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ワスレナグサの種まき

ワスレナグサの種まき方法と時期|秋まきで冬を越し、春に青い小花を群れ咲かせる

ワスレナグサの栽培イメージ
まずここだけ

種まきの結論

種まき時期
ワスレナグサは涼しい気候で育つ花で、関東平野部では秋まきが基本です。九月中旬…
まき方
ばらまき / 直まき
まず確認
ワスレナグサは秋に種をまいて冬を越すと、春に株いっぱいに咲きます。まき時と、…

読むのに約 4 分

ワスレナグサは秋に種をまいて冬を越すと、春に株いっぱいに咲きます。まき時と、細かい種の扱い方をまとめます。

まき時は九月中旬から十月

ワスレナグサは涼しい気候で育つ花で、関東平野部では秋まきが基本です。九月中旬から十月上旬にまくと、霜が降りる前に本葉が五〜六枚になり、冬を越して三月から五月に咲きます。春まきもできますが、株が小さいうちに暑さが来て花が少なくなります。

残暑が厳しい年は発芽の適温である十五〜二十度になるまで待ちます。早くまくと発芽しないか、発芽しても暑さで苗が溶けるように枯れます。日中の最高気温が二十五度を下回るころが、まき始めの目安です。

地域まき時開花
寒冷地8月下旬〜9月中旬、または春まき5月〜6月
関東平野部9月中旬〜10月上旬3月下旬〜5月
暖地10月3月〜4月

種は嫌光性で、光が当たると発芽しにくい性質があります。まいたあとは必ず薄く土をかぶせます。

種と土の準備

種はごく小さく、一袋に数百粒入っています。直まきもできますが、ポットや育苗箱にまいて苗を作り、本葉が出てから植える方法が管理しやすく、無駄が出ません。土は市販の種まき用の土か、赤玉土小粒と腐葉土を七対三で混ぜたものを使います。

庭に直まきするなら、植える場所を耕して苦土石灰を一握りまき、一週間おいてから腐葉土と緩効性肥料を混ぜます。ワスレナグサは酸性の土を嫌うので、石灰を省くと苗が育ちません。日当たりと水はけのよい場所を選びます。

育苗箱かポットにまく
種まき用の土を入れて水で湿らせ、種を三粒ずつポットに置くか、育苗箱にばらまきます。指でつまむと多く落ちるので、紙を折ってまくと均一になります。
土を薄くかぶせる
嫌光性なので、種が見えなくなる程度に二〜三ミリ土をかぶせます。厚すぎると芽が出られず、薄すぎると光が当たって発芽しません。
霧吹きか底面給水で湿らせる
上から水をかけると種が流れるので、霧吹きで湿らせるか、育苗箱を水を張った受け皿に置いて底から吸わせます。
明るい日陰で待つ
発芽までは直射日光を避けた明るい日陰に置き、土を乾かさないようにします。七〜十日で芽がそろいます。

植え付けとこぼれ種

本葉五〜六枚の苗を、株間十五〜二十センチで植えます。横に広がって群れ咲くので、単独で植えるより十株以上をまとめて植えると、春に青い絨毯のようになります。深植えを避け、根鉢の上面が土と同じ高さになるようにします。

一度植えると、こぼれ種で毎年同じ場所に生えてきます。花後に種をこぼさせたい場所を決めておき、そこだけ花がらを残せば翌年の苗が手に入ります。夏に生えた小さな苗は暑さで枯れることがあるので、秋に出た苗を残します。

場面株間目安
花壇で群れ咲かせる十五〜二十センチ十株以上をまとめて
鉢や寄せ植え十センチ六号鉢に三株
こぼれ種の苗そのまま間引いて十五センチ秋に出た苗を残す

発芽しない、苗が枯れるときの原因と直し方

種をまいて二週間たっても芽が出ないときは、温度が高すぎるか、土をかぶせずに光が当たっているか、種が流れて偏っているかのどれかです。発芽したのに苗が溶けるように倒れるなら、暑さか水のやりすぎで立ち枯れ病が出ています。

苗が黄色く小さいまま育たないなら、土が酸性に寄っています。ワスレナグサは石灰を嫌わない花で、植え場所に苦土石灰を混ぜると回復します。冬に葉が赤紫になるのは寒さの反応で、春に緑へ戻るので心配いりません。

症状原因手当て
二週間たっても芽が出ない気温が高い、光が当たった涼しくなってからまき直し、薄く覆土
苗が倒れて溶ける立ち枯れ病か過湿水を控え風を通し、倒れた苗を抜く
苗が黄色く育たない土が酸性苦土石灰を混ぜた土へ植え替え
冬に葉が赤紫になる寒さの反応そのままでよい

発芽後の管理と間引き

芽がそろったら日なたへ移します。日陰のままだと茎が徒長(間延びして弱く伸びること)して倒れます。本葉が二枚になったら生育のよい苗を残して間引き、ポットなら一本にします。育苗箱にばらまいた苗は、本葉二〜三枚で一本ずつポットに移します。

苗は冬に大きく育ちませんが、根は張っています。本葉が五〜六枚になった十一月上旬までに庭や鉢に植え付けると、冬のあいだにしっかり根付きます。遅れた苗はポットのまま軒下で冬を越し、二月下旬に植えます。

本葉二枚で間引く
混み合った芽を、生育のよいものを残してはさみで切ります。引き抜くと残す苗の根が動くので、切って間引きます。
本葉二〜三枚でポットへ
育苗箱の苗は根を切らないよう土ごとすくい、九センチポットに一本ずつ植えます。植えたら一週間は日陰で養生します。
液肥を薄く
ポットに移して一週間たったら、規定の倍に薄めた液体肥料を週に一回与えます。濃いと苗が軟らかくなります。

種まきの手順

ワスレナグサは、本文の時期と種袋の表示を確認してまきます。まいたら、種の大きさに合った量の土をかぶせます。

覆土して軽く押さえる(転圧という)と、種と土が密着し、水を吸いやすくなります。強く固めすぎないようにします。

ワスレナグサの種まきでよくある質問

ワスレナグサの種はいつまく?

寒冷地: 8月下旬〜9月中旬、または春まき。関東平野部: 9月中旬〜10月上旬。暖地: 10月。

ワスレナグサの種はどうやってまく?

種まき用の土を入れて水で湿らせ、種を三粒ずつポットに置くか、育苗箱にばらまきます。

ワスレナグサの間引きはいつする?

本葉が二枚になったら生育のよい苗を残して間引き、ポットなら一本にします。

ワスレナグサの種まきに使うもの

草花の種は野菜より小さいものが多く、覆土の厚さで発芽が決まります。光を好む種はほとんど土をかけません。

  • 種まき用土探す言葉「種まき培土 細粒」
    規格の目安
    粒径 2〜3mm の細かいもの。肥料分の少ないもの。
    数量の目安
    セルトレイ 128 穴 1 枚で約 2L。

    粗い土だと、細かい種が粒の隙間に落ちて深く埋まってしまいます。

  • 霧吹き(ハンドスプレー)探す言葉「園芸 霧吹き 大容量」
    規格の目安
    500ml〜1L。霧の細かいもの。

    好光性の種は土をかけないので、ジョウロだと流れます。発芽まではすべて霧で与えます。

  • セルトレイ・浅鉢探す言葉「セルトレイ 育苗 128穴」
    規格の目安
    128 穴のセルトレイか、深さ 5cm 前後の浅い育苗箱。

    種が小さいほど深い容器は要りません。浅いほうが土が乾きすぎず、温度も上がりやすくなります。

  • 園芸ラベル探す言葉「園芸 ラベル 差し込み」
    規格の目安
    差し込み式、長さ 10cm 前後。

    草花は発芽まで 2 週間以上かかるものもあります。まいた日を書いておかないと、待つか諦めるかを判断できません。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 種が大きい草花なら、ポットに直接まけばセルトレイは要りません。
  • 温室やヒーターマットは、暖かい時期にまくなら要りません。

ワスレナグサの長く咲かせるコツは作物ページに

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