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ワスレナグサの育て方|植えつけから開花までのコツ

小さな青い花が春に群れて咲く花で、こぼれ種でよく増えます。秋にまいて春に咲き、暑さに弱いので初夏に枯れる1年草として扱います。湿り気のある半日陰でも育ちます。

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ワスレナグサの写真

日当たり: 日なた〜半日陰水やり: 乾いたらたっぷり耐寒性: 強い

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・植え付け生育開花

9月のワスレナグサは「播種・植え付け」の時期です。 9月の畑仕事を見る

ワスレナグサの月別の作業を詳しく見る

ワスレナグサを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

播種日

9〜10月にまきます。日付を残しましょう。

開花日

4〜6月。日付を残しましょう。

種を採った日

こぼれ種でも増えます。日付を残しましょう。

ワスレナグサの種まきを詳しく見る

長く咲かせるコツ

ワスレナグサを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

種は薄く覆って乾かさない

好光性で厚く土をかけると発芽しません。5mm程度の覆土にとどめ、新聞紙などで乾燥を防ぐと10日ほどで芽がそろいます。

本葉2枚のうちに移植する

根が細く、大きくしてから動かすと活着に手間取ります。本葉が2枚出た時点でポットへ移すと、そのまま順調に育ちます。

半日陰の湿った場所に植える

もともと水辺に生える草です。午後に日陰になる場所や木の下のほうが、日なたよりも花の時期が長く続きます。

株間20cmで密に配する

細い茎が寄りかかり合って自立します。20cmほどの間隔で植えると青い花が面になって広がり、支柱も要りません。

初夏に株を抜いて片づける

気温が上がると枯れ込みながら株元が蒸れます。花が終わったら株ごと抜き、夏の草花へ植え替えると花壇が途切れません。

ワスレナグサの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

  • 草花用の培養土探す言葉「草花 培養土 元肥入り」
    規格の目安
    元肥入り、水はけ重視の配合。14〜25L の袋。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個で約 8L、65cm プランターで 12〜15L。

    野菜用より肥料分が控えめで、花を咲かせる草花に合います。まず 1 袋あれば足ります。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 草花 置き肥」
    規格の目安
    2〜3 か月効く粒状。リン酸の比率が高いもの。
    数量の目安
    8 号鉢に 10〜15g を 2〜3 か月ごと。

    置いておくだけで効くので、水やりのたびに考えずに済みます。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    咲き終わった花を摘み続けるかどうかで、花期の長さが変わります。いちばん手に取る道具です。

  • ジョウロ(ハス口付き)探す言葉「ジョウロ 5L ハス口 外せる」
    規格の目安
    容量 4〜5L。ハス口を外せるもの。

    花を濡らさずに株元へ注げます。花に水がかかると、その花は早く終わります。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
  • 鉢は新品でなくてもかまいません。洗って日に当てれば繰り返し使えます。

ワスレナグサの病害虫(7

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

うどんこ病

病気一般的な内容

症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。

予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。

対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59

さび病

病気一般的な内容

症状 葉の表裏に小さな橙黄色〜赤褐色の隆起した斑点ができ、破れて粉状の胞子を飛散する。多発すると葉が黄化して早期に枯れ上がる。

予防 密植を避けて風通しを確保し、窒素過多にしない。被害葉は残さず処分し、越冬源となる残株やロゼット葉を片付ける。

対処 初期の被害葉は摘み取って処分する。発生初期に登録のある殺菌剤を散布し、まん延前に抑えるのが有効である。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aecidium minoense、Aecidium quintum、Arthuriomyces peckianus ほか90

根腐病

病気一般的な内容

症状 細根が褐色〜黒褐色に腐り、株の生育が止まって下葉から黄化する。日中に萎れやすくなり、進行すると株ごと枯死する。

予防 排水性の良い用土と高畝を用い、灌水は表土が乾いてから行う。受け皿に水を溜めず、鉢の連用時は用土を更新する。

対処 発病株は抜き取り、周囲の過湿を解消する。軽症なら灌水を控えて根の回復を待ち、必要に応じ登録のある薬剤を灌注する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aphanomyces cladogamus、Aphanomyces cochlioides、Cylindrocladium floridanum ほか47

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

ワスレナグサの病害虫と障害を詳しく見る

記録されている病名(3

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

モザイク病植物寄生性線虫輪紋モザイク病

よくあるトラブル

夏に枯れた

暑さです。1年草として扱います。

葉が白い粉をふく

うどんこ病です。風通しを良くします。

増えすぎる

こぼれ種です。種ができる前に抜きます。

品種一覧(5

Gadenin の作物マスタに登録されているワスレナグサの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

1

その他4

この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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Gadenin でワスレナグサを記録すると

作物名に「ワスレナグサ」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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