採りごろは直径五から八センチ
コールラビは球が直径五センチから八センチ、ちょうど握りこぶしほどの大きさが食べごろです。この大きさなら皮が薄く、生でも甘みがあります。放っておくと十センチを超えますが、そのころには筋が入ります。
太る速さは秋まきで一日に二、三ミリほど。ちょうどよい大きさになってからの数日で採り遅れになるので、球が五センチを超えたら二、三日おきに確かめます。大玉種は十センチまで柔らかいものもあります。
| 大きさ | 状態 | 使い方 |
|---|---|---|
| 直径3〜5センチ | 皮がごく薄く柔らかい | 皮ごと生でサラダに |
| 直径5〜8センチ | いちばんの食べごろ | 生でも加熱でも。皮は薄くむく |
| 直径8〜10センチ | 皮が厚く筋が出始める | 厚めに皮をむいて煮物や炒め物 |
| 直径10センチ以上 | 筋が多く固い | すりおろすか、長時間煮込む |
収穫の仕方
コールラビは球の下に細い根茎があり、そこを切って収穫します。引き抜こうとすると球が割れたり、隣の株の根を傷めたりするので、必ずナイフかはさみを使って地際で切ります。
採るのは朝が向きます。日中の暑い時間に採った球は水分が抜けていて、持ち帰るまでにしなびやすくなります。採ったらすぐ葉を切り離すと、葉に水分を取られずに済みます。
一度に全部採る必要はありません。太り方には株ごとに差があるので、大きくなったものから順に採ると、どれも食べごろで収穫できます。残した株は数日で追いつきます。
- 地際で切る
- 球の下、根に近い位置にナイフを入れて切ります。引き抜くと球が割れたり傷んだりします。
- 朝のうちに採る
- 気温の上がる前に採ると水気が保たれます。日中に採ったものは早めに冷やして持ち帰ります。
- 葉をすぐ切り離す
- 葉を付けたままだと球の水分が葉へ移ります。葉柄を二センチほど残して切り落とします。
- 葉も食べる
- 若い葉はケールのように使えます。固い葉脈を取り、炒め物やスープに入れると無駄が出ません。
保存は葉を落として冷やす
葉を落とした球は、袋に入れて冷蔵庫の野菜室で二週間から三週間持ちます。乾くとしぼむので、袋に入れて口を軽く閉じるか、湿らせた紙で包んでおくと張りが保てます。
秋の遅い収穫なら、畑に置いたままにする方法もあります。霜が二、三度当たる程度なら甘みが増しますが、強い霜が続くと球の内部が傷みます。十二月に入ったら採り切って冷蔵します。
- 葉を落として袋へ
- 葉柄を短く切り、球だけを袋に入れて野菜室へ入れます。乾かさないようにすると三週間ほど持ちます。
- 切ったら早く使う
- 包丁を入れた球は切り口から乾きます。使い残しはぴったり包んで二、三日で使い切ります。
- 冷凍は加熱してから
- 皮をむいて角切りにし、さっとゆでてから冷凍します。生のまま凍らせると解凍後に水っぽくなります。
- 畑に置くのは十二月まで
- 軽い霜は甘みになりますが、強い霜が続くと内部が傷みます。十二月に入ったら採り切ります。
皮のむき方と食べ方
コールラビの皮は、球の大きさで厚さが変わります。五センチまでなら皮ごと薄切りにして生で食べられます。八センチを超えたら、包丁で厚めに、緑や紫の色が完全に消えるまでむくと筋が残りません。
味はブロッコリーの茎とカブの中間で、くせがありません。生なら薄切りにして塩とオリーブ油だけで十分です。加熱するなら短時間で、煮すぎると形が崩れて水っぽくなります。
- 上下を落とす
- 球の上下を平らに切り落とし、まな板の上で安定させてから縦に皮をむきます。転がると危ないので必ず面を作ります。
- 色が消えるまでむく
- 皮のすぐ下に固い層があります。緑や紫が完全に消えるところまで包丁でむくと筋が残りません。
- 生は薄切りで
- スライサーで薄く切り、塩をふって少し置きます。水気が出たら油と酢を合わせるだけで一品になります。
- 加熱は短く
- 角切りにして三分から五分ゆでるか、油で炒めます。長く煮ると崩れて水っぽくなります。
採り遅れたときの手当て
気付いたら十センチを超えていた、という失敗はよくあります。固くなった球も使い道はあるので、捨てずに切り方と加熱の仕方を変えて対応します。
- 厚めに皮をむく
- 筋は皮の下の層に集まっています。ふだんの倍の厚さでむき、白い部分だけを使えば食べられます。
- すりおろして使う
- 固い球はすりおろしてスープや汁物に入れます。加熱すると甘みが出て、筋も気になりません。
- 細く切って加熱する
- 繊維を断つ方向に細切りにして炒めると固さが目立ちません。厚い輪切りにすると筋がそのまま残ります。
- 次回は日を決めて見る
- 五センチになった日を記録し、そこから一週間以内に採る習慣にすると採り遅れが減ります。
- 葉を食べて元を取る
- 採り遅れた株でも葉は柔らかいことがあります。若い葉を摘んで炒め物にすれば、無駄なく使い切れます。
コールラビの収穫に使うもの
穫るときより、穫ったあとに困ります。入れるものと、しまうものを先に用意しておきます。
- 収穫ばさみ探す言葉「収穫ばさみ 野菜」
- 規格の目安
- 刃渡り 5〜7cm のステンレス製。先が丸いものは実を傷つけにくいです。
引きちぎると株のほうに傷が残り、そこから病気が入ります。次の実を穫るつもりなら、切って穫ります。
- 折りたたみコンテナ探す言葉「折りたたみコンテナ 20L」
- 規格の目安
- 20L 前後。使わないときに畳めるものが置き場所を取りません。
袋に入れると重みで下の実が潰れます。積み重ねられる箱なら、そのまま持ち帰れます。
- 鮮度保持袋探す言葉「野菜 鮮度保持袋 有孔」
- 規格の目安
- 厚さ 0.02mm 前後の有孔ポリ袋。葉物用と実物用でサイズを分けます。
穴のない袋に入れると蒸れて傷みます。穴あきの袋は湿りを保ちながら呼吸を通します。
- 新聞紙・保存箱探す言葉「野菜 保存 コンテナ 通気」
- 規格の目安
- 通気穴のある箱。根菜は新聞紙に包んで立てて入れます。
根菜と芋類は洗わずに土を落として乾かし、暗く涼しい場所に置くほうが長くもちます。
- よく切れる普通のはさみで足りる作物は多く、専用の収穫ばさみが要るのは硬い茎のものだけです。
- 真空保存機は、量が出るようになってから考えれば十分です。
コールラビの収穫までのコツは作物ページに
栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はコールラビの育て方にまとめています。
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