GadeninEnglishアプリを入れる
ディフェンバキアの月別の作業

ディフェンバキアの月別の管理|生育期の切り戻しと冬越しの一年

ディフェンバキアの栽培イメージ

読むのに約 4

五月から九月が生育期で、冬は十度以上で乾かし気味に越します。月別の水やり・肥料・作業を表にまとめます。

一年の流れと月別の作業表

ディフェンバキアの一年は、春から秋の生育期と冬の休眠期に分かれます。作業は生育期に集中し、植え替え切り戻し挿し木はすべて五月から八月に行います。冬は水を減らして寒さから守るだけです。下の表を基準に、株の姿と室温を見て前後させます。

水やり肥料作業
1〜2月2〜3週間に1回なし十度以上を保つ。葉水で乾燥を防ぐ
3月表面が乾いて3〜4日後なし窓辺へ寄せて光を増やす
4月表面が乾いて1〜2日後なし冬に傷んだ葉を整理する
5〜6月表面が乾いて1〜2日後粒状肥料を置く。液体肥料を月2回植え替え・切り戻し・挿し木の適期
7〜8月表面が乾いたらすぐ、朝液体肥料を月2回直射を避け風通しをよくする。挿し木は八月まで
9月表面が乾いて1〜2日後液体肥料を月末まで植え替え・切り戻しは上旬まで
10月表面が乾いて3〜4日後なし肥料を切る。屋外の株は十五度を目安に取り込む
11〜12月1〜2週間に1回なし夜は窓際から離す。暖房の風を避ける

室温が十五度を下回ったら冬の管理に切り替えます。暖房の効いた部屋なら冬でも表面が乾いて一週間後には与えます。

春(3〜5月)にやること

光を増やして生育を促す
三月中旬から窓辺に寄せます。四月ごろから中心に巻いた新しい葉が伸び始めたら生育期に入った合図です。
冬に傷んだ葉を整理する
黄ばんだ葉や葉先の枯れた葉は四月に付け根から切ります。手袋をして、汁に触れないようにします。
五月に肥料を始める
粒状の緩効性肥料を鉢の縁に置き、六月から液体肥料を規定の倍に薄めて月二回与えます。
五月に植え替えと切り戻しを判断する
根詰まりや下葉の落ちた茎があれば五〜六月に作業します。両方必要なら植え替えを先にして一か月あけます。

夏(6〜9月)の管理

生育が最も盛んな時期で、大きな葉が次々に開きます。水と肥料を切らさないことが葉の大きさと斑のはっきりさを決めます。一方で直射日光に弱く、西日の当たる窓辺では斑が焼け、風通しの悪い場所ではハダニやカイガラムシが増えます。

朝に水を与える
日中の高温時に与えると土の中が蒸れます。朝のうちに底から流れるまで与え、受け皿の水は捨てます。
伸びすぎた株は八月までに切り戻す
下葉が落ちて茎が裸になった株は、節の上で切って仕立て直します。切った茎は挿し木か茎伏せにします。
葉裏を月に一度確かめる
葉裏に細かい白い点や褐色の粒があれば虫です。早めにシャワーで洗い流すか、拭き取ります。
葉のほこりを拭く
大きな葉はほこりがたまり、光合成が落ちます。月に一度、湿らせた布で葉の表を拭きます。手袋をして行います。

秋(10〜11月)の切り替え

十月に肥料を止める
十月以降に肥料が残ると冬に根が傷みます。粒状肥料の残りは取り除き、液体肥料は九月で終えます。
水やりの間隔を徐々に空ける
急に減らすと葉が垂れます。十月は表面が乾いて三〜四日後、十一月は一〜二週間後と、段階を踏んで冬の間隔に近づけます。
最低気温十五度で室内へ
屋外に出していた株は、夜温が十五度を下回る前に取り込みます。取り込む前に葉裏を洗い、虫を落とします。

冬(12〜2月)の越冬

越冬の目安は十度以上で、十五度以上あれば葉の傷みがほとんど出ません。ディフェンバキアは観葉植物の中でも寒さに弱く、五度近くまで下がると茎が腐ります。窓際は夜に外気並みに冷えるので、昼は窓辺、夜は部屋の中央という運用が安全です。

冬は葉が多少垂れ気味でも、茎の根元が固ければ春に戻ります。葉の垂れを水切れと判断して与えすぎることが、冬の枯れの最も多い原因です。

室温水やり注意
15度以上(暖房の部屋)表面が乾いて1週間後乾燥とハダニ。葉水を続ける
10〜15度2〜3週間に1回生育は止まる。肥料は与えない
8〜10度3週間に1回、少なめ下葉が黄ばみ始める。暖かい場所へ移す
8度未満ほとんど与えない茎が腐る。すぐ暖かい部屋へ

作業が遅れたときの立て直し

切り戻しを逃した、取り込みが遅れて寒さに当てた、冬に水を与えすぎたなど、時期を外したときの戻し方です。どの場合も無理に取り返そうとせず、次の適期まで株を保つことを優先します。

切り戻しを逃したときは
十月以降は切らず、倒れるなら支柱で支えて春まで待ちます。冬に切ると切り口から腐り、新芽も出ません。五月に切ります。
寒さで下葉が落ちたときは
落ちた葉は戻りません。十五度以上の場所へ移し、水を控えます。茎の根元が固ければ、五月に切り戻して仕立て直せます。
冬に茎の根元が柔らかくなったときは
根腐れが根元まで進んでいます。上の固い部分を切って暖かい部屋で乾かし気味に保ち、五月に挿し木で作り直します。

ディフェンバキアの栽培に一年を通して使うもの

鉢ものは、季節ごとに買い足すものがほとんどありません。年に一度の植え替えと、日々の水やりの判断を支えるものだけです。

数量は直径 24cm(8 号)の鉢 1 個を単位にしています。号数は直径 cm を 3 で割った数です。

  • 観葉植物用の培養土探す言葉「観葉植物 培養土 水はけ」
    規格の目安
    水はけ重視の配合。多肉植物・サボテンならさらに粒の粗い専用土。5〜14L の袋。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個で約 8L、6 号鉢で約 3L。

    室内では土が乾きにくく、水もちのよい土だと根が傷みます。用途の書かれた土を選ぶだけで失敗が減ります。

  • 土壌水分計探す言葉「土壌水分計 観葉植物」
    規格の目安
    土に挿して読む針式。乾き・適・湿の 3 段階が読めれば十分です。

    鉢ものを枯らす原因の筆頭は水のやりすぎです。表面が乾いていても中は湿っていることが多く、測るのがいちばん確実です。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 観葉植物 置き肥」
    規格の目安
    2〜3 か月効く粒状。土の上に置くだけのもの。
    数量の目安
    8 号鉢に 10〜15g を、生育期(春から秋)に 2〜3 か月ごと。

    冬は生育が止まるので与えません。休眠中に肥料を置くと、吸われずに土に残って根を傷めます。

  • サーキュレーター探す言葉「サーキュレーター 静音 小型」
    規格の目安
    小型で首振りのあるもの。植物に直接強い風を当てない置き方ができるもの。

    室内は風がありません。空気が動かないと土が乾かず、ハダニやカイガラムシも増えます。弱い風を回すだけで変わります。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 活力剤は肥料の代わりになりません。肥料を与えているなら急ぎません。
  • 冬の間は、肥料も植え替えも要りません。水やりの回数を減らすだけです。

ディフェンバキアの上手に育てるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はディフェンバキアの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

ディフェンバキアについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる