GadeninEnglishアプリを入れる
センニチコウの月別の作業

センニチコウの月別の作業|春の種まきから晩秋の花じまいまで

センニチコウの栽培イメージ

読むのに約 3

四月の種まきから十一月の花じまいまで、月ごとの作業と株の姿の目安を関東平野部の露地を基準にまとめました。

一年の流れ

センニチコウは春にまいて夏から秋に咲き、霜で終わる一年草です。関東平野部の露地を基準に、月ごとの作業を表にしました。暖地は半月早く、寒冷地は半月遅らせて読み替えてください。作業は暦より気温と株の姿で決めます。

表の月は目安で、実際の作業は株の姿を見て判断します。本葉が六枚を超えたら摘心、玉が丸くふくらんで小さな花が見えたら切り時、玉が縦に伸びたら切り戻し、というように株が教えてくれる合図で動けば、暑い夏でも冷夏でも迷いません。

作業株の姿の目安
4月下旬〜5月中旬綿毛を取って水につけ、ポットに種まき7〜14日で発芽
5月下旬間引き、薄い液肥、日なたで管理本葉2〜4枚
6月上旬定植、元肥は少なめ、一回目の摘心本葉5〜6枚
6月下旬〜7月上旬二回目の摘心、支柱脇枝が伸びて株が広がる
7月〜8月開花、切り花、月一回の追肥次々と玉が上がる
9月〜10月追肥は九月まで、ドライ作り、種採り秋の花が最も色濃く咲く
11月霜で終わる、株の片付け葉が黒くなって枯れる

春、種まきから定植まで

最低気温が十五度を超え、遅霜の心配がなくなったら種まきの合図です。発芽まで二週間かかることもあるので、あせらず待ちます。五月下旬に間引き液肥で苗を締め、六月上旬に定植します。苗を買う場合は五月から六月に並ぶポット苗を使い、同じ流れに乗ります。

苗の育ちがゆっくりに見えても、根が張っている時期なので待ちます。本葉が四枚を超えたころから急に大きくなり、五月下旬には手のひらほどの株になります。

四月下旬に種まき
綿毛を取り一晩水につけた種を、ポットに三粒ずつまいて五ミリの土をかぶせます。暖かい日なたで発芽を待ちます。
五月下旬に間引きと液肥
本葉二枚で一本にし、規定の倍に薄めた液肥を週に一回与えます。日にしっかり当てて細く伸びないようにします。
六月上旬に定植と摘心
本葉五枚から六枚で株間二十センチから三十センチに植え、根付いたら先端を摘んで枝を出させます。

夏、摘心を終えて咲かせる

六月下旬から七月上旬に二回目の摘心を済ませ、高性種には支柱を立てます。七月から咲き始め、切り花にしながら月に一回の追肥(育ちの途中で足す肥料)を続けます。真夏は乾いたら水を与えるだけで、遮光も要りません。八月に一時的に花が減っても、九月には戻ります。

夏の水やりは朝に済ませます。昼にしおれても夕方に戻っていれば足りている目安で、朝からしおれているときだけ与えます。真夏の日中に水をかけると、土の中で湯になって根を傷めます。

時期作業気をつけること
6月下旬〜7月上旬二回目の摘心、支柱七月上旬までに摘心を終える
7月中旬開花開始、追肥ひとつまみ肥料は少なめを守る
7月下旬〜8月切り花とドライ作り、朝の水やり玉が丸いうちに切る
8月下旬終わった花の切り戻し縦に伸びた花を葉の付け根で切る

梅雨の長雨で株元が蒸れることがあります。株元の枯れ葉を取り、鉢は雨の当たらない場所へ移します。

秋、いちばんの見ごろと種採り

九月から十月は気温が下がって花色が濃くなり、一年でいちばん美しい時期です。追肥は九月で終え、十月はドライフラワー作りと種採りをします。種は玉が縦に伸びて茶色く乾いたものを摘み取り、もんで綿毛ごと保管します。十一月の霜で株は終わります。

秋の花色は夏より濃く、切り花にもドライにも最も向く時期です。十月の晴れが続く日に、玉が丸い花をまとめて切って吊るしておくと、冬の間も色あせない飾りになります。

九月に最後の追肥
緩効性肥料をひとつまみ株元に置きます。十月以降は寒くなって吸えなくなるので与えません。
十月にドライ作りと種採り
晴れが続く日に玉が丸い花を切って吊るします。種は縦に伸びて茶色くなった玉を摘み、紙袋で乾かします。
霜が降りたら片付ける
霜に当たると葉が黒くなり一晩で枯れます。枯れた株は根ごと抜いて処分し、翌年の場所を空けます。

採った種は綿毛つきのまま封筒に入れ、涼しく乾いた場所で保管します。翌春に綿毛を取ってまきます。

予定どおりにいかないときの調整

種まきが遅れた、発芽がそろわなかった、摘心を忘れた、といった場面ごとの立て直しをまとめます。センニチコウは生育が早く、六月中に苗ができれば夏の終わりから秋にかけて十分咲くので、遅れても諦める必要はありません。

場面起きること立て直し
種まきが六月になった開花が八月下旬にずれるそのまままく。秋の花はむしろ色が濃い
発芽がそろわず苗の大きさがばらばらこの花の性質大きい苗から定植し、小さい苗は一〜二週間待つ
摘心を忘れて一本立ちになった花数が少ない最初の花を切り花として切ると脇枝が出る
苗を買いそびれて七月開花が九月以降になる七月中に定植すれば秋に咲く。摘心は一回だけ

センニチコウの栽培に一年を通して使うもの

咲かせるための買い物は、野菜とは比率が違います。窒素を効かせすぎると葉ばかり茂って花が減るので、そこを外さないものを挙げます。

  • 草花用の培養土探す言葉「草花 培養土 元肥入り」
    規格の目安
    元肥入り、14〜25L の袋。水はけを重視した配合のもの。
    数量の目安
    直径 24cm(8 号)の鉢 1 個で約 8L、65cm プランター 1 個で 12〜15L。

    野菜用の土は肥料分が多く、草花では葉ばかり伸びることがあります。袋の表示で用途を確かめます。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 草花 置き肥」
    規格の目安
    粒状で 2〜3 か月効くタイプ。リン酸の比率が高い「花用」と書かれたもの。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個に 10〜15g(大さじ 1 強)を 2〜3 か月ごと。

    置いておくだけで少しずつ溶けるので、水やりのたびに考えなくて済みます。夏の高温期は効きが強く出るので量を控えます。

  • 液体肥料探す言葉「液体肥料 花 リン酸」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液。リン酸(P)の数字が高いものが花向きです。

    つぼみが上がる時期だけ、週 1 回のペースで足します。効きが早いぶん、切れるのも早いのが液肥です。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    咲き終わった花を残すと種を作りに養分が回り、次の花が減ります。摘み続けられるかどうかで花期の長さが変わります。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 活力剤は肥料の代わりになりません。肥料を与えているなら急ぎません。
  • 「花用」「野菜用」で土を分けるのは、両方を育てるようになってからで十分です。

センニチコウの長く咲かせるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はセンニチコウの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

センニチコウについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる