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シンゴニウムの置き場所

シンゴニウムの置き場所|葉色を保つ明るさと十度を切らない冬の配置

シンゴニウムの栽培イメージ

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明るい日陰で葉色が最もきれいに出ます。直射で葉焼け、暗いと間延びし、冬は十度以上が目安です。

置きたい場所が向いているか先に確かめる

シンゴニウムは矢じり形の葉を持つつる性の観葉植物で、明るい日陰を好みます。直射日光では葉が焼けて白く抜け、暗すぎると茎が間延びして葉が小さくなります。ピンクや白の葉色を持つ品種は、光が足りないと色が抜けて緑に戻ります。

下の表で、置こうとしている場所がどれに近いかを見てください。寒さには弱く、冬に十度を切ると葉が傷み、五度以下では枯れることがあります。

置き場所のタイプ向き不向き注意すること
南の窓辺(レースなし)不向き葉焼けで白く抜ける。冬だけなら可
レース越しの南窓、東の窓辺最も向く葉色が濃く、斑や色がきれいに出る
北の窓辺可。生長は遅い色物品種は緑に戻りやすい
窓から3メートル以上の部屋の奥不向き茎が間延びして葉が小さくなる
冬の窓ガラスに接した場所不向き夜に十度を切って葉が傷む

季節ごとの光と温度の目安

生育に適した温度は二十〜三十度で、十五度を下回ると生長が止まります。冬は最低でも十度、できれば十二度以上を保つと葉を落とさずに越冬できます。夏の暑さには強いですが、締め切った部屋の蒸れは避けます。

時期光の当て方温度と風の注意
春(4〜5月)レース越しの明るい窓辺最低気温が十五度を超えたら屋外の日陰も可
夏(6〜9月)直射を避けた明るい日陰西日は避ける。風通しを確保
秋(10〜11月)できるだけ明るい窓辺へ最低気温が十五度を切る前に室内へ
冬(12〜3月)日中は窓辺、夜は部屋の中央へ十度以下にしない。暖房の直風は避ける

ピンク系の品種は光が強いほど色が濃く出ますが、直射では焼けます。レース越しの南窓が一番きれいに発色します。

葉色と株姿で置き場所を調整する

シンゴニウムは置き場所が合っているかを葉が教えてくれます。新しい葉の大きさと色、茎の節の間隔を見て、明るすぎるか暗すぎるかを判断します。二週間ごとに新しい葉を前の葉と比べる習慣をつけると、早めに調整できます。

新しい葉の大きさを比べる
新しい葉が前の葉より小さく、節と節の間が長くなっているなら光不足です。窓に近づけるか、レースを一枚薄くします。
葉色の出方を見る
ピンクや白の品種で新しい葉が緑がかってきたら光不足、葉の縁が茶色く縮れるなら光が強すぎます。どちらも新しい葉で判断します。
鉢を回して形を整える
茎は光の方向に伸びます。片側だけ伸びるなら、水やりのたびに鉢を四分の一回して全体に光を当てると、まとまった姿になります。
間延びした茎は切り戻す
一度間延びした茎は戻りません。明るい場所へ移してから節を二〜三つ残して切り戻すと、詰まった新芽が出ます。切った茎は挿し木に使えます。

つるを伸ばすか、こんもりさせるか

シンゴニウムは若いうちは株立ちで、育つとつるを伸ばして登り始めます。つるを支柱に登らせると葉が大きくなり、切り戻し続けるとこんもりした姿を保てます。どちらにするかで置き場所も変わります。

どの仕立てでも、葉の裏側にも空気が回るよう壁から十センチ以上離します。壁に密着させると裏側の葉に光が届かず落ちるので、支柱仕立ての株は特に注意します。

こんもりさせるなら
伸びた茎を節の上で切り戻し、脇から新芽を出させます。棚の上や吊り鉢に向き、光が全体に当たる場所に置きます。
登らせるなら
ヘゴ支柱や麻ひもを巻いた支柱を立て、気根を支柱に沿わせて結びます。背が高くなるので床置きにし、上部にも光が届く窓辺を選びます。
垂らすなら
吊り鉢で茎を垂らします。天井近くは夏に熱がこもるので、目線より少し上、風が通る位置に吊るします。

葉が傷むときの原因の見分け方

葉が傷む原因は光、温度、水のどれかです。傷み方と傷む葉の位置を見て判断します。葉の面が白く抜けるのは葉焼け、葉が黒ずんで柔らかくなるのは寒さ、下葉が黄色くなって落ちるのは水の与えすぎが多いです。

疑わしいものを一つだけ変えて一〜二週間様子を見ます。同時に複数変えると何が効いたか分からず、次に同じ症状が出たときに困ります。

傷み方を見る
白く抜けて乾くなら葉焼け、黒く柔らかいなら寒さか根腐れ、黄色くなって落ちるなら水の与えすぎか光不足です。落ちた葉を捨てる前に色を確かめます。
傷む位置を確かめる
下の古い葉だけなら自然な入れ替わりか水の問題です。新しい葉まで傷むなら温度か光が合っていないので、置き場所を先に見直します。
冬は温度を疑う
冬に葉が黒ずんで垂れるなら、夜の窓辺の冷え込みです。夜だけ部屋の中央に移し、十度以上を保てば新しい葉は正常に出ます。

シンゴニウムの茎や葉の汁は皮膚に触れるとかゆみを起こすことがあります。切り戻しのときは手袋をし、切り口の汁に触れたら洗い流します。

シンゴニウムの置き場所を整えるのに使うもの

室内は、人が明るいと感じても植物には暗いことがほとんどです。光を足すか、置き場所を変えるかのどちらかです。

  • 植物育成ライト探す言葉「植物育成ライト 白色 クリップ」
    規格の目安
    白色(フルスペクトル)で、株から 30〜50cm に吊るせるもの。1 日 8〜12 時間。

    窓から離れた場所では、どの植物も徐々に間延びします。紫色のライトは効きますが、部屋の見た目が変わるので白色が現実的です。

  • レースカーテン探す言葉「レースカーテン 遮光 UV」
    規格の目安
    光を通すもの。遮光率の高すぎるものは逆効果です。

    夏の直射は、室内で育った葉を焼きます。外から入れたばかりの株ほど、一枚挟んで慣らします。

  • キャスター付き鉢台探す言葉「鉢 キャスター 台 室内」
    規格の目安
    耐荷重を土と水を含めた重さで見ます。8 号鉢で 10kg 前後。

    大きな鉢は動かせないと、季節に合わせて置き場所を変えられません。床の通気も良くなります。

  • 温湿度計探す言葉「温湿度計 デジタル 小型」
    規格の目安
    最低・最高を記録できるもの。

    窓際は日中と夜で 10℃ 以上違うことがあります。冬に葉を落とす原因は、たいてい夜の冷え込みです。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 窓辺に置けるなら、育成ライトは要りません。
  • 加湿器は植物のためだけには要りません。霧吹きとサーキュレーターで足りることが多いです。

シンゴニウムの上手に育てるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はシンゴニウムの育て方にまとめています。

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