基本情報
- 系統・区分
- 多肉植物・センペルビウム/基本種
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
古くから屋根植えにも使われた強健種。子株を出して群生する。
概要説明
テクトラムはヨーロッパ原産のセンペルビウムの基本種で、古くから屋根の上に植えると雷除けになると信じられ、種名も屋根を意味する言葉に由来する、この仲間で最も歴史の長い種です。緑の葉の先端が赤紫に染まる直径 5〜10 センチのロゼットを作り、ランナーで子株を出して数年で大きな群生株になります。夏にロゼットの中心から高さ 20〜30 センチの花茎を伸ばして桃色の星形の花を咲かせ、咲いた株は枯れますが周りの子株が残ります。極めて強健で、マイナス 20 度前後まで耐え、雪の下でも痛まず、乾燥にも強いため、寒冷地の屋外に植えっぱなしで育ちます。日本の夏の高温多湿には基本種らしく比較的耐えますが、蒸れると群生株の内部から腐ることがあるので、風通しのよい場所に植え、混みすぎたら子株を間引きます。水はけのよい土なら降雨だけで育ち、鉢植えでは土が乾いてから水を与えます。子株を外して植えるだけで簡単に増やせ、センペルビウムの入門種として最適です。
テクトラムの特徴
- ヨーロッパ原産で屋根に植える風習がある最も歴史の長い基本種
- 緑の葉先が赤紫に染まる直径 5〜10 センチのロゼット
- マイナス 20 度前後まで耐え雪の下でも痛まない
- 基本種らしく夏の高温多湿に比較的耐える
- 子株を外して植えるだけで簡単に増える
向いている使い方
- 寒冷地の屋外に植えっぱなし
- ロックガーデンや屋上緑化
- センペルビウムの入門種
センペルビウムの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはセンペルビウムの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- センペルビウムの置き場所 — 寒さには雪の下でも耐える一方で、日本の梅雨と真夏の蒸れには弱い多肉植物です。季節ごとの置き場所を決めます。
- センペルビウムの水やり — 生育期と休眠期で水の量を大きく変えます。夏の蒸れと冬の凍結を避ける与え方を季節ごとに解説します。
- センペルビウムの植え替え — 二年に一回、生育期の入り口に植え替えます。用土の配合と、子株が混み合った株の整理の仕方を解説します。
- センペルビウムの月別の作業 — 一年の作業を月ごとに整理します。生育期は春と秋の二回、夏は休眠、冬は紅葉と覚えると迷いません。
- センペルビウムの病害虫と障害 — 病害虫はもともと少ない植物ですが、夏の蒸れによる腐れと、白い虫の被害が中心です。見分け方と手当てをまとめます。
- センペルビウムの増やし方 — 親株の周りに出る子株を外して植えれば確実に増えます。外す時期の見きわめと、根が出るまでの管理を解説します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「センペルビウム」、品種に「テクトラム」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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