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コールラビの月別の作業

コールラビの月別の作業|春まきと秋まきを一覧にする

コールラビの栽培イメージ

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コールラビは種まきから六十日から八十日で収穫できます。春まきと秋まきそれぞれの月ごとの作業をまとめました。

秋まきを主にする

コールラビは春と秋の二回作れますが、家庭菜園で確実なのは秋まきです。八月下旬から九月中旬にまけば、涼しくなる中で太るのでとう立ちの心配がなく、虫の勢いも落ちてきます。

春まきは三月中旬から四月上旬にまき、六月に採り切ります。梅雨に入って気温が上がると球が固くなるので、小さめのうちに収穫するのがこつです。二作をずらすと切れ目なく収穫できます。

作型種まき植え付け収穫
春まき3月中旬〜4月上旬4月中旬〜5月上旬6月
秋まき8月下旬〜9月中旬9月中旬〜10月上旬11月〜12月上旬

月別のやることカレンダー

関東平野部の露地を目安にした一覧です。暖地は秋まきを二週間遅らせ、寒冷地では春まきを四月中旬から、秋まきは八月上旬までに済ませます。地域差は種袋の表示でも確かめられます。

毎年同じ日にまいてうまくいくとは限りません。まいた日、植えた日、初収穫の日を記録しておくと、その土地に合ったまきどきが二、三年で見えてきます。

作業目安
1月作付けの計画アブラナ科を続けて作らない配置を考える
2月土作りの準備苦土石灰をまいて耕しておく
3月春まきの種まき中旬以降。暖かい場所で育苗する
4月春まきの植え付け本葉四、五枚。トンネルで保温
5月追肥と水やり乾かさない。防虫ネットは張ったまま
6月春まきの収穫固くなる前に五から八センチで採る
7月畑の片づけ残さを持ち出す。秋作の土作り
8月秋まきの種まき下旬から。日陰で発芽させる
9月秋まきの植え付け本葉四、五枚。植えたらすぐネット
10月追肥と土寄せ一回目と二回目の追肥。株元を安定させる
11月秋まきの収穫太りすぎる前に順次採る
12月残りを採り切る強い霜が続く前に収穫して冷蔵する

同じ場所で続けて作らない

コールラビはキャベツ、ブロッコリー、ダイコン、カブと同じアブラナ科です。同じ科を同じ場所で続けて作ると、根こぶ病などの土の病気が出やすくなります。二年から三年は間を空けます。

限られた畑で回すなら、マメ科、ナス科、ウリ科と順に回して四年で一巡させます。プランターなら毎回土を入れ替えるのがいちばん簡単で確実な方法です。

前の作物の残さを畑に残さないことも効きます。アブラナ科の葉や根を土にすき込むと、病気や虫が越冬する足場になります。収穫が終わったら抜いて持ち出します。

科で場所を分ける
畑を四つに区切り、アブラナ科、マメ科、ナス科、ウリ科を順に回します。図に描いて残しておきます。
石灰で酸度を整える
アブラナ科は酸性を嫌います。二年に一度は苦土石灰をまき、土が酸性に傾かないようにします。
プランターは土を替える
同じ土を使い回すと病気が残ります。作が終わるたびに新しい培養土に入れ替えるのが確実です。

防虫ネットは張りっぱなしにする

アブラナ科の栽培でいちばん効くのは、植え付けと同時にかける防虫ネットです。モンシロチョウやコナガは、葉が小さいうちに卵を産みます。あとからかけても、中に卵が残っていれば意味がありません。

ネットは収穫まで外しません。追肥(育ちの途中で足す肥料)や草取りのときだけ裾を開け、作業が終わったらすぐ閉じます。裾に土をかぶせるか、洗濯ばさみでとめて、すき間を作らないようにします。

ネットの中は風が弱く、夏の終わりは温度が上がります。八月から九月にかけては、日中だけ裾を少し浮かせて熱を逃がすと、苗が蒸れずに育ちます。

植えた日にかける
支柱でトンネルを作り、目の細かいネットをかけます。植え付けと同じ日に行うのが基本です。
裾を土で押さえる
ネットの裾を土に埋めるか、留め具でとめます。数ミリのすき間からでも虫は入ります。
開けたらすぐ閉じる
作業のたびに開けるのは構いませんが、開けたままにしないことです。数時間で産卵されます。
秋も外さない
気温が下がっても虫はいます。収穫の日までかけておくと、葉も球もきれいなまま採れます。

時期を外したときの直し方

まきどきを逃したときは、無理に押し込むより次の作型に切り替えるほうが結果が出ます。コールラビは生育が早いので、少し遅れても間に合うことが多い作物です。

春まきが四月下旬になった
気温が上がって球が固くなりやすいので、小さめの五センチほどで早めに採り切る計画に変えます。
秋まきが十月になった
そのままでは寒さで止まります。トンネルをかけて保温すれば十二月から一月に採れます。
苗が大きくなりすぎた
根が回った苗は伸びが鈍ります。根鉢の底を少しほぐしてから植え、水を切らさず管理します。
収穫がずれ込んだ
強い霜が続く前に採り切ります。葉を落として袋に入れ、冷蔵すれば三週間ほど持ちます。

コールラビの栽培に一年を通して使うもの

作業のたびに買い足すより、季節の前にまとめて用意しておくほうが結局は安く済みます。一年を通して使うのは、次の 4 つです。

数量は幅 60cm × 長さ 3m の畝 1 本(約 1.8 ㎡)で計算しています。

  • 完熟堆肥探す言葉「完熟堆肥 牛ふん」
    規格の目安
    牛ふん堆肥かバーク堆肥。40L 前後の袋で売られています。
    数量の目安
    1 ㎡あたり 2〜3kg(およそ 5〜8L)。畝 1 本で 10〜15L。

    土の粒をつなぐのは微生物の働きで、その餌になるのが堆肥です。未熟なものは根を傷めるので「完熟」と書かれたものを選びます。

  • 苦土石灰探す言葉「苦土石灰 粒状」
    規格の目安
    粒状のものが扱いやすく、風のある日でも舞いません。1〜20kg 袋。
    数量の目安
    1 ㎡あたり 100〜150g、畝 1 本で 200〜300g。1kg 袋で数畝ぶん。

    日本の土は雨で酸性に傾きます。**必要な量は土質で 3 倍ほど違い**、黒ボク土は砂質土よりずっと多く要ります。入れすぎると今度はアルカリ性に寄りすぎるので、pH を測ってから決めます。

    出典: 農林水産省「土壌改良資材量のもとめ方」(施肥基準)

  • 化成肥料(8-8-8 など)探す言葉「化成肥料 8-8-8」
    規格の目安
    窒素・リン酸・カリが同じ比率の粒状。まず 1 袋あればほとんどの野菜に使えます。
    数量の目安
    元肥は 1 ㎡あたり 100g、畝 1 本で 150〜200g。追肥は 1 回 1 ㎡あたり 30〜50g。

    種類を増やすより、切らさないほうが効きます。作物ごとの正確な量は都道府県が施肥基準として公表しているので、量を詰めたくなったらそちらを見てください。

    出典: 農林水産省「都道府県施肥基準等」

  • 黒マルチ探す言葉「黒マルチ 95cm」
    規格の目安
    幅 95cm、厚さ 0.02mm。株間の決まっている作物は穴あき(株間 30cm・45cm)が楽です。
    数量の目安
    畝 1 本(3m)で 4m。50m 巻きなら 10 畝以上。

    地温を上げ、雨のはね返りと雑草を抑えます。夏の高温期だけは、地温が上がりすぎるので白黒マルチに替える手もあります。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 土壌改良材のセット買いは要りません。堆肥と石灰と元肥の 3 つで足ります。
  • 連作していない畑なら、土壌消毒剤は要りません。

コールラビの収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はコールラビの育て方にまとめています。

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