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ルピナスの種まきと直まき

ルピナスの種まき方法と時期|直根を傷めない直まきと秋まきの適期

ルピナスの栽培イメージ
まずここだけ

種まきの結論

種まき時期
地域と地温に合わせる
まき方
直まき / ポットまき
まず確認
ルピナスは太い直根を持ち移植を嫌います。秋に本来の場所へ直まきするか、ポット…

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ルピナスは太い直根を持ち移植を嫌います。秋に本来の場所へ直まきするか、ポットに一粒ずつまいて根を崩さず植えるのが基本です。

種まきの手順

ルピナスはゴボウのようにまっすぐ下へ伸びる直根を持ち、途中で切れると株が立ち直りにくい花です。苗床にまいて後から移すやり方は向かず、花壇に直接まくか、深めのポットに一粒ずつまいて根鉢を崩さずに植え付けます。

どちらにするかは、まく場所の準備が間に合うか、冬の寒さから守る手段があるかで決めます。関東平野部の露地なら直まきでも冬を越せますが、寒冷地や北風の強いベランダではポットまきの方が管理しやすいです。

覆土して軽く押さえる(転圧という)と、種と土が密着し、水を吸いやすくなります。強く固めすぎないようにします。

場面向くまき方理由
花壇に場所がある直まき根を一度も動かさず最も丈夫に育つ
植える場所が秋に空かない深めのポットに一粒根鉢を崩さず冬のうちに定植できる
寒冷地や北風の強い場所ポットまきで軒下管理冬の間だけ霜と風を避けられる
鉢植えで楽しむ最終の鉢に直まき深さ25センチ以上の鉢なら植え替え不要

土は酸性寄りで水はけよく、肥料は少なめ

ルピナスはマメ科で、根に付く根粒菌が空気中の窒素を取り込みます。ほかの草花のように元肥(植える前に土へ混ぜておく肥料)をたっぷり入れると葉ばかり茂って花穂が小さくなるので、肥料は控えめにします。

土の酸度は弱酸性から中性を好み、石灰を強くまいた直後の花壇は避けます。粘土質で水がたまる場所は直根が腐りやすいので、腐葉土と川砂を混ぜて20〜30センチの深さまで耕し、高畝にしてから種をまきます。

深く耕して直根の通り道を作る
根が下へまっすぐ伸びられるよう、まく場所は30センチほど掘り返して石や固い層を取り除きます。浅く耕した場所では根が曲がって株が倒れやすくなります。
石灰は控えるか少量
酸性を嫌う草花と同じ感覚で石灰を入れると、根粒菌の働きが弱ります。前作で石灰を入れた場所なら追加せず、腐葉土だけで整えます。
元肥は緩効性を一つまみ
一株あたり緩効性肥料を小さじ一杯程度に留めます。リン酸分の多いものを選ぶと花穂が充実し、窒素の多いものは避けます。

冬のロゼットを守る

秋まきの株は冬を葉が地面に張り付いたロゼットの姿で過ごします。この状態のルピナスは氷点下5度ほどまで耐えますが、霜柱で根が持ち上がると細根が切れて春の伸びが鈍ります。

株元にバークチップや腐葉土を2〜3センチ敷くと霜柱を防げます。ポット苗は軒下の日当たりに置き、乾いたら日中に水をやり、夕方には土が湿りすぎていないことを確かめておきます。

霜柱が立ったら株元を押さえる
朝に土が持ち上がっているのを見つけたら、日中に土が緩んでから株元を手で軽く押さえて根を土に密着させます。
冬の水やりは午前中に
露地はほぼ雨だけで足ります。鉢とポットは表土が乾いて2〜3日たってから、午前中に鉢底から流れるまでやります。
ポット苗は2月中に定植
根がポットの底に回り始めたら、寒くても2月中に植え付けます。3月以降に植えると根が回りきって花穂が短くなります。

発芽しない・苗が消えるときの原因と立て直し

ルピナスの種まきで多い失敗は、発芽しないことと、発芽後の苗が突然しおれて消えることです。前者は種皮の硬さと温度、後者は過湿と立枯れが原因のほとんどを占めます。

症状考えられる原因立て直し
2週間たっても芽が出ない種皮が硬く吸水していない残りの種を一晩水につけてまき直す
芽は出たが根元から倒れる土が湿りすぎて立枯れ水を控え、新しい土に場所を変えてまき直す
移植したら数日でしおれた直根が切れた回復しにくいので次から直まきかポットまきに
葉が黄色く小さい肥料過多か土が固い肥料を止め、周りを軽くほぐして様子を見る

9月上旬の残暑の中でまくと発芽後に高温で溶けることがあります。最高気温が25度を下回るころが目安です。

秋まきが基本、春まきは小型品種に限る

関東平野部では9月下旬から10月中旬にまき、冬の間にロゼットの状態で根を張らせ、翌年の4月下旬から6月に咲かせます。秋まきの株は根が深く入るので、花穂が太く長くなります。

春まきは3月中旬から4月上旬で、その年の初夏に咲きますが、開花までの日数が足りず花穂が短くなりがちです。春まきをするなら草丈の低い一年草タイプの品種を選び、大型の宿根タイプは秋まきに回します。

種を一晩水につける
ルピナスの種皮は硬く、そのままでは吸水に時間がかかります。まく前日にぬるま湯に一晩つけ、ふくらんだものからまくと発芽が揃います。
深さ1センチに一粒ずつ
直まきなら株間25〜40センチで一か所に2〜3粒、ポットなら一粒です。覆土は1センチほどで、豆と同じ大きさの種なので浅すぎると乾いて発芽が止まります。
発芽まで乾かさない
発芽適温は15〜20度で、7〜14日ほどで芽が出ます。表土が白く乾いたら朝に水をやり、日中の高温を避けて明るい日陰に置くと揃いやすいです。
本葉2〜3枚で一本にする
一か所に複数まいた場合は、本葉が2〜3枚のころに元気な一本を残してほかを根元でハサミで切ります。引き抜くと残す株の根まで動いてしまいます。

種の色が濃く硬いものほど休眠が深く、ふくらまないものは種皮に軽く傷を付けてからまき直すと出ることがあります。

ルピナスの種まきでよくある質問

ルピナスの種はいつまく?

地域と地温に合わせる。地域、品種、その年の気温で前後するため、本文の適期も確認してください。

ルピナスの種はどうやってまく?

直まき / ポットまきが目安です。種の性質に合わせた覆土と、発芽までの水分管理が大切です。

ルピナスの種は何cmの深さにまく?

種の大きさや好光性・嫌光性によって異なります。本文の覆土の目安と、購入した種袋の表示を優先してください。

ルピナスの種まき後は毎日水やりする?

回数ではなく土の乾き具合で判断します。発芽までは表土を乾かさず、過湿で水がたまる状態は避けます。

ルピナスは何日で発芽する?

発芽日数は地温と品種で変わります。種袋の目安を確認し、適温と水分を保って待ちます。

ルピナスの種まきに使うもの

草花の種は野菜より小さいものが多く、覆土の厚さで発芽が決まります。光を好む種はほとんど土をかけません。

  • 種まき用土探す言葉「種まき培土 細粒」
    規格の目安
    粒径 2〜3mm の細かいもの。肥料分の少ないもの。
    数量の目安
    セルトレイ 128 穴 1 枚で約 2L。

    粗い土だと、細かい種が粒の隙間に落ちて深く埋まってしまいます。

  • 霧吹き(ハンドスプレー)探す言葉「園芸 霧吹き 大容量」
    規格の目安
    500ml〜1L。霧の細かいもの。

    好光性の種は土をかけないので、ジョウロだと流れます。発芽まではすべて霧で与えます。

  • セルトレイ・浅鉢探す言葉「セルトレイ 育苗 128穴」
    規格の目安
    128 穴のセルトレイか、深さ 5cm 前後の浅い育苗箱。

    種が小さいほど深い容器は要りません。浅いほうが土が乾きすぎず、温度も上がりやすくなります。

  • 園芸ラベル探す言葉「園芸 ラベル 差し込み」
    規格の目安
    差し込み式、長さ 10cm 前後。

    草花は発芽まで 2 週間以上かかるものもあります。まいた日を書いておかないと、待つか諦めるかを判断できません。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 種が大きい草花なら、ポットに直接まけばセルトレイは要りません。
  • 温室やヒーターマットは、暖かい時期にまくなら要りません。

ルピナスの長く咲かせるコツは作物ページに

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