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アイビーの増やし方

アイビーの増やし方|挿し木と水挿しの手順、根付くまでの管理

アイビーの栽培イメージ

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挿し木と水挿しで簡単に増やせます。適期は五月から六月と九月。切り戻した茎を使うと無駄がありません。

挿し木か水挿しかを選ぶ

アイビーは最も増やしやすい観葉植物の一つで、茎を切って土か水に挿すだけで根が出ます。土に挿す挿し木は根付いた後の管理が楽で、水に挿す水挿しは根が出る様子が見えて確実です。下の表で目的に合う方法を選びます。

目的方法根が出るまで
まとめてたくさん増やしたい挿し木二〜四週間
失敗なく確実に増やしたい水挿し一〜三週間
水に入れて飾りながら増やしたい水挿し一〜三週間
伸びすぎた株を仕立て直したい切り戻した茎で挿し木二〜四週間

適期と枝の選び方

適期は気温が二十度前後で安定する五月から六月と、暑さが落ち着く九月です。真夏は蒸れて腐りやすく、冬は根が出るまでに時間がかかります。室内なら十月から十一月でも根付きますが、日数は倍ほどかかります。

挿し穂には、今年伸びた若い茎の先端から十センチほどを使います。古く硬くなった茎は根が出にくく、細すぎる茎は挿した後に腐ります。斑入り品種は、斑がはっきり出ている茎を選びます。

若い茎の先端を十センチ切る
節が三〜四個含まれる長さで、清潔なハサミで切ります。切り戻しで出た茎をそのまま使って構いません。
下半分の葉を取る
下の節の葉を二〜三枚取り、上の葉を二〜三枚残します。葉が多すぎると水分が抜けてしおれます。
気根のある茎を選ぶ
茎の節から出ている茶色の小さな根が気根です。気根のある茎は挿すとすぐ根が伸びるので、優先して使います。

挿し木の手順

根が出たかどうかは、茎を軽く引いて抵抗があるか、新しい葉が開いたかで判断します。二週間たっても動きがなければ、土が乾いていないか、置き場所が暗すぎないかを確かめます。葉がしおれているなら水を足し、葉が黄色いなら過湿の目安なので水を控えます。

土は赤玉土の小粒か挿し木用土
肥料の入っていない清潔な土を使います。市販の挿し木用の土か、赤玉土の小粒だけで十分です。
割り箸で穴を開けて挿す
土を湿らせ、割り箸で穴を開けてから挿し穂を二〜三センチ挿します。直接押し込むと切り口が傷みます。三号鉢に三〜五本まとめて挿せます。
明るい日陰で乾かさない
直射日光の当たらない明るい場所に置き、土の表面が乾いたら霧吹きか水やりで湿らせます。乾かさないことが最も大切です。
新芽が出たら根付いた合図
二〜四週間で茎の先に新しい葉が出てきたら根が出ています。軽く引いて抵抗があれば、通常の水やりに切り替えます。

根付いた苗は、二〜三か月後に一本ずつ鉢上げするか、まとめて一鉢に植えてこんもりした株に仕立てます。

水挿しの手順

水挿しは、切った茎をコップの水に挿しておくだけの方法です。一〜三週間で節から白い根が出てきます。根が三センチほどに伸びたら土に植えますが、水の中で出た根は土に慣れるまで時間がかかるので、植えた後は特に乾かさないようにします。

根の出方が遅いと感じたら、置き場所を明るい窓辺に変え、水温が冷たすぎないかを確かめます。二十度前後の水温が発根には最も向きます。

水に浸かる葉を取る
水に葉が浸かると腐って水が濁ります。下の葉を取り、節が二個以上水に入るようにします。
水は二〜三日に一度替える
水が濁ると根が出にくくなります。夏は毎日、それ以外は二〜三日に一度、新しい水に替えます。容器も洗います。
根が三センチで土に植える
根が伸びすぎると土に植えたときに傷みます。三センチほどで取り出し、湿らせた土に植えて二週間は乾かさないようにします。

水に挿したまま長く楽しむこともできます。その場合は月に一度、薄めた液体肥料を数滴入れると葉の色が保てます。

根付いた後の管理

鉢上げは根が回ってから
挿し木鉢の底から根が見えるか、株を軽く引いて動かなくなったら鉢上げします。根を崩さず、観葉植物用の土に植えます。
肥料は一か月後から
鉢上げ直後は肥料を与えません。一か月ほど経って新芽が伸び始めたら、薄めた液体肥料を二週間に一度与えます。
摘心でこんもりさせる
苗が十五センチほどに伸びたら先端を摘心(茎の先を摘んで枝分かれさせること)します。わき芽が増えて葉の密な株になります。

うまく根が出ないときの原因と直し方

場面考えられる原因直し方
挿し穂の茎が黒く腐った土が湿りすぎか、真夏に挿した清潔な土に替え、涼しい時期にやり直す
葉がしおれて枯れた乾燥か、直射日光葉を減らし、明るい日陰で霧吹きをする
いつまでも根が出ない古い硬い茎を使った若い茎の先端を使う。気根のある節を選ぶ
水挿しの水が濁って腐る水替えの間隔が長い毎日〜二日に一度替え、容器を洗う
土に植えたらしおれた水の根が土に慣れていない二週間は乾かさず、明るい日陰で管理

挿し木は数本まとめて挿すのが基本です。数本枯れても残りが根付けば成功と考えます。

アイビーの挿し木・株分けに使うもの

鉢ものは剪定した枝がそのまま材料になります。水に挿すだけで根が出る種類も多く、道具はほとんど要りません。

  • 挿し木用土(鹿沼土・赤玉土小粒)探す言葉「挿し木 用土 鹿沼土 小粒」
    規格の目安
    鹿沼土か赤玉土の小粒、単用。肥料分のないもの。
    数量の目安
    3 号ポット 1 個で 0.2L。

    肥料分があると、根が出る前に切り口が傷みます。清潔で肥料のない土であることが条件です。

  • 水挿し用の容器探す言葉「ガラス 花瓶 小さい 水耕」
    規格の目安
    口の細いガラス容器。中が見えるもの。

    根の出方を目で確かめられます。水は 2〜3 日に一度替え、切り口が濁ったら洗います。

  • よく切れるはさみ・カッター探す言葉「園芸ばさみ 切れ味 ステンレス」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm。使う前にアルコールで拭きます。

    切り口が潰れると水を吸えません。節の少し下を斜めに一度で切ります。

  • 3 号ポット探す言葉「ポリポット 3号 育苗」
    規格の目安
    直径 9cm(3 号)。

    根が出るまでは小さい容器のほうが乾き具合を見やすく、失敗しても被害が小さくて済みます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 水挿しで根が出る種類なら、用土も発根促進剤も要りません。
  • 多肉植物は切り口を数日乾かしてから挿します。水に挿すと腐ります。

アイビーの上手に育てるコツは作物ページに

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