基本情報
- 系統・区分
- 観葉植物・室内/鉢植え
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
室内向き観葉植物。明るい日陰・水やり頻度・耐寒性・湿度管理が重要。
概要説明
オーストラリアのロードハウ島だけに自生するヤシがケンチャヤシで、室内向けのヤシとしては最も格の高い部類に入る。細く弓なりに垂れる羽状の葉が上品で、洋室にも和室にもなじむ。最大の長所は耐陰性で、明るい日陰どころか窓から離れた場所でも姿を保ち、直射日光にはかえって弱い。生育はきわめてゆっくりで、大きさが変わらないまま何年も飾れる。寒さにも観葉としては強めで、室内なら問題なく冬を越す。乾燥した空気ではハダニがつき葉先が茶色くなるので、時々葉に霧を吹き、葉裏まで湿らせるとよい。根が傷むと回復が遅いので過湿は避ける。
ケンチャヤシの特徴
- 細く弓なりに垂れる羽状の葉が上品
- 耐陰性が高く窓から離れた場所でも育つ
- 直射日光にはかえって弱い
- 生育がきわめてゆっくりで姿が変わらない
- 乾燥した空気でハダニがつきやすい
向いている使い方
- 室内の日陰に置く観葉として
- リビングの大鉢に仕立てる
- 店舗や事務所の緑に
- 落ち着いた雰囲気の演出に
ケンチャヤシの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはケンチャヤシの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ケンチャヤシの置き場所 — ヤシの中では日陰に強い種類ですが、暗すぎると葉が細く伸びます。窓からの距離と冬の冷えで置き場所を決めます。
- ケンチャヤシの水やり — 根が深く伸びる木なので、鉢の表面ではなく中まで乾いてから与えます。冬は間隔を倍に伸ばします。
- ケンチャヤシの植え替え — 根を触られるのを嫌う木なので、頻繁に植え替えません。根詰まりの合図を見てから、五月から七月に一回り大きな深鉢へ移します。
- ケンチャヤシの月別の作業 — 五月から九月が生育期、十月から四月はほぼ休眠します。この切り替えに合わせて水やり、肥料、置き場所を変える一年の流れです。
- ケンチャヤシの病害虫と障害 — 室内で最も多いのはカイガラムシとハダニです。早く見つけて拭き取れば薬に頼らず済みます。葉先枯れは環境の見直しで抑えます。
- ケンチャヤシの増やし方 — 挿し木では増やせません。市販株は数本を寄せ植えしたものが多く、これを分けるか、種を取り寄せてまくかの二通りです。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ケンチャヤシ」、品種に「ケンチャヤシ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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