GadeninEnglishアプリを入れる
ホヤの置き場所

ホヤの置き場所|花を咲かせる明るさの目安と季節ごとの移動

ホヤの栽培イメージ

読むのに約 4

葉が育つ明るさと花が咲く明るさは違います。窓辺のどこに置くかで数年後が変わります。

何を目指すかで置き場所が変わる

ホヤは明るい日陰でも枯れませんが、その明るさでは葉とつるが伸びるだけで花はほとんど咲きません。葉の姿を楽しむのか花を咲かせるのかを先に決めると、置き場所も水やりの量も自然に決まります。

花を目指すなら、レースのカーテン越しの光が一日四時間以上あたる窓辺が最低条件です。南か東の窓が向き、北向きの窓しかない部屋では何年育てても花芽がつきにくいままになります。

下の表で自分の目的に近い行を選び、そこに書いた明るさを確保してください。今の場所が足りないと感じたら、次の節の測り方で確かめてから動かします。

目的必要な明るさ置き場所の例
葉とつるの姿を楽しむ明るい日陰で足りる部屋の奥でも窓が見える位置
毎年花を咲かせたいレース越しに4時間以上南か東の窓から1m以内
節を詰めて締まった株にしたい半日以上の明るい光南向きの窓辺やベランダの軒下
冬に葉を落としたくない明るさより温度を優先窓から離した室温10℃以上の場所

肉厚の葉は強い光にもある程度耐えますが、日陰に慣れた株を真夏の直射に急に当てると数日で白く抜けます。移動は必ず段階を踏みます。

窓辺の明るさを自分で測る

明るさは数字で測らなくても、影と新芽の姿で十分に判断できます。特に節の間隔は一か月前と比べるだけでわかるので、置き場所を変えたときの答え合わせに使えます。

手のかげを見る
晴れた日の昼に、株の位置で手をかざして影を見ます。輪郭のはっきりした影が出れば花が期待できる明るさ、ぼんやりとしか出ないなら葉だけが育つ明るさです。
新芽の色を見る
新しい葉が親葉より小さく色も薄いなら光が足りません。逆に葉が赤みを帯びて厚く硬くなるときは、光が強すぎる一歩手前の合図です。
節の間隔を測る
つるの節と節の間が十センチを超えて伸びるなら光不足で間のびしています。十分な明るさなら三センチから六センチほどに収まります。
窓からの距離を決める
レースのカーテン越しでも、窓から二メートル離れると明るさは半分以下に落ちます。花を狙う株は窓から一メートル以内に置きます。

季節ごとに置き場所を動かす

ホヤは一年中同じ窓辺に置いてもかまいませんが、季節で太陽の高さが変わるため、夏と冬では同じ窓でも当たる光がまるで違います。下の表を目安に、年二回だけ位置を見直します。

季節置き場所光の当て方
春(4〜6月)南か東の窓辺レース越しに長く当てて花芽を作る
夏(7〜9月)窓から少し下げる西日と真昼の直射だけ避ける
秋(10〜11月)窓辺に戻すレースを開けて光を増やす
冬(12〜3月)夜は窓から離す昼は日なた、夜は冷気を避ける

冬の夜の窓ガラス際は、室温が二十度あっても表面付近は五度近くまで下がることがあります。夜だけ内側へ寄せると葉の傷みが減ります。

つるを垂らすか巻きつけるか

どの仕立てでも共通するのは、株全体に光を回すことです。垂らした先が壁側に隠れているようなら、鉢ごと向きを月に一度変えるだけでも花つきが変わります。

垂らして飾る
棚の上やハンギングにして、つるを自然に垂らします。手間はかかりませんが、伸びたつるの先が暗い場所に入ると花芽がつきにくくなります。
輪の支柱に巻く
鉢に半円形の支柱を立て、つるを時計回りに巻きつけます。株がまとまり、どの部分にも光が回るので花が咲きやすくなります。
板や柱に留める
着生する性質があるので、板に水苔を留めて張りつける仕立ても向きます。乾きが速くなるぶん、水やりの回数は鉢植えより増えます。
つるの先を切らない
伸びた先端には翌年の花芽がつきます。長いからと切りそろえると花が減るので、形を整えるときは葉のない古い部分だけを整理します。

葉が変わったときの原因と直し方

ホヤの不調は葉の見た目にはっきり出ます。光が原因なのか水が原因なのかで手当てが正反対になるため、下の表で症状から切り分けてから動かしてください。

症状考えられる原因直し方
葉が白っぽく抜ける急に強い光へ移した半日陰へ戻し、二週間かけて慣らし直す
葉が薄く大きく間のびする光が足りない窓に一段近づけ、明るい時間を増やす
葉がしわ寄り柔らかい根腐れで水を吸えない鉢から抜いて黒い根を切り、乾いた土へ
葉がしわ寄り硬い単純な水切れ鉢底から流れるまで与え、翌日確かめる

しわの寄った葉は、原因が水切れでも根腐れでも見た目が似ています。土を触って湿っているのにしわが寄るなら根を疑います。

屋外に出すときの慣らし方

時期を選ぶ
最低気温が十五度を安定して超える五月中旬以降に出します。遅霜の心配が残る時期は室内のままにしておくほうが安全です。
日陰から始める
最初の一週間は終日の日陰に置きます。いきなり日なたへ出すと、室内で育った葉は三日ほどで白く焼けて元に戻りません。
少しずつ光を足す
二週目に午前中だけの日なた、三週目に半日の日なたへと進めます。新しい葉が出はじめたら慣れた合図と判断できます。
取り込む時期を決める
最低気温が十度を下回る十月中旬までに室内へ戻します。戻す前に葉の裏を洗い、虫を持ち込まないようにします。

屋外に出した株は乾きが室内の倍ほど速くなります。同じ間隔で水を与えていると水切れするので、鉢を触って決め直します。

ホヤの置き場所を整えるのに使うもの

室内は、人が明るいと感じても植物には暗いことがほとんどです。光を足すか、置き場所を変えるかのどちらかです。

  • 植物育成ライト探す言葉「植物育成ライト 白色 クリップ」
    規格の目安
    白色(フルスペクトル)で、株から 30〜50cm に吊るせるもの。1 日 8〜12 時間。

    窓から離れた場所では、どの植物も徐々に間延びします。紫色のライトは効きますが、部屋の見た目が変わるので白色が現実的です。

  • レースカーテン探す言葉「レースカーテン 遮光 UV」
    規格の目安
    光を通すもの。遮光率の高すぎるものは逆効果です。

    夏の直射は、室内で育った葉を焼きます。外から入れたばかりの株ほど、一枚挟んで慣らします。

  • キャスター付き鉢台探す言葉「鉢 キャスター 台 室内」
    規格の目安
    耐荷重を土と水を含めた重さで見ます。8 号鉢で 10kg 前後。

    大きな鉢は動かせないと、季節に合わせて置き場所を変えられません。床の通気も良くなります。

  • 温湿度計探す言葉「温湿度計 デジタル 小型」
    規格の目安
    最低・最高を記録できるもの。

    窓際は日中と夜で 10℃ 以上違うことがあります。冬に葉を落とす原因は、たいてい夜の冷え込みです。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 窓辺に置けるなら、育成ライトは要りません。
  • 加湿器は植物のためだけには要りません。霧吹きとサーキュレーターで足りることが多いです。

ホヤの上手に育てるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はホヤの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

ホヤについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる