基本情報
- 系統・区分
- 花木・庭木/低木・高木
- 熟期
- 3〜4 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
木本性の観賞植物。剪定時期、樹高、日照、毒性や実付きの有無を記録するとよい。
概要説明
シデコブシは、愛知・岐阜・三重の湿地周辺にだけ自生する日本固有の落葉小高木の種名で、野生では絶滅が心配される希少種ですが、庭木としては古くから栽培され広く流通しています。花は 3〜4 月に葉より先に咲き、直径 7〜10 センチで、細長い花弁が 12〜18 枚と多く、神事の紙垂 (しで) に見立ててこの名がつきました。花色は白から淡い桃色で、株によって濃淡があり、桃色の強いものはベニコブシと呼ばれます。花には香りがあります。樹高は 3〜5 メートルとコブシより小型で、株立ちになりやすく、成長も穏やかなため、普通の庭でもシンボルツリーとして使えます。日当たりを好み、寒さに強く、暑さにも耐えます。自生地が湿地であることから乾燥を嫌い、湿り気のある土に植え、夏は株元をマルチングします。花芽は夏に前年枝の先につくため、剪定は花後すぐに行います。移植を嫌うので植え場所は最初に決めます。
シデコブシの特徴
- 細長い花弁が 12〜18 枚と多い白から淡桃色の花
- 3〜4 月に葉より先に直径 7〜10 センチで咲く
- 東海地方の湿地にだけ自生する固有種
- 樹高 3〜5 メートルで株立ちになりやすい
- 成長が穏やかで普通の庭に収まる
- 乾燥を嫌い湿り気のある土を好む
向いている使い方
- シンボルツリーとして庭に植える
- 早春の花木に
- 大きめの鉢植えで楽しむ
- 枝を切って早春の生け花に
コブシの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはコブシの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- コブシの植え付け — コブシは根が太く移植を嫌い、放任すると十メートルを超える木です。場所の見込みと、根を傷めない植え付けの手順をまとめます。
- コブシの剪定の基本 — コブシは切り口が腐りやすく、強い剪定を嫌います。花芽を見分け、落葉後に細い不要枝を抜く程度に留める剪定の手順です。
- コブシの水やりと肥料 — コブシは乾燥で葉が縮み、根が浅いので夏の水切れに弱い木です。水やりの目安と、花を毎年咲かせる肥料の時期をまとめます。
- コブシの月別の作業 — コブシは三月に咲き、夏に翌年の花芽を作る木です。関東平野部を基準にした月ごとの作業表と、季節ごとの要点をまとめます。
- コブシの病害虫と障害 — コブシは丈夫な木ですが、カイガラムシと幹に入るテッポウムシは放置すると株を弱らせます。症状から原因を切り分け、対策をまとめます。
- コブシの花を咲かせる — コブシの花芽は夏に作られ、翌春に葉より先に咲きます。花を毎年咲かせるための管理と、咲かないときの原因の見つけ方をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「コブシ」、品種に「シデコブシ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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