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ストロベリーキャンドルの花を咲かせる

ストロベリーキャンドルの花を咲かせるコツ|冬の寒さに当て、花後の茎を切って長く楽しむ

ストロベリーキャンドルの赤い花穂

読むのに約 4 分

ストロベリーキャンドルの赤い花穂を咲かせる決め手は、冬の寒さと控えめな肥料です。咲いたら花後の茎を切って株を長持ちさせます。

真っ赤な花穂がろうそくのように立つ

ストロベリーキャンドルはクローバーの仲間で、春に茎の先へ細長い真っ赤な花穂をつけます。その姿がいちごの色をしたろうそくに見えることから、この名前で呼ばれます。別名のクリムソンクローバーやベニバナツメクサも、赤い花のクローバーという意味合いです。

花が咲くまでは、身近なシロツメクサとよく似た葉の姿で、見分けにくいほどです。草丈は20センチから50センチほどで、花壇の手前から中ほどに植えると、赤い穂が並んで目を引きます。

項目内容ひとこと
花の時期4月〜5月秋まきの株が春に咲く
草丈20センチ〜50センチ春に茎が伸びて高くなる
花の色赤(白花の品種もある)混ぜて植えると色の対比が出る

咲かせる決め手は冬の寒さ

この植物は、冬の寒さに一定の期間当たることで花芽をつけます。秋にまいて冬を屋外で越させた株は、春になると自然に茎を伸ばして花穂を立てます。室内や暖かい場所で冬を過ごさせると、この切り替えが起こりません。

秋にまいて冬を越させる
寒冷地以外は9月から10月にまき、冬の間も屋外に置きます。寒さを経験した株だけが、春にそろって花穂をつけます。
霜よけは苗のうちだけ
小さな苗は霜で傷むので覆いをしますが、株が育ったら外します。寒さそのものを遮りすぎないことが大切です。
春まきは咲かないことも
春にまいた株は寒さに当たる期間が足りず、葉だけ茂って夏に枯れることがあります。花を見たいなら秋まきにします。

花穂を増やすための日当たりと肥料

花穂の数は日当たりと肥料の加減で大きく変わります。日がよく当たる場所で、肥料を控えめにして育てた株ほど、茎が締まって花穂がたくさん立ちます。

育て方株の様子花穂への影響
日なたで肥料控えめ茎が締まって低めに茂る花穂が多くそろう
日陰で育てる茎が細く間延びする花穂が少なく倒れやすい
肥料を多く与える葉ばかり大きく茂る花穂が減り病気も出やすい

根粒菌が窒素を補うので、元気に育っていれば肥料は要りません。下葉が黄色いときだけ、薄い液体肥料を与えます。

花後は茎ごと切って株を休ませる

種を採らないのであれば、咲き終わった花穂は茎ごと切り落とします。花がらを残したままにすると、株が種を育てるために力を使い、残りのつぼみの咲き方が弱くなります。切っておけば、後から上がってくる花穂を長く楽しめます。

色があせた穂を見つける
穂の下の方から咲き進み、上まで咲いて色があせてきたら花の終わりです。茶色くなり始めた穂から順に切ります。
茎の付け根で切る
花穂だけでなく、その穂を支えていた茎ごと、付け根に近いところではさみで切ります。株の形もすっきりします。
種を採る株は残す
種を採りたい場合は、元気な株の穂をいくつか切らずに残しておきます。全部を切ると翌年用の種が採れません。

花壇や切り花での楽しみ方

赤い穂が群れて咲く姿は、まとめて植えるほど映えます。白い花の品種と混ぜて植えると、紅白の穂が並んで変化が出ます。花壇の縁取りや、ほかの春の草花の手前に植えると、草丈の低さが生きます。

まとめて植える
一株だけより、株間をとりながら数株をかためて植えると、穂の赤がまとまって見えます。春の花壇の彩りになります。
白花と組み合わせる
白い花の品種を一緒に植えると、赤との対比が楽しめます。種まきのときに同じ時期にまけば、同じころに咲きそろいます。
切り花で部屋に飾る
咲き始めた穂を茎ごと切れば、小さな花瓶に挿して楽しめます。株の消耗を防ぐ花後の茎切りを兼ねることもできます。

咲かないときの原因と見直し

花穂が上がらない、数が少ないときは、寒さ、日当たり、肥料のどれかに原因があることがほとんどです。その年は立て直しが難しくても、原因が分かれば翌年の育て方に生かせます。

症状考えられる原因翌年の対策
花穂が出ない冬の寒さに当たらなかった秋にまいて屋外で冬を越させる
花穂が少ない日当たりが悪い一日よく日が当たる場所に植える
葉ばかり茂る肥料が多すぎる元肥も追肥も控える
咲いてすぐ終わる花がらを残している咲き終わった茎を早めに切る

花の時期を長く保つ手入れ

花穂は株の中で順に上がってくるので、手入れ次第で花の時期を長く保てます。大切なのは、咲き終わった穂を残さないことと、株を蒸らさないことの二つです。

数日おきに花がらを見る
咲き進みの早い時期は、数日おきに株を見回って、色のあせた穂を茎ごと切ります。株の力が次の穂に回ります。
雨のあとは株元を見る
雨が続いたあとは株元が蒸れやすくなります。枯れた下葉や倒れた茎を取り除き、風が通るようにしておきます。
倒れた茎は切り戻す
雨や風で倒れて起き上がらない茎は、付け根から切ります。そのままにすると周りの株に覆いかぶさり、蒸れの原因になります。

よくある質問

よくある失敗と戻し方は?

花穂が上がらない、数が少ないときは、寒さ、日当たり、肥料のどれかに原因があることがほとんどです。その年は立て直しが難しくても、原因が分かれば翌年の育て方に生かせます。

ストロベリーキャンドルの花を咲かせ続けるのに使うもの

つぼみが上がってからやることは決まっています。摘む・支える・足す、の 3 つです。

  • 液体肥料(リン酸多め)探す言葉「液体肥料 開花 リン酸」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液。N-P-K の真ん中(P)の数字が高いもの。

    つぼみを作る時期はリン酸が要ります。窒素の多い肥料を続けると、葉ばかり伸びて花が上がりません。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    種を作らせないことが、次の花を咲かせる条件です。花の下の節まで切り戻すのが基本です。

  • 支柱(草花用)探す言葉「園芸支柱 草花 リング」
    規格の目安
    直径 8mm・長さ 90〜150cm の細い支柱か、株ごと囲むリング支柱。

    花の重みで倒れると、そこから茎が折れます。咲いてから立てるのでは間に合わないので、つぼみのうちに。

  • 誘引用の麻ひも探す言葉「麻ひも 園芸 誘引」
    規格の目安
    太さ 2mm 前後。目立たない色のもの。

    きつく縛ると茎が食い込みます。8 の字にゆるく掛けて、茎が太る余地を残します。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 開花促進剤は、肥料と日当たりが足りているなら急ぎません。
  • リング支柱がなくても、細い支柱 3 本を株の周りに立てて麻ひもで囲めば同じことができます。

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栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はストロベリーキャンドルの育て方にまとめています。

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