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セダムの置き場所

セダムの置き場所|屋外の日なたで締めて育て、夏の蒸れと冬の凍結だけ避ける

セダムの栽培イメージ

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セダムは基本が屋外です。系統で耐寒性が違うので、まず自分の株がどの系統かを見て置き場所を決めます。

系統と季節で置き場所を選ぶ

セダムはひとまとめに呼ばれますが、日本の野山にも生える耐寒性の強い系統と、メキシコ原産で霜に弱い系統があります。同じ棚に並べて同じ管理をすると、どちらかが必ず傷むので、最初に自分の株がどちらかを確かめます。

見分け方は葉の姿です。葉が小さく茎が細くマット状に広がるものは寒さに強い系統が多く、葉がぷっくり厚く茎が立つものは寒さに弱い系統が多い傾向です。下の表で近い行を選び、置き場所の目安を決めます。

系統見た目の目安冬の置き場所夏の置き場所
マンネングサ系(日本産)葉が小さく細かい。地面を這う屋外のまま。霜も雪も耐える日なたのまま。蒸れにだけ注意
虹の玉・乙女心系葉が丸く厚い。茎が立って紅葉する軒下か、霜の当たらない場所半日陰へ。西日は避ける
メキシコ産の大型系葉が大きく粉を吹く。茎が太い五度を下回るなら室内の窓辺明るい日陰で風を通す
寄せ植え(系統が混在)何種類も入っているいちばん弱い株に合わせるいちばん蒸れやすい株に合わせる

ラベルに品種名があれば、その名前で耐寒性を調べるのが確実です。名前が分からないときは、最初の冬だけ軒下に置いて様子を見ます。

光の適量は葉の色と間隔で判断する

セダムに必要な光は多くの多肉植物と同じく、屋外の日なたが基本です。光が足りると葉と葉の間隔が詰まり、株がこんもりします。足りないと茎だけ伸びて葉の間隔が開き、いわゆる徒長(光不足で茎がひょろ長く伸びること)になります。

室内の窓辺は屋外の日陰程度の明るさしかなく、セダムには足りません。室内で育てるなら、冬の一時避難だけにとどめ、春になったら屋外へ戻します。

葉の間隔を見る
茎の先端から数節を見て、葉が重なるほど詰まっているなら光は足りています。節と節の間に茎が見えるほど開いているなら光不足です。
葉の色を見る
秋から冬に葉が赤や黄に色づく系統は、日に当たるほど色が濃くなります。緑のままなら光か寒さが足りない証拠です。
葉焼けを見分ける
葉の一部が白や茶に変わってへこんでいるなら、急な直射日光で焼けています。日陰から急に日なたへ出さず、一週間かけて慣らします。

春と秋は屋外の日なたで締める

三月から六月と九月下旬から十一月は、セダムがもっとも育つ季節です。この時期は屋外の日なたに置き、風に当てて締まった株にします。ベランダなら手すりの近くで、一日五時間以上日が当たる場所が目安です。

雨に当たっても、水はけのよい土なら問題ありません。ただし長雨が続くと株元が蒸れるので、梅雨入り前には軒下へ動かせる場所を選んでおくと楽です。

冬の避難から戻すとき
三月に室内や軒下から日なたへ出すときは、最初の一週間を明るい日陰で過ごさせ、それから日なたへ移します。いきなり出すと葉が焼けます。
風の通り道に置く
壁際や棚の奥は風が止まって蒸れます。棚の手前や、二方向が開いた場所に置き、鉢と鉢の間もこぶし一つ分空けます。

夏は蒸れを避けて風を通す

セダムが枯れる原因でいちばん多いのが、七月から八月の蒸れです。高温多湿で株元が蒸れると、茎の付け根から黒く溶け、数日で株全体が崩れます。日差しよりも湿気を避けることを優先します。

梅雨明けから九月中旬までは、寒さに弱い系統は午前だけ日が当たる半日陰へ移します。耐寒性の強いマンネングサ系は日なたのままでかまいませんが、雨に当て続けず、風の通る場所に置きます。

場面起きること置き場所の直し方
コンクリートの床に直置き照り返しで鉢の中が四十度を超えるすのこや台に載せて床から離す
西日の当たる壁際夕方に葉が焼け、茎が煮える午後は日陰になる東側か北側へ
雨ざらしの棚長雨で株元が蒸れて溶ける軒下へ移し、雨の日は水を切る
室内のエアコンの部屋光不足で徒長し、風で乾きすぎる屋外の明るい日陰へ戻す

冬は系統に合わせて凍結だけ避ける

耐寒性の強い系統は関東の露地なら屋外のまま冬を越します。霜や雪に当たって葉が赤く縮んでも、春に戻ります。寒さに弱い系統は、最低気温が五度を下回る日が続いたら軒下か室内の窓辺へ移します。

室内に入れた株は光不足で徒長しやすいので、いちばん明るい窓辺に置き、暖かく晴れた日中は窓を開けるか屋外へ出して日に当てます。暖房の風が当たると葉が縮むので、吹き出し口の正面は避けます。

軒下に移す目安
天気予報で最低気温が三度を切る日が出たら、寒さに弱い系統を軒下へ動かします。地面より三十センチ以上高い棚に置くと霜が降りにくくなります。
室内に入れる目安
軒下でも凍る日が続くなら室内へ。夜だけ入れて日中は外に出す方法だと、光不足を防げます。

置き場所の失敗と立て直し

置き場所の失敗は、株の姿に一週間ほど遅れて出ます。徒長は光不足、株元の黒ずみは蒸れ、葉の白い斑点は葉焼けの合図です。原因を見分けてから動かさないと、直したつもりで逆に傷めます。

症状考えられる原因立て直し
茎だけが伸びて葉がまばら光不足伸びた部分を切って挿し直し、日なたへ移す
株元が黒く溶ける蒸れ・過湿健康な先端を切って乾かし、挿し直す
葉に白や茶の斑点急な直射日光明るい日陰で回復を待つ。斑点は消えない
葉が透けて水っぽい凍結凍った部分は戻らない。無事な部分を挿す

セダムは切って挿せばすぐに根付くので、姿が崩れたら株を直そうとせず、元気な先端を挿し直すほうが早く整います。

セダムの置き場所を整えるのに使うもの

室内は、人が明るいと感じても植物には暗いことがほとんどです。光を足すか、置き場所を変えるかのどちらかです。

  • 植物育成ライト探す言葉「植物育成ライト 白色 クリップ」
    規格の目安
    白色(フルスペクトル)で、株から 30〜50cm に吊るせるもの。1 日 8〜12 時間。

    窓から離れた場所では、どの植物も徐々に間延びします。紫色のライトは効きますが、部屋の見た目が変わるので白色が現実的です。

  • レースカーテン探す言葉「レースカーテン 遮光 UV」
    規格の目安
    光を通すもの。遮光率の高すぎるものは逆効果です。

    夏の直射は、室内で育った葉を焼きます。外から入れたばかりの株ほど、一枚挟んで慣らします。

  • キャスター付き鉢台探す言葉「鉢 キャスター 台 室内」
    規格の目安
    耐荷重を土と水を含めた重さで見ます。8 号鉢で 10kg 前後。

    大きな鉢は動かせないと、季節に合わせて置き場所を変えられません。床の通気も良くなります。

  • 温湿度計探す言葉「温湿度計 デジタル 小型」
    規格の目安
    最低・最高を記録できるもの。

    窓際は日中と夜で 10℃ 以上違うことがあります。冬に葉を落とす原因は、たいてい夜の冷え込みです。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 窓辺に置けるなら、育成ライトは要りません。
  • 加湿器は植物のためだけには要りません。霧吹きとサーキュレーターで足りることが多いです。

セダムの上手に育てるコツは作物ページに

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