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ペペロミアの置き場所

ペペロミアの置き場所|厚い葉を保つ明るい日陰と冬の温度の決め方

ペペロミアの栽培イメージ

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ペペロミアは小型で日陰に強い観葉植物です。立ち性や垂れるタイプごとの明るさの目安と、冬に十度以上を保つ置き方をまとめます。

タイプで向く置き場所が変わる

ペペロミアは中南米の林の下に生えるコショウ科の小型の草で、仲間の姿がとても幅広い植物です。上へ伸びる立ち性、横へ這って垂れるもの、葉がうずまきのように波打つものがあり、姿によって向く明るさが少しずつ変わります。まず手元の株がどのタイプかを見て決めます。

共通するのはレースのカーテン越しの明るい日陰です。真夏の直射日光は厚い葉を白く焼き、暗すぎると茎だけが伸びて葉と葉の間が開きます。窓から一〜二メートルの範囲で、手をかざして影がぼんやり見える明るさを目安にします。

タイプ代表的な品種向く置き場所
立ち性で葉が厚いオブツシフォリア、マグノリアエフォリアレースのカーテン越しの窓辺
這う、垂れるホープ、プロストラータ明るい棚の上や吊り鉢
うずまき状の葉カペラータ、エメラルドリップル窓から少し離した明るい日陰
模様のある葉アルギレイア(スイカペペ)柔らかい光の窓辺、直射は避ける

アルギレイアのスイカ模様やホープの銀色は、暗い場所では薄くなります。模様が売りの品種ほど明るい日陰を選びます。

光が合っているかを葉と茎で確かめる

ちょうどよい光かどうかは、新しい葉の大きさと茎の節の詰まり方で判断します。葉が丸く厚く育ち、節と節の間が詰まっているなら適正です。茎がひょろりと伸びて葉が小さく薄くなるなら暗すぎ、葉の表面が白っぽく抜けたり茶色く硬くなったりするなら光が強すぎます。

垂れるタイプは特に見分けやすく、暗いと茎が長く伸びて葉がまばらになります。一度伸びた茎は詰まりませんが、切って挿せば新しい株になるので、姿が崩れたら明るい場所へ移して仕立て直します。

影の濃さを見る
置きたい場所で手をかざします。影がぼんやり見えればちょうどよい明るさで、くっきり出るなら窓から離し、影が見えないなら明るい場所へ移します。
新しい葉の厚みを見る
新しく開いた葉が前の葉より小さく薄いなら光が足りません。厚みがあり色が濃く出ていれば足りています。二〜三枚出るまで見て判断します。
節の間隔を確かめる
節と節の間が指一本分以上開いてきたら徒長(間延びして弱く伸びること)です。明るい場所へ移し、伸びた部分は切って挿し木に回します。

温度と空気の湿り気

生育に向く温度は二十〜二十八度で、寒さには強くありません。十五度を下回ると成長が止まり、十度を下回る日が続くと葉が落ち、茎の付け根から傷みます。冬は最低十度以上を保てる場所に置くのが、枯らさないための一番の条件です。

厚い葉に水を蓄えるので、空気の乾燥そのものには比較的強い植物です。ただし暖房や冷房の風が直接当たると葉の縁が茶色く硬くなります。吹き出し口の正面と、冷え込む窓ガラスに葉が触れる位置は避けます。

状態温度起きること
適温二十〜二十八度新しい葉が次々に開く
やや低温十五〜二十度成長が止まるが傷まない
低温十度〜十五度根が水を吸わず、水やりを減らす時期
危険十度未満葉が落ち、茎の付け根が黒く腐る

小さな鉢は室温の変化をそのまま受けます。冬は床に直接置かず、台の上や棚に上げるだけでも夜の冷えを避けられます。

季節ごとの置き場所

春と秋はレースのカーテン越しの窓辺が最も安定します。夏は窓辺の光と熱が強くなるので、窓から離すか東向きの窓へ移し、締め切った部屋では空気を動かして鉢の中が蒸れないようにします。屋外に出すなら雨と直射の当たらない軒下に限ります。

冬は日中だけ明るい窓辺に置き、夜は部屋の中央側へ下げるか、はじめから窓から一メートル以上離した場所に固定します。日照よりも温度を優先してよい時期で、多少暗くても十度を割らない場所のほうが安全です。

時期置き場所注意
3月〜5月レースのカーテン越しの窓辺急に強い光へ出さず少しずつ慣らす
6月〜9月窓から離すか東向きの窓辺西日と締め切った部屋の蒸れを避ける
10月〜11月明るい窓辺最低気温が十五度を割る前に室内へ
12月〜2月窓から離れた暖かい場所夜の冷え込みと床の冷たさを避ける

初夏から夏にかけて、白いネズミの尾のような細長い花穂が立つことがあります。観賞価値は低いので、株を疲れさせたくなければ根元から切っても構いません。

置き場所の失敗の原因と直し方

ペペロミアの不調は、光と温度と風のどれが合っていないかを切り分けると原因がすぐに絞れます。葉の色、茎の伸び方、葉の落ち方の三つを見て判断します。場所を変えるだけで、新しく出る葉から姿が戻ることがほとんどです。

冬に葉が次々にぽろぽろ落ちるのは寒さか根の傷み、葉が白く抜けるのは直射、茎が伸びて葉がまばらになるのは光不足です。落ちた葉と傷んだ葉は元に戻らないので、原因を直したうえで新しい葉を待ちます。

症状考えられる原因手当て
茎が伸びて葉がまばら光不足明るい日陰へ移し、伸びた茎は切って挿す
葉が白っぽく抜ける直射日光レースのカーテン越しか窓から離した場所へ
葉の縁が茶色く硬い冷暖房の風吹き出し口の正面から外す
冬に葉がぽろぽろ落ちる低温か過湿十度以上の場所へ移し水を控える
模様や斑が薄くなる光不足窓に近づけ、直射は避けて様子を見る

ペペロミアの置き場所を整えるのに使うもの

室内は、人が明るいと感じても植物には暗いことがほとんどです。光を足すか、置き場所を変えるかのどちらかです。

  • 植物育成ライト探す言葉「植物育成ライト 白色 クリップ」
    規格の目安
    白色(フルスペクトル)で、株から 30〜50cm に吊るせるもの。1 日 8〜12 時間。

    窓から離れた場所では、どの植物も徐々に間延びします。紫色のライトは効きますが、部屋の見た目が変わるので白色が現実的です。

  • レースカーテン探す言葉「レースカーテン 遮光 UV」
    規格の目安
    光を通すもの。遮光率の高すぎるものは逆効果です。

    夏の直射は、室内で育った葉を焼きます。外から入れたばかりの株ほど、一枚挟んで慣らします。

  • キャスター付き鉢台探す言葉「鉢 キャスター 台 室内」
    規格の目安
    耐荷重を土と水を含めた重さで見ます。8 号鉢で 10kg 前後。

    大きな鉢は動かせないと、季節に合わせて置き場所を変えられません。床の通気も良くなります。

  • 温湿度計探す言葉「温湿度計 デジタル 小型」
    規格の目安
    最低・最高を記録できるもの。

    窓際は日中と夜で 10℃ 以上違うことがあります。冬に葉を落とす原因は、たいてい夜の冷え込みです。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 窓辺に置けるなら、育成ライトは要りません。
  • 加湿器は植物のためだけには要りません。霧吹きとサーキュレーターで足りることが多いです。

ペペロミアの上手に育てるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はペペロミアの育て方にまとめています。

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