基本情報
- 系統・区分
- 宿根草・日陰/青葉
- 熟期
- 7〜8 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
宿根草。青みのある葉が特徴。シェードガーデン向き。
概要説明
ハルシオンは、青みの強い葉色で知られる中型のギボウシで、青葉系の基準といわれるほど完成度の高い品種です。葉の表面をおおう白い蝋質の層が青灰色に見せており、この層は日ざしが強いと溶けて青みが薄れるため、日陰に置くほど美しい青が保たれます。葉は厚みがあってハート形に近く、質感がしっかりしているので、ナメクジの食害を受けにくいのも実用的な長所です。株張りは 60〜80 センチ、夏に淡い紫の花を穂状に立てます。半日陰から日陰の、湿り気のある土を好みます。宿根草で耐寒性が強く、冬は地上部が枯れて春に芽吹きます。青葉を生かすなら、黄斑の品種や明るい葉色の下草と並べると対比が際立ちます。夏に乾かすと葉が傷むので、株元を腐葉土で覆って水分を保ちます。数年で株が込んできたら、早春に掘り上げて芽を分けて植え直します。
ハルシオンの特徴
- 青灰色の葉色が美しい青葉系の代表品種
- 葉の蝋質層が青みを作り、日が強いと薄れる
- 葉が厚くナメクジの食害を受けにくい
- 株張り 60〜80 センチ、夏に淡紫の花穂を立てる
- 日陰ほど青が濃く保たれる
- 耐寒性が強く冬は地上部が枯れる
向いている使い方
- 日陰の庭の青いカラーリーフとして
- 黄斑の品種と組み合わせて対比を作る
- 鉢植えで観賞
- 落葉樹の下の下草に
ギボウシの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはギボウシの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ギボウシの苗と植え付け — 日陰の庭で葉を楽しむ宿根草です。芽の数と品種の大きさで苗を選び、春か秋に半日陰へ浅めに植えると十年以上育ちます。
- ギボウシの水やりと追肥 — 湿り気を好み、乾くと葉の縁から枯れます。春に緩効性肥料を一回与えれば十分で、夏の水切れと肥料の与えすぎに注意します。
- ギボウシの置き場所と日当たり — 半日陰が基本ですが、葉の色と斑の種類で好む光が違います。葉焼けと斑の消え方を見て置き場所を調整します。
- ギボウシの月別の作業 — 三月の芽出しから十一月の休眠まで、月ごとの作業をまとめました。やることは少なく、春の肥料と夏の水やり、株分けの時期を押さえれば十分です。
- ギボウシの病害虫と障害 — いちばんの相手はナメクジです。病気は少なく、葉焼けや水切れなどの環境の障害と、治らないウイルス病を見分けることが大切です。
- ギボウシの増やし方 — 株分けがいちばん確実で、三月か十月に芽を二〜三個ずつ付けて分けます。種でも増やせますが斑は受け継がれません。
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