GadeninEnglishアプリを入れる
クルシアの品種選び

クルシアの品種選び|ロゼア・プリンセス・斑入りの違いと鉢で育てやすい種類

厚くて丸い光沢のある葉が密に茂るクルシア

読むのに約 5 分

家庭で手に入るクルシアは、基本種のロゼア、葉が小さく締まるプリンセス、白や黄の斑が入る斑入りの3つにほぼ絞れます。置き場所と育て方の違いから選びます。

クルシアはほぼ全部がロゼアの仲間

クルシアはオトギリソウ科クルシア属の常緑樹で、中南米からカリブ海の島々に300種以上がありますが、観葉植物として日本で流通するのはほぼクルシア・ロゼアとその選抜品種です。厚くて硬い多肉質の丸い葉が特徴で、葉の表面に爪で文字を書くと白い跡が残って消えないことから、オートグラフツリー、シグネチャーツリーとも呼ばれます。

店頭では「クルシア」「クルシア・ロゼア」「クルシア ロゼア プリンセス」「斑入りクルシア」と名札がまちまちですが、育て方の骨格は同じです。違うのは葉の大きさと最終的な樹の大きさ、斑の有無で、それが置き場所と水やりの間隔に少しだけ影響します。

品種葉と樹の大きさ見分け方向く場所
ロゼア(基本種)葉は10〜20センチ、原産地では高木大きな丸い葉、濃い緑床置きの大鉢、広いリビング
ロゼア プリンセス葉は10センチ前後、鉢では0.5〜1.5メートル小ぶりの葉が密につく、枝分かれが多い棚や窓際の中鉢、はじめての1鉢
ロゼア バリエガータ(斑入り)基本種に近いが成長はさらにゆっくり白〜クリーム色の覆輪や散り斑明るい窓際、斑を楽しむ中鉢

ロゼアは大きく育てたい人の基本種

基本種のクルシア・ロゼアは、原産地では高さ10メートルを超える木で、葉も長さ10〜20センチと大きく育ちます。日本の室内では1〜2メートルで管理しますが、葉の1枚1枚が大きいぶん存在感があり、床に置くシンボルツリーとして選ばれます。成長はゆっくりなので、買ったときの姿が長く保たれるのも利点です。

床置きの大鉢に向く
葉が大きいので、棚の上では窮屈に見えます。7号以上の鉢で床に置き、レースのカーテン越しの光が横から入る場所に置くと、葉の表の光沢がきれいに見えます。
葉に文字を書くならこの種類
葉が大きく厚いので、爪楊枝で名前や日付を書く遊びに向きます。書いた葉はそのまま何年も残り、記念日の葉を1枚だけ残しておく人もいます。
水やりの間隔は一番長い
葉にためる水の量が多いので、同じ鉢の大きさなら3品種の中で一番乾きにくく、水やりの回数は少なくて済みます。そのぶん、やりすぎの根腐れにも一番気をつけます。

プリンセスは鉢で締まって育つ選抜品種

クルシア ロゼア プリンセスは、基本種から葉が小さく枝分かれが多い性質を選んで作られた品種で、日本の観葉植物店で一番よく見かけるクルシアです。葉は長さ10センチ前後と基本種よりひと回り小さく、節の間が詰まって密に茂るので、鉢の中で形が崩れにくいのが持ち味です。鉢植えでは0.5〜1.5メートルにとどまります。

はじめての1鉢に向く
成長がゆっくりで樹形が崩れにくく、剪定の頻度も少なくて済みます。乾燥に強く、水やりを数日忘れても葉がしおれにくいので、観葉植物が初めての人に勧めやすい品種です。
名札の表記はまちまち
「クルシア・ロゼア・プリンセス」「クルシア プリンセス」「クルシア ロゼア」と書かれていても、小ぶりの葉が密についていればプリンセスです。アプリに登録するときは品種名を「ロゼア プリンセス」で合わせておくと記録がまとまります。
挿し木でも性質が受け継がれる
挿し木で増やした株も葉の小ささと枝分かれの多さをそのまま受け継ぎます。親株から取った挿し穂を育てれば、同じ姿の株がもう1鉢できます。

斑入りは明るさと水やりに少し気を使う

斑入りのクルシアは、葉の縁に白からクリーム色の覆輪が入るものや、黄と緑のマーブル状に散り斑が入るものが「クルシア ロゼア バリエガータ」「斑入りクルシア」の名前で流通します。斑の部分には葉緑素が少ないので、同じ光でも作れる養分が少なく、緑一色の株より成長がさらにゆっくりになります。

緑の株より明るい場所に
暗いと斑が薄れたり、新しい葉が緑に戻ったりします。レースのカーテン越しの中でも窓に近い明るい側に置き、真夏の直射日光だけは斑の部分が焼けやすいので避けます。
水やりはさらに控えめに
成長がゆっくりなぶん水を吸う量も少なく、同じ鉢でも土が乾くのに時間がかかります。鉢の中まで乾いたのを確かめてから与え、買ったばかりの大きすぎる鉢なら新芽が動く時期に小さめの鉢へ植え替えます。
斑の変色は寒さと過湿の合図
斑の白い部分は寒さや過湿の傷みが先に出ます。白い部分が茶色や黒に変わり始めたら、水を控えて10℃以上の場所へ移します。

置き場所と目的で選ぶ

3つの品種は育て方の基本が同じなので、置きたい場所の広さと明るさ、どんな姿を楽しみたいかで選べば失敗しません。迷ったら手に入りやすく形が崩れにくいプリンセスから始め、増やしたくなったら挿し木で2鉢目を作るのが遠回りしない道です。

置き場所と目的向く品種理由
床に置くシンボルツリーがほしいロゼア葉が大きく存在感がある。成長がゆっくりで姿が保たれる
窓際や棚に中鉢で置きたい、初めてロゼア プリンセス小ぶりの葉が密につき樹形が崩れにくい。乾燥に強い
明るい窓際があり、葉色を楽しみたいロゼア バリエガータ白や黄の斑が映える。明るさと水の控えめさに注意
挿し木で増やして飾りたいどれでもいずれも5〜6月の挿し木で容易に増え、性質を受け継ぐ

どの品種も茎を切ると黄色く粘る樹液が出ます。買ってすぐの植え替えや剪定はゴム手袋をして行います。

買うときに見るところ

クルシアは丈夫な木ですが、流通の途中で水をやりすぎた株や寒さに当たった株は、買ってから調子を崩します。店頭では葉と土と鉢の3つを見て、持ち帰ったあとの手間を減らします。

葉の表に張りと光沢があるか
健全な葉は厚く硬く、表に光沢があります。葉が垂れている、縁が黒ずんでいる株は寒さか過湿で傷んでいるので避けます。
土が湿りすぎていないか
鉢を持ち上げて重すぎる、表面がいつも濡れている株は根腐れが始まっていることがあります。軽く乾き気味の株のほうが安心です。
鉢が株に合っているか
株に対して鉢が大きすぎると土が乾かず根腐れしやすくなります。鉢が大きい株を買ったときは、新芽が動く5〜7月に一回り小さい鉢に植え替える前提で選びます。

クルシアの上手に育てるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はクルシアの育て方にまとめています。

アプリのストアを開く QR コード

スマホのカメラで読み取ると、ストアが開きます

iPhone 対応。Android 版はベータ版テスター募集中 (Premium 6 か月の特典つき)。無料で使えます。

次に読む

クルシアについて、続けて読むならこちら。

クルシアの記録を
無料アプリで
アプリを入れる