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ドウダンツツジの増やし方

ドウダンツツジの増やし方|挿し木と取り木で同じ株を増やす

ドウダンツツジの栽培イメージ

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ドウダンツツジは6月の挿し木で増やせます。太い枝が欲しいなら取り木も使えます。手順と失敗の直し方をまとめました。

挿し木か取り木かを選ぶ

ドウダンツツジは6月から7月に、その年に伸びた枝を使う挿し木で増やせます。発根率は比較的高く、数本挿せば半分以上は付きます。すぐに大きな株が欲しいなら、枝を地面に伏せて根を出させる取り木が向きます。種からも育てられますが、花が咲くまで年数がかかり、家庭ではほとんど行いません。

挿し木で作った苗は、鉢で2年から3年育ててから庭に植えます。生け垣を作るために本数が必要なら、剪定の時期と挿し木の時期が重なるので、刈り込んだ枝から挿し穂を取ると無駄がありません。

目的向く方法時期
数を増やす挿し木6〜7月
大きな株を早く得る取り木3〜4月に伏せて翌春に切り離す
刈り込み枝を活用する挿し木花後の刈り込み直後

挿し木の枝は、緑色から茶色に変わりかけた、曲げると少ししなる硬さのものが最も付きやすいです。

挿し木の手順

6月から7月に、その年に伸びた枝の先端を10センチほど切ります。下の葉を落として上に3枚から4枚残し、切り口を鋭利なナイフで斜めに切り直して1時間ほど水に浸けます。用土は鹿沼土の細粒か、鹿沼土と赤玉土小粒を混ぜたもので、肥料分のないものを使います。

挿した後は明るい日陰に置き、土を乾かさないようにします。発根まで1か月から2か月かかり、新芽が動き始めたら根が出た合図です。秋までは動かさず、翌年の春に鉢上げします。

挿し穂を作る
今年伸びた枝の先端を10センチほど切り、下半分の葉を落とします。葉が大きければ半分に切って蒸散を減らします。
水に浸ける
切り口をナイフで斜めに切り直し、1時間ほど水に浸けて水を吸わせます。はさみで潰れた切り口のままだと水を吸えず、発根率が下がります。
鹿沼土に挿す
鹿沼土の細粒を入れた鉢に割りばしで穴を開け、挿し穂の3分の1が埋まる深さに挿します。周りの土を指で押さえます。
日陰で乾かさない
明るい日陰に置き、土の表面が乾く前に水を与えます。鉢ごと透明な袋で覆うと湿度が保てて成功率が上がります。

取り木で大きな株を作る

取り木は、親株の枝に根を出させてから切り離す方法で、挿し木より大きな苗が一度に得られます。株元近くの枝を3月から4月に地面に伏せて土をかけ、翌年の春に根が出ているのを確かめて切り離します。枝の樹皮を少し削っておくと発根が早まります。

伏せた枝は途中で浮き上がらないよう、針金の留め具か石で押さえます。1年の間、土が乾かないように株元と同じく腐葉土で覆っておきます。

枝を選ぶ
地面に届く長さの、鉛筆ほどの太さの枝を選びます。若くてしなやかな枝ほど根が出やすいです。
樹皮を削って伏せる
土に埋める部分の樹皮を2センチほど削り、その部分を5センチの深さに埋めて針金で押さえます。枝先は土から出しておきます。
翌春に切り離す
翌年の3月に土を少し掘って根を確かめ、白い根が数本あれば親株側の枝を切ります。鉢に植えて日陰で1か月養生します。

鉢上げと苗の育て方

挿し木の苗は翌年の3月に、鹿沼土と腐葉土を混ぜた土で3号ポットに1本ずつ植えます。根が細くて切れやすいので、土ごと持ち上げて移します。鉢上げ後は明るい日陰で1か月ほど養生してから日なたに出します。肥料は5月から緩効性の粒状肥料を少量置きます。

苗は2年目に5号鉢に植え替え、3年目の春に庭へ植えます。この間に花後の刈り込みを軽く行っておくと、枝が細かく分かれて生け垣向きの姿になります。

3月に鉢上げする
発根した苗を土ごと持ち上げ、3号ポットに植えます。根を引っ張らず、崩さないようにします。
1か月日陰で養生する
鉢上げ後は明るい日陰に置き、水を切らさないようにします。新芽が伸び始めたら日なたに出します。
2年目に植え替える
翌年の3月に5号鉢へ植え替えます。3年目の春に庭へ植えると根付きが良いです。鉢のうちに花後の刈り込みを軽くしておくと枝が細かく分かれます。

挿し木が失敗するときの原因

挿し木が枯れる原因は、枝の硬さの選び間違い、土の乾燥、直射日光の3つがほとんどです。硬くなりすぎた枝は根が出る前に枯れ、柔らかすぎる枝は腐ります。挿して2週間で葉が黒く落ちたら乾燥か日焼け、1か月以上たっても枝が茶色く変わったら枝の硬さが合っていません。

肥料の入った培養土に挿すと切り口が腐ります。必ず肥料分のない鹿沼土か赤玉土を使い、発根して鉢上げするまで肥料を与えません。

症状原因次に直すこと
2週間で葉が黒く落ちる乾燥か直射日光日陰に置き、袋で覆って湿度を保つ
茎の根元が黒く腐る土の過湿か肥料入りの土鹿沼土に替え、水を減らす
1か月で枝全体が茶色くなる枝が硬すぎた6月の柔らかめの枝でやり直す
根が出たのに冬に枯れる秋に鉢上げして根を傷めた翌春まで動かさない

ドウダンツツジの挿し木・接ぎ木に使うもの

木を増やす方法は挿し木と接ぎ木で、要るものが違います。まず自分の木がどちらで増えるかを確かめます。

  • 挿し木用土(鹿沼土・赤玉土小粒)探す言葉「挿し木 用土 鹿沼土」
    規格の目安
    鹿沼土か赤玉土の小粒、単用。肥料分のないもの。
    数量の目安
    3 号ポット 1 個で 0.2L。

    肥料分があると、根が出る前に切り口が傷みます。清潔で肥料のない土であることが条件です。

  • 発根促進剤探す言葉「発根促進剤 挿し木 ルートン」
    規格の目安
    粉末を切り口に付けるタイプ。

    木は草花より根が出にくく、種類によっては差がはっきり出ます。

  • 接ぎ木用ナイフ探す言葉「接ぎ木ナイフ 園芸」
    規格の目安
    片刃で、刃の平らなもの。よく研げるもの。

    接ぎ木は切り口の面が合うかどうかがすべてです。普通のカッターでは平らな面を作れません。

  • 接ぎ木テープ探す言葉「接ぎ木テープ 園芸」
    規格の目安
    伸びて自然に劣化するタイプ。幅 20〜30mm。

    接いだところを密着させ、乾燥を防ぎます。外し忘れると幹に食い込むので、劣化するものが安全です。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 挿し木で増える種類なら、接ぎ木の道具は要りません。
  • 苗木を買うほうが早く実を付ける木も多く、増やすのは趣味の範囲と割り切る選択もあります。

ドウダンツツジの上手に育てるコツは作物ページに

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