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リビングストンデージーの苗選びと定植

リビングストンデージーの苗選びと定植|株間と日当たりで一面に咲かせる

リビングストンデージーの栽培イメージ

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二月から店頭に並ぶ苗を選び、三月に日当たりのよい場所へ植えます。横に広がる性質を生かして株間を空けます。

苗の姿で良し悪しを見分ける

苗は二月から四月にかけて園芸店に並びます。多肉質の葉が厚く、株がぎゅっと締まって横に広がっているものが良い苗です。ひょろ長く伸びた苗や、葉が黄色く柔らかい苗は、暗い場所で育てられたか水をやりすぎたもので、植えても弱ります。

見た目判断理由
葉が厚く、株が低く横に広がる良い苗日に当たって育った健康な株
茎が長く伸び、葉がまばら避ける光不足で徒長。倒れやすく花が少ない
葉が黄色く柔らかい避ける過湿で根が傷んでいる
葉が赤紫がかっている問題なし低温による色づき。暖かくなれば戻る
つぼみが付いている良い苗植えて数週間で咲き始める
ポットの底から根が出て土が固いやや古い苗根を軽くほぐして植える

植える場所は日なたで水はけのよい場所

花は日が当たっているときだけ開き、曇りや日陰では閉じたままです。一日中日の当たる場所でなければ本来の姿になりません。乾燥した土を好むため、水はけのよい花壇か、プランターなら軽石を多めに混ぜた土にします。雨が続く場所は苗が腐りやすいので、軒下やベランダも向いています。

横に広がって高さは十〜十五センチほどにしかならないため、花壇の縁取りや前列、ロックガーデン、ハンギングに向きます。背の高い草花の後ろに植えると日が当たらず咲きません。

日照時間を確かめる
植えたい場所に午前と午後で何時間日が当たるかを見ます。六時間以上なら理想で、四時間以下なら花が開きません。
水はけを上げる
花壇なら軽石や川砂を二〜三割混ぜて耕します。プランターは草花用培養土に軽石を二割混ぜ、鉢底石を厚めに敷きます。
肥料は控えめ
元肥(植えるときに土に混ぜる肥料)は緩効性の粒状肥料をひとつまみ程度にします。多いと葉ばかり茂って花が減ります。

定植の時期と株間

関東平野部では霜の心配が減る二月下旬から三月中旬に植えます。それより早く植えるなら、霜の夜に不織布をかけて守ります。一株が直径二十〜三十センチに広がるため、株間は十五〜二十センチ空けます。詰めすぎると株が重なって蒸れ、下の葉が腐ります。

場面株間と数注意
花壇の縁取り十五〜二十センチ間隔で一列前列に。後ろの草花で日陰にしない
六十センチのプランター三〜四株浅めのプランターで十分
直径二十センチの鉢一〜二株軽石多めの土で
ハンギングバスケット三株縁から垂れるように配置

植え方

根が細く傷みやすいので、根鉢を崩さず、ポットと同じ深さに植えます。深植えすると茎の根元が土に埋まって腐るため、株元が土の表面と同じ高さになるようにします。植え付け後にたっぷり水をやり、以後は表面がしっかり乾くまで水をやりません。

根鉢を崩さず抜く
ポットを軽く押して苗を抜き、根鉢をそのまま植え穴に入れます。根が回っていれば底を軽くほぐす程度にします。
浅めに植える
株元が土の表面と同じ高さになるようにします。深植えは茎の根元が土に埋まって腐る原因で、浅すぎると根が乾くので、ポットの土の高さをそのまま保ちます。
株元に軽石や砂を敷く
株元の周りに軽石か砂を薄く敷くと、雨のはね返りと株元の過湿を防げます。土の表面が乾いて見えるので、水やりの判断もしやすくなります。
植えたらたっぷり、その後は乾かす
植え付け直後だけたっぷり水をやります。その後は表面が乾いて二〜三日たってから与えます。

定植後にしおれる、枯れるときの原因と手当て

植えた直後の不調は、根の傷みか過湿か寒さのどれかです。葉と株元の状態で切り分け、早めに手を打ちます。植えて一週間は毎朝葉の張りを見て、しおれていれば土を触って湿り具合を確かめます。

症状原因手当て
葉がしおれて水をやっても戻らない過湿で根が腐った水を止め、株元の土を乾かす。腐っていれば植え直し
葉が透けて柔らかくなり黒ずむ霜に当たった傷んだ葉を取り、霜の夜は不織布
株元が茶色く柔らかい深植えか株元の過湿浅く植え直し、株元に砂を敷く
株が広がらず小さいまま日照不足か肥料不足日なたへ移す。薄い液肥を月二回
葉が赤紫で硬い低温問題なし。暖かくなれば緑に戻り広がる

リビングストンデージーは植え傷みが少なく、苗が締まっていれば数日で新しい葉が動きます。一週間たっても動かないなら根を確かめます。

寄せ植えと組み合わせ

同じ時期に咲く低い草花と組み合わせると、春の寄せ植えが華やかになります。ただし水を好む草花と一緒にすると、どちらかが傷みます。乾燥を好む仲間や、多肉植物と合わせるのが失敗しにくい組み合わせです。

乾燥を好む草花と合わせる
アリッサムやネメシア、ロベリアなど乾き気味を好む草花と合わせます。ビオラは水を好むので鉢を分けます。
縁に植えて垂らす
鉢の縁に植えると、横に広がった株が縁から垂れて花が鉢を覆います。中央には背の高い草花を置きます。

リビングストンデージーの苗づくりに使うもの

本葉が出てからポットに移し、根が回ってから花壇や鉢へ。この 2 段階に必要なものです。

  • ポリポット(9cm)探す言葉「ポリポット 9cm 園芸」
    規格の目安
    直径 9cm が標準。生育の早いものは 10.5cm。

    セルトレイのまま育てると根が回りきって傷みます。本葉 2〜3 枚でポットへ移します。

  • 育苗用の受け皿トレイ探す言葉「育苗トレイ 受け皿 底面給水」
    規格の目安
    ポットが並ぶ大きさで、水を張れる深さのあるもの。

    上から水をやると小さな苗が倒れます。下から吸わせると茎が締まります。

  • 液体肥料探す言葉「液体肥料 苗 薄め」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液。苗には規定より薄めて使います。

    種まき用土には肥料分がほとんどありません。本葉が出たら薄い液肥で足します。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 苗を買って植えるなら、育苗の資材は要りません。
  • 育苗箱の加温は、春まきの一部を除けば要りません。

リビングストンデージーの長く咲かせるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はリビングストンデージーの育て方にまとめています。

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