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アスターの種まきと育苗

アスターの種まき方法と時期|春まきと秋まきの選び方、ポットまきから定植まで

アスターの栽培イメージ
まずここだけ

種まきの結論

種まき時期
アスター(エゾギク)は三月から四月にまく春まきが基本で、関東平野部では七月下…
まき方
直まき / ポットまき
まず確認
アスターは春にまいて夏から秋に咲く一年草です。連作を嫌うので、まく場所と土を…

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アスターは春にまいて夏から秋に咲く一年草です。連作を嫌うので、まく場所と土を毎年変えるところから始めます。

まく時期を作型で決める

アスター(エゾギク)は三月から四月にまく春まきが基本で、関東平野部では七月下旬から九月に咲きます。九月から十月にまいて苗で冬を越させる秋まきもあり、翌年六月から七月に一足早く咲きます。秋まきは霜よけが要るので、初めてなら春まきから始めるのが確実です。

お盆の切り花に間に合わせたいなら、四月上旬までにまいて六月上旬に定植します。まく日から開花までは百日から百二十日が目安です。

作型まき時開花向き不向き
春まき3月中旬〜4月下旬7月下旬〜9月初心者向き。お盆の切り花に
秋まき9月下旬〜10月中旬翌年6〜7月霜よけが必要。暖地向き
遅まき5月上旬〜中旬9月〜10月上旬暑さに当たるが秋の花が長い

寒冷地は四月中旬から五月上旬にまき、秋まきは避けます。暖地は三月上旬からまけます。

種まきの手順

種は細かく発芽率もそこそこなので、直まきより育苗ポットにまいて苗を作る方が管理しやすいです。発芽温度は十五〜二十度で、三月中旬なら日中は屋外、夜は室内に取り込むと安定します。種は光を嫌うので、薄く土をかぶせます。

  1. ポットに種まき用の土

    三号ポットに市販の種まき用土を八分目まで入れ、水をかけて湿らせます。肥料の入った培養土は発芽をそろえにくいので避けます。

  2. 一ポットに三〜四粒

    指先で種を三〜四粒、離して置きます。細かい種なので風のない場所で作業します。土を五ミリほど薄くかぶせます。

  3. 水は霧吹きか底面から

    上からじょうろで水をやると種が流れます。霧吹きで湿らせるか、受け皿に水を張って底から吸わせます。

  4. 五〜十日で発芽

    十五度以上あれば五〜十日で芽が出ます。芽が出たら日当たりのよい場所に移し、徒長(日不足でひょろ長く伸びること)を防ぎます。

覆土して軽く押さえる(転圧という)と、種と土が密着し、水を吸いやすくなります。強く固めすぎないようにします。

連作を避ける場所選び

アスターは同じ場所で続けて育てると、土に残った病原菌で立枯病(株元が腐って倒れる病気)が出やすくなります。一度アスターを育てた場所は三〜四年空けます。狭い庭なら鉢やプランターで毎年新しい培養土を使うのが一番確実な方法です。

花壇に植えるなら、日当たりがよく水はけのよい場所を選び、前の年にアスターや同じキク科の草花を植えていない区画を使います。

場面向き不向き工夫
昨年アスターを植えた花壇避ける3〜4年は別の草花にする
初めての花壇よい日当たりと水はけを確かめる
プランター・鉢最適毎年新しい培養土を使う
水はけの悪い場所避ける高畝にするか鉢植えに切り替える

定植の手順

定植は五月中旬から六月上旬、遅霜の心配がなくなってからです。株間は高性種(草丈六十センチ以上)で二十五〜三十センチ、矮性種(草丈二十〜三十センチ)で十五〜二十センチを取ります。元肥(植える前に土に混ぜておく肥料)は緩効性のものを控えめにします。

二週間前に石灰
アスターは酸性の土を嫌います。定植の二週間前に苦土石灰を一平方メートルあたり百グラム混ぜて耕します。
根鉢を崩さず植える
ポットから抜いた苗を、根鉢の上面が地面と同じ高さになるように植えます。深植えは立枯病の入口になります。
高性種は支柱を用意
草丈六十センチを超える品種は、定植のときに支柱を立てておきます。伸びてから立てると根を傷めます。

定植は曇りの日か夕方に行い、翌日まで直射日光を避けると根付きが早くなります。

発芽しない・苗が倒れるときの原因

種をまいて二週間たっても芽が出ないなら、温度不足か土のかぶせすぎ、または水のやりすぎで種が腐ったかのどれかです。発芽したのに苗が根元から倒れるのは、水の多い土で起こる苗立枯病か、日不足による徒長です。姿を見て原因を切り分けます。

症状原因やり直し方
2週間たっても芽が出ない温度不足・土が厚い室内の暖かい場所でまき直す
芽が出てすぐ根元から倒れる苗立枯病。水の多い土新しい土で薄まき。水を控える
ひょろ長く伸びて倒れる日不足の徒長日当たりへ出し、間引いて風を通す
双葉のまま大きくならない肥料切れ・根詰まり薄い液肥。本葉が出たら定植

間引きと苗の育て方

本葉が二枚になったら、一ポット一本に間引きます。残す苗は茎が太く葉の色が濃いもので、細く伸びた苗ははさみで根元から切ります。本葉が四〜五枚になり根がポットに回ったら定植の時期で、まいてから四十〜五十日が目安です。

育苗中の水やりは、ポットの土の表面が乾いてからにします。常にぬれていると苗立枯病が出やすく、乾かし気味に育てた苗の方が定植後の根の張りがよくなります。液肥は本葉二枚のころに一回、規定の二倍に薄めてやれば十分です。

時期苗の姿作業
発芽後1週間双葉が開く日当たりに出す。水は乾いたら
本葉2枚ポットが込み合う1本に間引く。薄い液肥を1回
本葉4〜5枚根がポットの底に見える定植する

間引きは引き抜かず、はさみで切ります。残す苗の根を傷めないためです。

アスターの種まきでよくある質問

アスターの種はいつまく?

アスター(エゾギク)は三月から四月にまく春まきが基本で、関東平野部では七月下…。地域、品種、その年の気温で前後するため、本文の適期も確認してください。

アスターの種はどうやってまく?

直まき / ポットまきが目安です。種の性質に合わせた覆土と、発芽までの水分管理が大切です。

アスターの種は何cmの深さにまく?

種の大きさや好光性・嫌光性によって異なります。本文の覆土の目安と、購入した種袋の表示を優先してください。

アスターの種まき後は毎日水やりする?

回数ではなく土の乾き具合で判断します。発芽までは表土を乾かさず、過湿で水がたまる状態は避けます。

アスターは何日で発芽する?

発芽日数は地温と品種で変わります。種袋の目安を確認し、適温と水分を保って待ちます。

アスターの間引きはいつする?

葉が触れ合い始めた段階で、生育の良い株を残しながら数回に分けます。詳しい段階は本文で確認してください。

アスターの種まきに使うもの

草花の種は野菜より小さいものが多く、覆土の厚さで発芽が決まります。光を好む種はほとんど土をかけません。

  • 種まき用土探す言葉「種まき培土 細粒」
    規格の目安
    粒径 2〜3mm の細かいもの。肥料分の少ないもの。
    数量の目安
    セルトレイ 128 穴 1 枚で約 2L。

    粗い土だと、細かい種が粒の隙間に落ちて深く埋まってしまいます。

  • 霧吹き(ハンドスプレー)探す言葉「園芸 霧吹き 大容量」
    規格の目安
    500ml〜1L。霧の細かいもの。

    好光性の種は土をかけないので、ジョウロだと流れます。発芽まではすべて霧で与えます。

  • セルトレイ・浅鉢探す言葉「セルトレイ 育苗 128穴」
    規格の目安
    128 穴のセルトレイか、深さ 5cm 前後の浅い育苗箱。

    種が小さいほど深い容器は要りません。浅いほうが土が乾きすぎず、温度も上がりやすくなります。

  • 園芸ラベル探す言葉「園芸 ラベル 差し込み」
    規格の目安
    差し込み式、長さ 10cm 前後。

    草花は発芽まで 2 週間以上かかるものもあります。まいた日を書いておかないと、待つか諦めるかを判断できません。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 種が大きい草花なら、ポットに直接まけばセルトレイは要りません。
  • 温室やヒーターマットは、暖かい時期にまくなら要りません。

アスターの長く咲かせるコツは作物ページに

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