基本情報
- 系統・区分
- 宿根草/一年草扱い・高性/切り花
- 熟期
- 5〜6 月開花
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
冷涼期向きの草花。高性で切り花向き。高温多湿に弱く支柱が必要。
概要説明
パシフィックジャイアントは草丈 1.5〜2 メートルにもなる高性のエラータム系デルフィニウムの代表的な品種群で、20 世紀前半にアメリカで育成され、今もデルフィニウムの王道として流通しています。太くまっすぐな花穂に直径 5〜7 センチの半八重の花が密に付き、花穂の長さは 50 センチ以上、花色は青・紫・藤色・白・桃があり、中心に蜂と呼ばれる黒や白の小さな弁が入ります。本来は宿根草ですが、日本の夏の高温多湿に弱く、暖地では夏越しが難しいため一年草として扱うのが一般的で、冷涼地では数年株が持ちます。秋 9〜10 月に播種して苗を戸外で越冬させると翌年 5〜6 月に、春播きなら 6〜7 月に開花します。日当たりと水はけのよい場所で育て、花穂が重いので支柱は必須です。花後に切り戻すと涼しい地域では二番花が上がります。切り花にすると 1 週間ほど持ち、初夏の花壇の背景としても圧倒的な存在感があります。
パシフィックジャイアントの特徴
- 草丈 1.5〜2 メートルの高性エラータム系の代表
- 花穂は 50 センチ以上で直径 5〜7 センチの半八重が密に付く
- 青・紫・藤色・白・桃の花色で中心に蜂弁が入る
- 日本の夏に弱く暖地では一年草扱い
- 秋播きで 5〜6 月開花
- 花穂が重く支柱が必須
向いている使い方
- 切り花にして飾る
- 初夏の花壇の背景に
- 冷涼地の宿根花壇に
デルフィニウムの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはデルフィニウムの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- デルフィニウムの種まきと苗作り — 発芽温度が低く、暑さで種が眠るのがデルフィニウムの難しさです。種を冷やしてから秋にまけば、春に穂が立ちます。
- デルフィニウムの植え付けと水やり — 深く耕した水はけのよい土に浅く植え、水を控えめに、肥料を切らさない。穂の太さはこの三つで決まります。
- デルフィニウムの穂を咲かせる — 四月下旬から六月に咲く穂は、数を絞ると太くなります。咲き終わった穂を早めに切れば、二番花も期待できます。
- デルフィニウムの月別の作業 — 九月下旬に種をまき、十一月に植え付け、春に穂を立て、五月に咲かせる。夏は種を採るか夏越しを試すか。一年の流れをまとめます。
- デルフィニウムの病害虫と障害 — 春のうどんこ病とアブラムシ、梅雨の株元の腐り、苗を食うナメクジが主な敵です。葉と株元の様子で早めに見分けます。
- デルフィニウムの種採りと夏越し — 毎年咲かせる最も確実な方法は種採りです。夏越しは半日陰の鉢で試しますが、成功率が低いので種を保険にします。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「デルフィニウム」、品種に「パシフィックジャイアント」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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