GadeninEnglishアプリを入れる
レモンバーベナの水やりと追肥

レモンバーベナの水やりと追肥|乾きやすい鉢の水管理と香りを保つ肥料の量

レモンバーベナの栽培イメージ

読むのに約 4

葉が多く水をよく吸う一方、過湿には弱い植物です。肥料は控えめにして、摘心で株を茂らせます。

置き場所と季節で水やりを決める

レモンバーベナは葉の面積が大きく、夏は一日で鉢が乾きます。それでいて根は湿った土を嫌うので、乾いたらたっぷり、乾くまで待つという切り替えを季節ごとに調整します。下の表で自分の環境を確かめてください。

場面水やりの目安注意すること
鉢植え・春と秋表面が乾いたらたっぷり、二〜三日に一回受け皿に水をためない
鉢植え・真夏朝に毎日。夕方にしおれていれば夕方も日中の高温時は与えない
鉢植え・落葉後の冬十日〜二週間に一回、少量完全に乾かすと根が死ぬ
地植え・根付いた株基本は雨任せ十日以上雨がなければ株元へ

水やりの手順

水やりは回数を決めるのではなく、鉢の乾き方に合わせます。同じ鉢でも葉が茂る七月は五月の倍の速さで乾くので、月ごとに土を触る回数を増やして目安を更新します。

指で土の中を確かめる
土に指を第二関節まで入れ、中まで乾いていたら与えます。表面が乾いても中が湿っていれば、まだ待ちます。
鉢底から流れるまで与える
与えるときは鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。葉には掛けず株元に注ぐと、葉の病気を防げます。
夏は朝に与える
真夏は朝のうちに与えます。夕方に葉がしおれていても、土が湿っていれば水切れではなく暑さによる一時的なものです。

鉢を持ち上げて重さを覚えておくと、土を触らなくても乾き具合が分かります。水やり直後と乾いたときの差は思ったより大きいものです。

追肥は控えめで足りる

レモンバーベナは肥料が多いと葉は大きくなりますが香りが薄くなり、アブラムシも付きやすくなります。植え付け時の元肥(植える前に土へ混ぜる肥料)が緩効性肥料なら、その後の追肥(育ちの途中で足す肥料)は生育期に二回で十分です。

時期肥料の種類量の目安
5月中旬(新芽が伸び始めたころ)緩効性の固形肥料鉢の縁に規定量の半分
7月上旬(一回目の収穫後)緩効性の固形肥料同じく規定量の半分
8月〜9月与えない暑さで根が弱っているため
10月以降与えない落葉に向かう時期

液体肥料を使うなら、五〜七月に二週間に一回、規定の倍に薄めて水やり代わりに与えます。

摘心で株を茂らせる

放っておくと一本の茎がまっすぐ伸び、葉の付いた部分が上のほうだけになります。伸びた枝先をこまめに摘むと脇から枝が出て、収穫できる葉の量が二〜三倍に増えます。摘んだ葉はそのままお茶に使えます。

二十センチで最初の摘心
株の高さが二十センチほどになったら、枝先を一〜二節分摘みます。脇芽が伸びて枝が二本になります。
枝が伸びるたびに繰り返す
伸びた枝が十五センチほどになるたびに先を摘みます。六月までに三〜四回繰り返すと、横に広がった株になります。
夏の終わりに切り戻す
八月下旬に全体を三分の一ほど切り戻すと、秋に新しい葉がそろい、香りの良い葉をもう一度収穫できます。

摘心した枝先は捨てずにお茶にします。柔らかい若葉は生のお茶に最も向いています。

葉の色で足りない・多すぎるを判断する

水と肥料の過不足は葉に出ます。健全な株の葉は明るい黄緑で、こすると強く香ります。色が変わったときは土の湿り具合を確かめてから対処します。

葉の状態考えられる原因手当て
全体に黄色く、下葉から落ちる水のやりすぎ土が乾くまで待ち、鉢なら風通しの良い場所へ
葉が縮れて先が茶色い水切れが繰り返された朝の水やりを欠かさず、鉢を大きくする
葉が大きいが香りが弱い肥料が多い追肥を止め、枝先を摘んで葉を更新する
葉が小さく色が薄い肥料切れか根詰まり薄い液体肥料を与え、春に植え替える

葉の色だけで決めず、必ず土を触って湿り具合を確かめます。黄色い葉でも土が乾いていれば水切れ、湿っていれば過湿と、対処は正反対になります。

管理でよくある失敗と戻し方

レモンバーベナは丈夫ですが、夏の水切れと冬の乾かしすぎで株を失う人が多い植物です。しおれたときは、土を触って湿っているか乾いているかを確かめてから対処します。

二年目以降の鉢植えで水をやってもすぐ乾く、葉が小さくなったという姿が見えたら根詰まりです。春に一回り大きな鉢へ植え替えるか、根を三分の一切って同じ鉢に戻します。

夏に葉が一斉にしおれたとき
土が乾いていれば鉢ごとバケツの水に十分ほど浸けます。半日で戻れば水切れです。土が湿っているのにしおれるなら根腐れなので、水を止めて日陰に移します。
アブラムシが付いたとき
新芽に集まるので、見つけたら指でつぶすか水で洗い流します。肥料が多いと付きやすいので、追肥を止めます。
ハダニで葉が白くかすれたとき
乾燥した夏に葉裏に付きます。葉裏に強めの水を掛けて洗い流し、数日続けます。葉水を朝に続けると予防になります。

レモンバーベナの育てている間に使うもの

ハーブは肥料を与えすぎると、葉は茂っても香りが薄くなります。他の植物より控えめが基本です。

  • ハーブ用の培養土探す言葉「ハーブ 培養土 水はけ」
    規格の目安
    水はけ重視の配合。「ハーブ・野菜用」と書かれたもの。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個で約 8L、65cm プランターで 12〜15L。

    地中海原産のものが多く、乾き気味を好みます。水もちのよい土だと根が傷みます。

  • 液体肥料(薄めて使う)探す言葉「液体肥料 ハーブ」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液を、さらに薄めて使います。

    与えすぎると香りが薄くなります。月 1 回、規定の半分の濃さから試すのが安全です。

  • 摘芯用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 摘芯 細かい」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    先端を摘むと、その下の節から枝が 2 本出ます。これを繰り返すと収穫量が増えます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 肥料は控えめでよいので、種類を買いそろえる必要はありません。
  • 花が咲く前に摘めば、香りの落ちる時期を遅らせられます。道具は要りません。

レモンバーベナの収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はレモンバーベナの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

レモンバーベナについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる