GadeninEnglishアプリを入れる
ポインセチアの水やり

ポインセチアの水やり|季節ごとの間隔と鉢カバーの落とし穴

ポインセチアの栽培イメージ

読むのに約 3

冬は控えめ、夏はたっぷりと差が大きい植物です。受け皿の水が枯らす原因になります。

鉢と置き場所で間隔が変わる

ポインセチアは水を好みますが、根が細く過湿にも弱いという扱いにくさがあります。とくに冬は室温が低いぶん土が乾かず、与えすぎで根を傷める例が目立ちます。

下の表で自分の鉢と置き場所に近い行を選び、そこに書いた読みどころへ進んでください。同じ間隔で与えても、条件によって乾く速さは二倍以上違います。

鉢と置き場所土の乾く速さ先に読むところ
冬に室内の窓辺、鉢カバー付き非常に遅い。底に水が残る鉢カバーと受け皿の節から読む
冬に室内の窓辺、受け皿のみ遅い。5〜7日で表面が乾く季節ごとの間隔から読む
夏に屋外の日なた速い。1〜2日で乾く夏の与え方から読む
短日処理で毎晩箱をかぶせるやや遅い。風が通らない短日処理中の水やりから読む

買ってきたばかりの株は、店で十分に水を与えられていることが多いものです。家に着いてすぐ与えず、土を触って確かめてから決めます。

季節ごとの間隔の目安

間隔は日数ではなく気温と土の乾きで決まります。下の表は五号鉢の目安で、実際には毎回鉢を持ち上げて重さを確かめてから判断します。

季節気温の目安水やりの間隔与え方
春(4〜5月)15〜20℃3〜4日に1回鉢底から流れるまでたっぷり
夏(6〜9月)25℃以上毎日〜2日に1回朝か夕方に。日中の高温時は避ける
秋(10〜11月)15〜20℃3〜5日に1回短日処理中も乾かしすぎない
冬(12〜3月)10〜15℃7〜10日に1回午前中に。夜までに表面を乾かす

冬に与える水は室温に戻したものを使います。冷たい水をそのまま注ぐと根が冷え、それだけで葉が落ちることがあります。

乾き具合の確かめ方

四つのうちどれか一つを習慣にすれば十分です。特に夕方の葉の様子は、ポインセチアでは水切れの手前でわかりやすく出るので目安にしやすい合図です。

鉢の重さで判断する
水やり直後の重さを手で覚えておき、明らかに軽くなったら与えます。土の種類や鉢の大きさが変わっても使える方法です。
指を土に入れる
人差し指を第二関節まで差し込み、湿り気がなければ乾いています。表面の色だけを見ると、中が湿ったまま与えてしまいます。
葉の様子を見る
夕方に葉がわずかに垂れるころが水やりの合図です。ぐったりするまで待つと、その葉は戻っても落ちやすくなります。
割り箸を差しておく
鉢の縁に割り箸を挿しておき、抜いたときに湿って色が濃ければまだ待ちます。鉢が大きくて指が届かないときに便利です。

鉢カバーと受け皿の水

冬に枯らす原因として非常に多いのが、飾り用の鉢カバーの底にたまった水です。外からは見えず、根が水に浸かったまま何週間も過ぎてしまいます。

水やりのとき外に出す
与えるときだけ鉢カバーから鉢を取り出します。流れ出た水が切れてから戻せば、底に水がたまることがありません。
受け皿は10分で空ける
受け皿にたまった水は十分ほど置いてから捨てます。ためたままにすると、底の根から黒く腐りはじめます。
包み紙を敷かない
ラッピングの紙やセロハンを鉢の下に敷いたままにすると、水が抜けずに底が湿り続けます。買ったらすぐ外します。
底穴を確かめる
鉢底の穴が土や根でふさがっていないか確かめます。ふさがっていれば、水は上から入っても下から抜けません。

冬に葉が落ちて土が乾かなくなったときは、根が水を吸えていない合図です。水を止め、鉢を風通しのよい場所へ移して乾かします。

夏の与え方と短日処理中の水やり

夏の屋外では乾きが速く、朝に与えても夕方には土が白くなることがあります。一方で秋の短日処理の期間は、毎晩箱をかぶせるぶん風が通らず乾きが鈍ります。

場面水やりの目安気をつけること
夏の屋外、終日日なた朝に1回、猛暑日は夕方も日中の高温時に与えると根が傷む
夏に留守にする受け皿に浅く水をためる帰宅したらすぐ受け皿を空にする
短日処理の期間3〜5日に1回箱をかぶせる前に葉を乾かす
色づきはじめた11月やや控えめ与えすぎると苞の色が薄くなる

短日処理の間は、葉がぬれたまま箱をかぶせると蒸れて灰色のかびが出ます。水やりは朝に行い、夕方までに乾かします。

与えすぎと水切れの見分け

しおれた姿だけを見ると、水切れも根腐れも同じように見えます。手当てが正反対になるため、土の湿り具合と株元の硬さを必ず確かめてから動きます。

状態水切れか根腐れかやること
土が乾き葉がしおれる水切れたっぷり与えれば半日で立ち上がる
土が湿り葉がしおれる根腐れ水を止め、風の通る場所で鉢を乾かす
株元を押すと柔らかい根腐れが進んでいる健全な茎を切って挿し木でやり直す
下葉だけ黄色く上は元気水が多めなだけ間隔を1〜2日空けて様子を見る

水切れでしおれた株は、与えれば半日ほどで立ち上がります。翌日になっても戻らないときは鉢から抜いて根の色を確かめます。

ポインセチアの水やりに使うもの

「何日おき」で決めると必ず外します。乾いたかどうかを見る道具と、鉢底から抜けるようにする道具に分けます。

数量は直径 24cm(8 号)の鉢 1 個を単位にしています。号数は直径 cm を 3 で割った数です。

  • 土壌水分計探す言葉「土壌水分計 観葉植物」
    規格の目安
    土に挿して読む針式。電池の要らないものが手軽です。

    表面の乾きと、鉢の中の乾きは一致しません。挿して確かめる習慣が付くと、やりすぎがなくなります。

  • 注ぎ口の細いジョウロ探す言葉「ジョウロ 室内 注ぎ口 細い」
    規格の目安
    容量 1〜2L。注ぎ口が細く長いもの。

    葉の間から株元へ差し込んで注げます。葉に水を溜めると、そこから腐る植物があります。

  • 受け皿探す言葉「鉢 受け皿 室内」
    規格の目安
    鉢底より一回り大きいもの。

    鉢底から抜けた水を受けるためのものです。**溜まった水はそのつど捨てます。** 溜めたままにするのが根腐れの典型です。

  • 霧吹き(葉水用)探す言葉「園芸 霧吹き 葉水」
    規格の目安
    300〜500ml。霧の細かいもの。

    水やりの代わりにはなりませんが、葉裏に当てるとハダニが付きにくくなります。乾燥する冬の室内で効きます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 自動給水器は、留守が続くときだけで十分です。日常は自分で見るほうが確実です。
  • 多肉植物には霧吹きは要りません。かえって蒸れの原因になります。

ポインセチアの上手に育てるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はポインセチアの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

ポインセチアについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる