まき時は秋が基本、寒冷地だけ春
ストロベリーキャンドルは冬の寒さに一定の期間当たることで花芽をつけます。そのため寒冷地以外では秋の9月から10月にまき、小さな苗のまま冬を越させて、翌年の4月から5月に咲かせるのが基本の育て方です。
冬の冷え込みが厳しい寒冷地では、秋にまいた小さな苗が冬を越せないことがあるため、春の4月から5月にまきます。ただし春まきは寒さに当たる期間が足りず、葉だけ茂って花が咲かないまま夏に枯れることもあります。
| 地域 | まく時期 | 注意すること |
|---|---|---|
| 寒冷地以外 | 9月〜10月(秋まき) | 苗は屋外に置いて寒さに当てる |
| 寒冷地 | 4月〜5月(春まき) | 咲かずに夏を迎えることがある |
迷ったときは秋まきを選びます。花を確実に見るには、冬の寒さを経験させることが欠かせません。
箱や浅鉢にまいて苗を育てる
種は育苗箱や浅い鉢にまき、間引きながら苗に育てていく方法が手軽です。広い花壇や畑で緑肥を兼ねて育てるなら、植える場所へ直接ばらまいてもかまいません。
- 種まき用の土を入れる
- 育苗箱や浅鉢に水はけのよい種まき用の土を入れ、表面を平らにならします。肥料分の多い土は苗が軟らかく育つので避けます。
- 重ならないようにまく
- 種が重ならないよう、表面に均一にまきます。厚くまくと芽が込み合い、間引きの手間が増えて苗も細くなります。
- 薄く土をかけて湿らせる
- 種が隠れる程度に薄く土をかけ、目の細かいじょうろでそっと湿らせます。芽が出るまでは表面を乾かしきらないようにします。
芽が出たら日なたで締まった苗にする
芽が出たら日当たりと風通しのよい場所に移します。日が足りないと茎が細く伸びて倒れやすい苗になります。水は表面が乾いたらたっぷり与え、常に湿った状態にはしないようにします。
- 込んだところから間引く
- 本葉が出始めたら、葉が重なっているところから順に抜いていきます。残す苗の根を傷めないよう、根元を押さえながら抜きます。
- 元気な苗を残す
- 茎が太く葉色のよい苗を残します。弱い苗をたくさん残すより、間隔をとった少数の苗のほうが春によく茂ります。
- 肥料は足さない
- マメ科なので苗の段階から肥料はほとんど要りません。葉色がよく育っていれば、追加の肥料を与えずに見守ります。
植え付けは株間を広めにとる
ある程度の大きさに育ったら、鉢や花壇に植え付けます。春になると横へ広がって茂るので、株と株の間は20センチから30センチほど空けます。日当たりと風通しがよく、水はけのよい場所を選びます。
| 植え方 | 向いている場面 | ひとこと |
|---|---|---|
| 秋のうちに植え付ける | 霜よけをしやすい場所 | 根が張ってから冬を迎えられる |
| 小鉢で冬越しして春に植える | 植える場所がまだ空かない | 春の早いうちに植え付ける |
| ばらまきで間引く | 緑肥を兼ねて広く育てる | 込み合うところを抜いて整える |
小鉢に仮植えして冬を越させる場合も、置き場所は屋外です。室内に取り込むと寒さに当たらず咲かなくなります。
小さな苗の冬越しは霜よけで守る
寒さに当てることは大切ですが、植えたばかりの小さな苗は霜で傷むことがあります。苗が小さいうちは、寒さには当てつつ霜だけを防ぐ簡単な覆いをしておくと安心です。
- 寒い夜は覆いをかける
- 霜が降りそうな夜は、不織布や寒冷紗を苗の上にふんわりとかけます。昼間に日が当たるなら外して光を当てます。
- 軒下に寄せる
- 鉢やポットで育てている場合は、霜の当たりにくい軒下へ移します。屋外に置いたままにして寒さを感じさせることが大切です。
- 冬の水やりは控えめに
- 冬は生育がゆっくりなので、土が乾いてから暖かい日の午前中に与えます。夕方に与えると土が凍ることがあります。
まく場所ごとの段取り
同じ秋まきでも、育苗箱で苗を作るか、植える場所へ直接まくかで段取りが変わります。花壇の一角を彩りたいなら苗を作り、広い場所を緑肥も兼ねて覆いたいならばらまきが向いています。
- 苗を作る場合
- 育苗箱で苗を育て、大きさがそろったものから植え付けます。株間を思い通りにとれるので、花壇の見た目を整えやすくなります。
- ばらまきの場合
- 耕した場所に種を均一にばらまき、軽く土をかぶせます。芽が出たら込み合うところを抜いて、株同士の間隔を広げていきます。
- 鉢で育てる場合
- 鉢に直接数粒まいて、育つにつれて元気な株を残します。植え替えの手間が省け、冬は軒下へ動かして霜を避けられます。
芽が出ない、育たないときの見直し
うまくいかないときは、土のかけ方、水の加減、日当たりのどれかに原因があることが多いです。秋のまき時の間に気づけば、原因を一つ直してまき直すことができます。
| 症状 | 考えられる原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 芽が出ない | 土のかけすぎ、乾かしすぎ | 薄くかけ、芽が出るまで湿らせる |
| 芽がまばら | 水やりで種が流れた | 目の細かいじょうろでそっと与える |
| 茎がひょろ長い | 日照不足、水の与えすぎ | 日なたに置き、表面が乾いてから与える |
| 春に咲かない | 寒さに当たらなかった | 秋にまき、冬は屋外で育てる |
種まきの手順
ストロベリーキャンドルは、本文の時期と種袋の表示を確認してまきます。まいたら、種の大きさに合った量の土をかぶせます。
覆土して軽く押さえる(転圧という)と、種と土が密着し、水を吸いやすくなります。強く固めすぎないようにします。
ストロベリーキャンドルの種まきでよくある質問
ストロベリーキャンドルの種はいつまく?
そのため寒冷地以外では秋の9月から10月にまき、小さな苗のまま冬を越させて、翌年の4月から5月に咲かせるのが基本の育て方です。
ストロベリーキャンドルの種はどうやってまく?
花壇の一角を彩りたいなら苗を作り、広い場所を緑肥も兼ねて覆いたいならばらまきが向いています。
ストロベリーキャンドルの種まきに使うもの
草花の種は野菜より小さいものが多く、覆土の厚さで発芽が決まります。光を好む種はほとんど土をかけません。
- 種まき用土探す言葉「種まき培土 細粒」
- 規格の目安
- 粒径 2〜3mm の細かいもの。肥料分の少ないもの。
- 数量の目安
- セルトレイ 128 穴 1 枚で約 2L。
粗い土だと、細かい種が粒の隙間に落ちて深く埋まってしまいます。
- 霧吹き(ハンドスプレー)探す言葉「園芸 霧吹き 大容量」
- 規格の目安
- 500ml〜1L。霧の細かいもの。
好光性の種は土をかけないので、ジョウロだと流れます。発芽まではすべて霧で与えます。
- セルトレイ・浅鉢探す言葉「セルトレイ 育苗 128穴」
- 規格の目安
- 128 穴のセルトレイか、深さ 5cm 前後の浅い育苗箱。
種が小さいほど深い容器は要りません。浅いほうが土が乾きすぎず、温度も上がりやすくなります。
- 園芸ラベル探す言葉「園芸 ラベル 差し込み」
- 規格の目安
- 差し込み式、長さ 10cm 前後。
草花は発芽まで 2 週間以上かかるものもあります。まいた日を書いておかないと、待つか諦めるかを判断できません。
- 種が大きい草花なら、ポットに直接まけばセルトレイは要りません。
- 温室やヒーターマットは、暖かい時期にまくなら要りません。
ストロベリーキャンドルの長く咲かせるコツは作物ページに
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