近い系統が混ざっています。育て方はほぼ同じです。

種まきは五月、二十度を超えてから

種は砂粒のように細かく、発芽には二十度から二十五度の温度と光が必要です。関東平野部の屋外では五月中旬以降が目安で、早くまくと温度が足りずに発芽が揃いません。土をかぶせると光が届かず発芽しないので、ばらまいて土をかけないのが要点です。

浅い容器に清潔な土
育苗箱か浅い鉢に種まき用の土を入れ、表面を平らにならして水で湿らせておきます。肥料入りの土は発芽後に腐りやすいので使いません。
種を砂に混ぜてばらまく
種が細かいので、乾いた砂を小さじ一杯ほど混ぜてからまくと均一に散らせます。土はかけず、上から霧吹きで軽く湿らせます。
明るい場所で乾かさない
日の当たる窓辺や屋外の明るい場所に置き、表面が乾かないよう霧吹きで湿らせ続けます。一週間から十日で発芽します。
本葉三〜四枚で移す
発芽して本葉が三〜四枚になったら、ピンセットで一本ずつポットに移します。根が細いので土ごとすくって移すと傷みません。

発芽したての苗は水のやりすぎで倒れます。表面が乾いてから霧吹きで湿らせる程度に切り替えます。

苗の選び方

苗は五月から七月に出回ります。茎が太く節の間が詰まっている株を選び、ひょろ長く伸びた株は避けます。ポーチュラカは花色が豊富なので、花が咲いている苗を買えば色を確かめられます。ラベルの花色と実際の色が違うこともあるため、咲いている苗を選ぶのが確実です。

見た目良し悪し理由
茎が太く節が詰まり葉が厚い良い日当たりで締まって育った株
茎が細く長く伸び葉がまばら避ける光不足で徒長(ひょろ長く伸びること)している
葉が黄色く下葉が落ちている避ける水のやりすぎで根が傷んでいる
つぼみが多く花が一〜二輪開いている良い花色を確かめられ、植えてすぐ咲く

植え付けは日当たりと水はけが最優先

ポーチュラカは一日中日が当たり、水はけの良い場所でよく咲きます。日陰では花が開かず、湿った土では根が腐ります。地植えなら株間二十センチで、一株が三十センチ四方に広がります。プランターなら六十センチの標準型に三株が目安で、詰めすぎると蒸れて夏に傷みます。

土は水はけを良くする
市販の草花用の土に軽石かパーライトを二割混ぜます。地植えなら腐葉土と軽石を混ぜ、粘土質なら十センチほど盛り土して植えます。
根鉢を崩さず浅く植える
根鉢を崩さず、根鉢の上面が土の面と同じか少し高くなるように植えます。深植えすると茎の根元が蒸れて腐ります。
株間は二十センチ
一株が三十センチ四方に広がるので、二十センチ以上あけます。プランターなら六十センチ型に三株までにします。
植えたら一回だけたっぷり
植え付け直後に鉢底から流れるまで水を与え、その後は土が乾くまで与えません。植えてすぐ毎日水をやるのが一番の失敗です。

ハンギングや吊り鉢での植え付け

ポーチュラカは茎が横に這って垂れるので、ハンギングバスケットや吊り鉢によく合います。吊り鉢は乾きが速く、乾燥に強いポーチュラカには向いた環境です。ただし真夏は一日で乾ききるので、朝の水やりを欠かさないようにします。

軽い土を使う
吊り鉢は重さが負担になるので、軽石やココヤシ繊維の多い軽い土を選びます。水はけも良くなり一石二鳥です。
縁に沿って植える
鉢の縁に沿って三〜四株を植え、中央は空けます。茎が縁から垂れて全体が花で覆われます。
日当たりの良い場所に吊る
一日中日が当たる場所に吊ります。壁際の日陰では花が開かないので、南か東向きの明るい場所を選びます。

植え付け直後にしおれたときの見分けと手当て

植えて数日で葉がしおれる、茎が倒れるという症状は、水のやりすぎか、植え付けのときに根や茎を傷めたかのどちらかです。ポーチュラカは水切れではめったにしおれず、しおれているならたいてい水が多すぎます。まず土を触って湿っているかを確かめてから対処します。

症状考えられる原因手当て
土が湿っていて茎の根元が柔らかい水のやりすぎ・深植え水を止め、風通しの良い日なたに置く。腐った株は挿し芽で更新
土が乾いて葉が薄くしわが寄る水切れ朝にたっぷり与える。一日で戻る
葉が黄色くなって落ちる日照不足・過湿日の当たる場所へ移す。水を控える
茎が折れて先がしおれる植え付け時の傷み折れた茎は切って挿し芽にする。すぐ根付く

しおれた茎でも切って土に挿せば数日で根が出ます。傷んだ株は無理に助けず、挿し芽で作り直すほうが早く咲きます。

種まきの手順

ポーチュラカは、本文の時期と種袋の表示を確認してまきます。まいたら、種の大きさに合った量の土をかぶせます。

覆土して軽く押さえる(転圧という)と、種と土が密着し、水を吸いやすくなります。強く固めすぎないようにします。

ポーチュラカの種まきでよくある質問

ポーチュラカの種はいつまく?

地域と地温に合わせる。地域、品種、その年の気温で前後するため、本文の適期も確認してください。

ポーチュラカの種はどうやってまく?

育苗が目安です。種の性質に合わせた覆土と、発芽までの水分管理が大切です。

ポーチュラカの種は何cmの深さにまく?

種の大きさや好光性・嫌光性によって異なります。本文の覆土の目安と、購入した種袋の表示を優先してください。

ポーチュラカの種まき後は毎日水やりする?

回数ではなく土の乾き具合で判断します。発芽までは表土を乾かさず、過湿で水がたまる状態は避けます。

ポーチュラカは何日で発芽する?

発芽日数は地温と品種で変わります。種袋の目安を確認し、適温と水分を保って待ちます。

ポーチュラカの種まきに使うもの

草花の種は野菜より小さいものが多く、覆土の厚さで発芽が決まります。光を好む種はほとんど土をかけません。

  • 種まき用土探す言葉「種まき培土 細粒」
    規格の目安
    粒径 2〜3mm の細かいもの。肥料分の少ないもの。
    数量の目安
    セルトレイ 128 穴 1 枚で約 2L。

    粗い土だと、細かい種が粒の隙間に落ちて深く埋まってしまいます。

  • 霧吹き(ハンドスプレー)探す言葉「園芸 霧吹き 大容量」
    規格の目安
    500ml〜1L。霧の細かいもの。

    好光性の種は土をかけないので、ジョウロだと流れます。発芽まではすべて霧で与えます。

  • セルトレイ・浅鉢探す言葉「セルトレイ 育苗 128穴」
    規格の目安
    128 穴のセルトレイか、深さ 5cm 前後の浅い育苗箱。

    種が小さいほど深い容器は要りません。浅いほうが土が乾きすぎず、温度も上がりやすくなります。

  • 園芸ラベル探す言葉「園芸 ラベル 差し込み」
    規格の目安
    差し込み式、長さ 10cm 前後。

    草花は発芽まで 2 週間以上かかるものもあります。まいた日を書いておかないと、待つか諦めるかを判断できません。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 種が大きい草花なら、ポットに直接まけばセルトレイは要りません。
  • 温室やヒーターマットは、暖かい時期にまくなら要りません。

ポーチュラカの長く咲かせるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はポーチュラカの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

ポーチュラカについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる