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ポインセチアの赤くする

ポインセチアを赤くする|短日処理の期間と毎晩の暗くし方

ポインセチアの栽培イメージ

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九月下旬から毎晩十四時間ほど完全に暗くします。光が少しでも漏れると色づきません。

できるかどうかを先に判断する

ポインセチアの苞が赤くなるのは、一日の暗い時間が一定より長くなったときです。この性質を利用して人の手で暗くする作業を短日処理と呼びます。

毎日決まった時間に箱をかぶせ、翌朝に外す作業を五十日ほど続けます。旅行や不在があると失敗するため、始める前に続けられるかを判断してください。

赤くなるのは花びらではなく苞と呼ばれる葉です。ここが色づくかどうかが一年の目標になるので、始める前に条件がそろっているかを確かめておくと無駄がありません。

場面短日処理ができるか代わりの楽しみ方
毎日決まった時間に家にいるできる9月下旬から始める
週に数日は帰りが遅い難しい夜も暗い部屋に置きっぱなしにする
長期の出張や旅行があるできない緑の葉を観葉植物として楽しむ
夜も明かりのつく部屋しかないできない毎年冬に新しい株を買い足す

短日処理をしなくても株は枯れません。赤くならないだけで、丈夫な観葉植物として何年も育てられます。

始める時期と続ける日数

関東平野部では九月下旬に始め、十一月中旬まで続けるとクリスマスのころに色がそろいます。飾りたい日から逆算して開始日を決めます。

時期作業目安
9月下旬短日処理を始める夕方5時から翌朝8時まで暗くする
10月毎日続ける1日でも忘れると色づきが遅れる
11月上旬苞の色が変わりはじめる中心の若い葉が薄く色づく
11月中旬処理を終える色が乗ったら通常の管理に戻す

飾りたい日の五十日から六十日前が開始の目安です。十二月二十四日に合わせるなら、九月下旬から十月初めに始めます。

毎晩の暗くし方

暗くする作業そのものは難しくありませんが、光を一切入れないことと毎日同じ時刻に行うことの二つを守れるかで結果が分かれます。手順を先に決めておくと続けやすくなります。

光を通さない箱を選ぶ
厚手の段ボール箱や黒い袋を使います。株より一回り大きく、葉に触れない大きさのものを選ぶと蒸れにくくなります。
夕方五時にかぶせる
毎日同じ時刻にかぶせます。暗くする時間は十四時間ほど必要で、夕方五時から翌朝八時までが続けやすい組み合わせです。
隙間の光をふさぐ
箱の合わせ目から光が漏れると効果が落ちます。中に入ってみて外の明かりが見えないくらいまで、目張りをします。
朝は必ず外す
翌朝に外して日なたへ出します。昼の光をしっかり浴びないと、色づく力そのものが弱くなります。
蒸れを防ぐ
葉がぬれたままかぶせると、朝には灰色のかびが出ます。水やりは朝に行い、夕方までに葉を乾かしておきます。

温度も色づきに関わる

暗い時間の長さだけでなく、その間の温度も色づきに関わります。夜が高温すぎても低温すぎても苞の色は薄いまま止まり、箱をかぶせた中の温度は外より数度高くなる点にも注意します。

夜の室温色づき対応
25℃を超える遅れる、色が薄い風の通る涼しい場所に箱ごと置く
18〜22℃もっともよく色づくこの範囲を保てる部屋を選ぶ
12〜18℃ゆっくり色づくそのまま続けてよい
10℃を下回る止まり葉が落ちる暖かい部屋へ移してから続ける

箱をかぶせると中の温度は数度上がります。九月中の暑い時期は、風の通る廊下など涼しい場所を選ぶと色づきが安定します。

赤くならないときの原因

毎晩かぶせたのに色づかない場合は、どこかで光が入っているか、株そのものが弱っています。下の表で当てはまるものを探して翌年に生かします。

症状考えられる原因翌年への直し方
まったく色づかない夜に光が漏れていた箱の隙間を目張りし、廊下など暗い場所へ
色づきがまだらになる処理を数日忘れた毎日同じ時刻に行える曜日運用に変える
色づいたが枚数が少ない夏の摘心をしていない7〜8月上旬に摘心して枝数を増やす
色が薄く緑が残る昼の光が足りない日中は屋外か南の窓辺で日に当てる

夜間に人の出入りで一度でも照明がつく場所は避けます。ほんの数分の明かりでも、その日の効果は失われると考えてください。

色づいたあとの管理

色が乗ったあとは、飾る期間をできるだけ長くする管理に切り替えます。肥料を止めて水を控え、夜の冷えを避けるという三つを守れば二月ごろまで見られます。

処理を終える
苞にしっかり色が乗ったら箱をかぶせるのをやめます。以後は通常どおり、日の当たる室内の窓辺で管理します。
肥料を止める
色づいたら肥料は与えません。この時期の肥料は葉ばかりを伸ばし、せっかくの苞の色を薄くしてしまいます。
夜の冷えを避ける
十度を下回ると葉が落ちます。飾る場所を決めたら夜も十度以上を保てるか確かめ、窓辺なら夜だけ内側へ寄せます。
水を控えめにする
色づいてからは土が乾いてから与えます。与えすぎると苞が早く傷み、飾れる期間が短くなります。

うまく色づいた株は、そのまま二月ごろまで楽しめます。苞が色あせてきたら、春の切り戻しに向けて水を控えめにしていきます。

ポインセチアの花を咲かせるのに使うもの

鉢ものが咲かない原因は、たいてい光の不足か、休ませ方です。肥料を足す前にそこを確かめます。

  • 植物育成ライト探す言葉「植物育成ライト 白色 クリップ」
    規格の目安
    白色(フルスペクトル)。株から 30〜50cm、1 日 8〜12 時間。

    花芽が付くには、葉を保つより多くの光が要ります。葉は元気なのに咲かないなら、まず光量を疑います。

  • 液体肥料(リン酸多め)探す言葉「液体肥料 開花 リン酸」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液。リン酸(P)の数字が高いもの。

    窒素が効きすぎていると葉ばかり茂ります。つぼみの上がる時期は窒素を控えます。

  • 温湿度計探す言葉「温湿度計 デジタル 最低最高」
    規格の目安
    最低・最高を記録できるもの。

    花芽を付けるのに、一定期間の低温が要る植物があります。何度まで下がったかが分からないと再現できません。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 開花促進剤より、光量と休眠期の温度のほうが効きます。
  • 窓辺で十分な光が取れるなら、育成ライトは要りません。

ポインセチアの上手に育てるコツは作物ページに

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