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ネオレゲリアの増やし方

ネオレゲリアの増やし方|子株を育てて親株から世代交代させる手順

ネオレゲリアの栽培イメージ

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親株は花のあと枯れ、根元の子株が次の株になります。切り離す大きさの目安と植え付けをまとめます。

親株から子株へ入れ替わる植物

ネオレゲリアの花は、筒の底で小さく短く咲きます。派手な花穂は立たず、水面すれすれに青や白の花がいくつか開いて終わるので、気付かないうちに咲いていることもあります。この開花を合図に、株の一生は最終盤に入ります。

花が終わった親株は、それ以上大きくならずに一〜二年かけてゆっくり枯れていきます。その代わり根元から吸芽と呼ばれる子株が一〜三本出て、これが次の株になります。枯れかけた親株を見て失敗と思う必要はなく、順番どおりの世代交代です。

状態判断やること
中心が色づき筒の底に花が見える開花中明るい場所で通常の管理を続ける
花が終わり根元に小さな子株世代交代の入口親株を切らず子株を育てる
子株が親の三分の一〜半分切り離しの適期五月から八月に外して植える
親株が枯れ子株だけ残った植え替えとして扱う大きさに関わらず植え直す

親株が枯れ始めても、緑の葉が残っているうちは子株へ養分を送っています。茶色く枯れた葉だけを外側から取ります。

切り離す大きさを見極める

子株を外す目安は、親株の三分の一から半分の大きさになったころです。これより小さいうちに外すと、自分で水を吸えず枯れることが多くなります。反対に親と同じくらいまで育つと、親子で養分を取り合って両方が小さくなります。

大きさと合わせて、子株の根元に短い根が見えているかも確かめます。根が出ていれば根付きは早く、見えていなくても葉が五枚以上あって株の形になっていれば外せます。迷うなら、もうひと回り大きくなるまで待つほうが失敗しません。

大きさ外せるか理由
親の三分の一以下で根が見えないまだ待つ自分で水を吸えず枯れやすい
親の三分の一〜半分で短い根がある外せる根付きが早く失敗が少ない
親と同じくらいの大きさすぐ外す親子で養分を取り合い両方が小さくなる
親株が枯れて子株だけ残った大きさを問わず植え直す親から養分を得られないため

子株の切り離し方

適期は最低気温が十五度を超える五月から八月です。九月以降に外すと冬までに根が張らず、寒さで枯れることがあります。作業の前に筒の水を捨て、株を横に倒しておくと、切り離すときに水がこぼれて用土を濡らしません。

子株は親株の付け根から太い茎でつながっています。手でちぎると子株の芯まで裂けて腐るので、必ず清潔なナイフで切り離します。切り口はできるだけ小さくし、切ったあと半日から一日は日陰に置いて乾かしてから植えます。

親株ごと鉢から抜く
筒の水を捨ててから鉢を抜き、用土を落として子株のつながっている位置と根の有無を確かめます。
ナイフで付け根から切る
清潔なナイフを子株の付け根に当て、一度で切り離します。手でちぎると芯まで裂けて切り口から腐ります。
切り口を半日乾かす
切り離した子株を日陰に半日から一日置き、切り口を乾かします。濡れたまま植えるとそこから腐ります。
親株は元の鉢に戻す
親株に緑の葉が残っていれば元の鉢に戻します。次の子株がさらに出ることがあるので、枯れ切るまで捨てません。

植え付けと根付くまでの管理

外した子株は三号ほどの小さい鉢に、ミズゴケか粗いバークで植えます。根がほとんどないので用土は水を抱えないものを選び、株元が埋まらないように浅く植えます。ぐらつくときは割り箸を三本立てて挟み、株が動かないようにします。

植えたら小さな筒に少量の水を入れ、風の当たらない明るい日陰に置きます。用土への水やりは表面が乾いてからで十分です。根付くまで一〜二か月かかるので、その間は動かさず、株を引いて確かめたりせずに待ちます。

小さい鉢に浅く植える
三号ほどの鉢にミズゴケか粗いバークで浅く植えます。株元を埋めると付け根から腐って中心が抜けます。
支えて動かないようにする
割り箸を三本立てて株を挟み、ぐらつきを止めます。株が動くと新しい根が伸びず、いつまでも根付きません。
筒に少量の水を入れる
小さな筒にも水がたまります。少量だけ入れて週に一回替えます。用土は表面が乾いてから与えます。
根付いてから肥料を与える
中心から新しい葉が出たら根付いた合図です。そこから薄めた液体肥料を月に一〜二回、葉に霧吹きで与えます。

次に花を咲かせるまで

外した子株は一〜三年かけて親と同じ大きさになり、条件がそろうと筒の底で花を咲かせます。開花には株が十分に育っていることと、明るい場所で色が濃く出ていることが要ります。小さいうちは何をしても咲かないので、まず大きく育てることを優先します。

十分に育っても咲かないときは、筒の水を空にして株とリンゴを透明な袋に入れ、口を閉じて明るい日陰に一〜二週間置く方法があります。リンゴから出るガスが花芽を促します。行うのは五月から九月の暖かい時期に限り、袋を外したら筒に水を戻して通常の管理へ戻します。

まず株を大きく育てる
葉が十枚以上そろい、株の幅が親と同じくらいになるまで明るい場所で育てます。小さいうちは咲きません。
光を強めて色を出す
色が濃く出るくらいの明るさで育っている株ほどよく咲きます。緑のままの株は光を一段強くします。
リンゴで花芽を促す
筒の水を空にし、株とリンゴ一個を透明な袋に入れて閉じ、明るい日陰に一〜二週間置きます。暖かい時期に行います。
袋を外して通常の管理へ
袋を外したら筒に水を戻します。うまくいけば一〜三か月後に中心が色づき、筒の底に花が見えてきます。

子株が枯れるときの原因と手当て

外した子株が枯れる原因は、小さすぎるうちに外した、株元を深く埋めた、用土が湿りすぎた、風や直射に当てた、のどれかがほとんどです。葉が黄色く柔らかくなるなら水が多すぎ、葉が巻いて硬くなるなら乾きすぎで、手当てが逆になります。

一度外した子株は親株には戻せません。小さすぎたと気付いたら、湿らせたミズゴケに浅く植え、透明な袋をふんわりかぶせて湿度を保ちながら気長に待ちます。半年かかって根が出ることもあるので、緑が残っているうちは捨てずに置いておきます。

症状原因戻し方
葉が黄色く柔らかい用土の湿りすぎ用土への水を止め風の通る明るい日陰へ
葉が巻いて硬い乾きすぎ筒に水を足し袋をかぶせて湿度を保つ
株元が黒く柔らかい深植えか切り口を乾かさなかった抜いて腐った部分を切りミズゴケに浅く植える
二か月たっても根が出ない小さすぎたか気温が低い袋で湿度を保ち二十度以上の日陰で待つ

ネオレゲリアの挿し木・株分けに使うもの

鉢ものは剪定した枝がそのまま材料になります。水に挿すだけで根が出る種類も多く、道具はほとんど要りません。

  • 挿し木用土(鹿沼土・赤玉土小粒)探す言葉「挿し木 用土 鹿沼土 小粒」
    規格の目安
    鹿沼土か赤玉土の小粒、単用。肥料分のないもの。
    数量の目安
    3 号ポット 1 個で 0.2L。

    肥料分があると、根が出る前に切り口が傷みます。清潔で肥料のない土であることが条件です。

  • 水挿し用の容器探す言葉「ガラス 花瓶 小さい 水耕」
    規格の目安
    口の細いガラス容器。中が見えるもの。

    根の出方を目で確かめられます。水は 2〜3 日に一度替え、切り口が濁ったら洗います。

  • よく切れるはさみ・カッター探す言葉「園芸ばさみ 切れ味 ステンレス」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm。使う前にアルコールで拭きます。

    切り口が潰れると水を吸えません。節の少し下を斜めに一度で切ります。

  • 3 号ポット探す言葉「ポリポット 3号 育苗」
    規格の目安
    直径 9cm(3 号)。

    根が出るまでは小さい容器のほうが乾き具合を見やすく、失敗しても被害が小さくて済みます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 水挿しで根が出る種類なら、用土も発根促進剤も要りません。
  • 多肉植物は切り口を数日乾かしてから挿します。水に挿すと腐ります。

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