GadeninEnglishアプリを入れる
アロカシアの増やし方

アロカシアの増やし方|子株の株分けと球根からの芽出し

アロカシアの栽培イメージ

読むのに約 4

植え替えのときに子株を外すか、根の周りにできる小さな球根を水苔で芽出しします。適期はどちらも五月から七月です。

株の状態で方法を選ぶ

アロカシアは茎を切って挿す方法が向かず、根茎の周りにできる子株と球根で増やします。親株の鉢の中を見ると、葉の出ている子株と、丸い豆のような球根が見つかります。どちらがあるかで方法が変わるので、植え替えのときに根鉢を崩して確かめます。

状態方法育つまでの目安
葉が二枚以上ある子株が付いている株分け二〜三か月で独立して育つ
根の周りに丸い球根がある水苔で芽出し一〜二か月で芽、半年で小株
親株の茎が伸びて下葉が落ちた茎の上部を切って挿す発根に一〜二か月。失敗も多い
葉だけ切り取った増やせない葉挿しでは根も芽も出ない

適期は五月から七月

分けた子株や球根が根を出すには二十度以上の気温が要ります。五月中旬から七月に行うと、一か月ほどで根が動き、冬までに葉を数枚つけた株になります。秋に分けると根が出ないまま休眠に入り、多くは腐ります。

分けた株は親株より小さく、光の変化や乾きに弱いものです。作業の前に置き場所と小さな鉢、新しい用土を先に用意しておくと、根を空気にさらす時間が短くなって活着が早まります。

植え替えと同時に行う
親株の植え替えで根鉢を崩すときに子株と球根を集めます。別々の日に掘り返すと親株が二度傷むので、一度で済ませます。
前日から水を控える
土が乾き気味だと根鉢がほぐれやすく、子株の付け根が見つけやすくなります。作業の前日は水を与えません。

子株の株分けの手順

分けたばかりの子株は根が少なく、大きな葉を支えきれずに一〜二枚枯らすことがあります。それでも根茎が固ければ問題なく、新しい根が回ると次の葉から安定します。枯れた葉は付け根が乾いてから切ります。

付け根を持って外す
根鉢を崩し、子株の付け根を持って親から離します。根が絡んでいれば水で土を落としながらほぐし、固い部分は清潔なナイフで切ります。
切り口を乾かす
切り口がある子株は日陰で数時間乾かし、切り口が乾いてから植えます。湿ったまま植えると切り口から腐ります。
三号鉢に植える
水はけのよい土に根茎の上端が一センチ隠れる深さで植えます。大きい鉢は土が乾かず失敗するので、株に合った小さい鉢にします。
明るい日陰で管理
直射を避けた明るい場所に置き、土を軽く湿らせる程度に保ちます。新しい葉が動いたら通常の水やりに戻します。

球根からの芽出しの手順

根の周りにできる直径五ミリから二センチの球根は、湿った水苔に埋めると一〜二か月で芽と根が出ます。土に植えるより腐りにくく、様子も見やすい方法です。小さいほど時間がかかるので、一センチ以上のものを選ぶと成功しやすくなります。

球根は親株の根鉢の縁や鉢底の近くに多くできます。植え替えで捨てる古い土の中にも紛れているので、土をふるいにかけて回収すると数が増えます。

皮をむいて確かめる
球根の外側の茶色い薄皮をむき、中が白く固いものを選びます。柔らかいものや黒いものは腐っているので使いません。
湿った水苔に半分埋める
透明な容器に湿らせた水苔を入れ、球根を半分埋めます。ふたを軽くのせて湿度を保ち、二十五度前後の明るい日陰に置きます。
芽が出たら鉢に移す
根が二〜三センチ、葉が一枚開いたら、水苔ごと小さな鉢の土に植えます。根を無理にはがすと折れるので水苔は付けたままにします。

水苔は乾かさず、かといって水がたまらない程度に保ちます。容器の底に水が見えるなら多すぎます。

茎が伸びた親株の仕立て直し

何年も育てた株は下葉が落ちて茎が丸太のように立ち上がります。見た目を戻したいときは、生育期に茎の上部を葉ごと切り取り、切り口を乾かしてから水苔か土に挿します。発根には一〜二か月かかり、失敗もあるので、残した下の茎からも新芽が出ることを期待して両方を育てます。

切り取った上部は、葉の数を二〜三枚に減らしてから挿すと蒸散が減って発根しやすくなります。葉を全部残すと根が出る前に水を失ってしおれ、そのまま枯れることが多いためです。

気根の下で切る
茎の途中から出ている気根を含めて切ると発根が早まります。切り口は半日以上乾かし、乾いた膜が張ってから挿します。
下の茎は残す
切り残した茎の切り口を乾かし、そのまま鉢で管理すると節から新芽が出ることがあります。水は控えめにして待ちます。

うまくいかないときの原因と立て直し

状態原因立て直し
子株の葉が全部枯れた根が少なく水を吸えない根茎が固ければそのまま待つ。柔らかければ廃棄
球根が黒くなった水苔が湿りすぎ残りの球根を新しい水苔に移し水を減らす
挿した茎が腐った切り口を乾かさなかった腐りを切り戻し、再度乾かしてから挿す
芽が出ても葉が小さい光不足か肥料不足明るい場所へ移し、薄い液肥を与える

アロカシアの挿し木・株分けに使うもの

鉢ものは剪定した枝がそのまま材料になります。水に挿すだけで根が出る種類も多く、道具はほとんど要りません。

  • 挿し木用土(鹿沼土・赤玉土小粒)探す言葉「挿し木 用土 鹿沼土 小粒」
    規格の目安
    鹿沼土か赤玉土の小粒、単用。肥料分のないもの。
    数量の目安
    3 号ポット 1 個で 0.2L。

    肥料分があると、根が出る前に切り口が傷みます。清潔で肥料のない土であることが条件です。

  • 水挿し用の容器探す言葉「ガラス 花瓶 小さい 水耕」
    規格の目安
    口の細いガラス容器。中が見えるもの。

    根の出方を目で確かめられます。水は 2〜3 日に一度替え、切り口が濁ったら洗います。

  • よく切れるはさみ・カッター探す言葉「園芸ばさみ 切れ味 ステンレス」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm。使う前にアルコールで拭きます。

    切り口が潰れると水を吸えません。節の少し下を斜めに一度で切ります。

  • 3 号ポット探す言葉「ポリポット 3号 育苗」
    規格の目安
    直径 9cm(3 号)。

    根が出るまでは小さい容器のほうが乾き具合を見やすく、失敗しても被害が小さくて済みます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 水挿しで根が出る種類なら、用土も発根促進剤も要りません。
  • 多肉植物は切り口を数日乾かしてから挿します。水に挿すと腐ります。

アロカシアの上手に育てるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はアロカシアの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

アロカシアについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる