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レンズ豆の乾燥と保存

レンズ豆の乾燥と保存|しっかり乾かして虫から守る

レンズ豆の栽培イメージ

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レンズ豆は乾かし方と保存で味と発芽率が変わります。十分に乾かし、冷暗所で虫から守って保管します。

乾き具合を確かめる

保存できる状態かどうかは、豆を噛んでみると分かります。歯が立たずかちりと音がするくらいなら十分で、少しでもへこむようならまだ水分が残っています。生乾きのまま袋に入れるとかびます。

急いでいるときは、平らな皿に広げて風通しのよい室内に二日から三日置きます。直射日光に当てると皮が割れることがあるので、日陰で風を通すほうが安全です。

状態確かめ方すること
十分に乾いた噛むとかちりと音がする容器に入れて保存できる
やや水分が残る噛むと少しへこむ二日から三日追加で乾かす
生乾き爪が立つ、しなる広げて風を通し一週間乾かす

虫を防いでから容器に入れる

乾かした豆には、畑にいるうちに卵を産み付けられていることがあります。保存中に幼虫が育って穴だらけになるので、容器に入れる前にひと手間かけておくと安心です。

家庭で簡単なのは冷凍です。袋に入れて冷凍庫に一週間置くと、卵も幼虫も死にます。取り出したあとは表面に付いた水分を乾かしてから、密閉できる容器に移します。

袋ごと一週間冷凍する
乾いた豆を袋に入れて空気を抜き、冷凍庫に一週間置きます。これで卵も幼虫も死にます。
常温に戻して乾かす
取り出したら袋を開けずに常温へ戻し、それから広げて表面に付いた水分を乾かします。
密閉できる容器へ
瓶や密閉容器に移し、蓋をしっかり閉めます。袋のままだと虫が食い破って入ることがあります。

唐辛子を一本入れておくと虫よけになると言われます。冷凍と併せておくと、なお安心です。

置き場所と持つ期間

保存の条件は、涼しく、暗く、乾いていることの三つです。台所の流しの下やコンロの近くは温度が変わりやすく湿気もあるので向きません。棚の奥や床下、冷蔵庫の野菜室が向いています。

十分に乾かした豆なら、常温の冷暗所で一年、冷蔵なら二年ほど持ちます。古くなると煮えにくくなるので、新しいものから使っていくと無駄になりません。

容器に入れる前に、採った年を書いた紙を一枚入れておきます。見た目では新しいものと古いものの区別が付かず、混ぜてしまうと煮え方がそろわなくなります。

場所持つ期間向き不向き
常温の冷暗所一年ほど量が多いときに向く
冷蔵庫の野菜室二年ほど少量を長く置くのに向く
冷凍庫二年以上種として残すのに向く

翌年まく種を分けておく

収穫した中から、大きくて形が整い、傷のない豆を選んで別に取っておきます。食べるぶんと混ぜてしまうと、まくころに残っていないということになりがちです。

種として残すなら、乾かし方がとくに大事です。生乾きだと発芽率が落ち、乾かしすぎても皮が割れます。噛んでかちりとする程度で止め、冷蔵庫の野菜室に紙袋で入れておきます。

大きく傷のない豆を選ぶ
形が整い、皮に割れや穴のない豆を選びます。小さい豆や色の薄い豆は食べるほうに回します。
採った年を書いておく
紙袋に採った年と品種を書きます。二年目までは発芽しますが、新しいものほど確実です。
野菜室で保管する
紙袋に入れて密閉容器に収め、冷蔵庫の野菜室に置きます。温度が一定で発芽率が保てます。

使うときの下ごしらえ

レンズ豆は皮が薄く火が通りやすいので、他の豆と違って水に浸けておく必要がありません。洗って鍋に入れ、二十分から三十分煮れば柔らかくなります。急に使いたいときに便利な豆です。

古くなって煮えにくくなった豆は、三十分ほど水に浸けてから煮ると柔らかくなります。塩は最初から入れると皮が固くなるので、柔らかくなってから加えます。

洗ってごみを取る
ボウルの水に入れて軽くかき混ぜ、浮いた皮やごみを流します。二回ほど水を替えます。
浸けずに煮る
水を替えてそのまま火にかけ、二十分から三十分煮ます。吹きこぼれやすいので火は弱めにします。
塩は後から
柔らかくなってから塩を加えます。最初から入れると皮が固くなり、煮えるまでに時間がかかります。

保存でつまずいたときの手当て

かびが出た、虫が湧いた、煮えなくなった、翌年まいたら芽が出ない。原因は乾かし方と保存場所に分かれます。次の年の乾かし方を決める材料になります。

容器の中でかびた
生乾きのまま入れました。傷んだ豆は処分し、残りを広げて乾かし直します。次は噛んで確かめてから入れます。
小さな穴と粉が出る
豆に虫が湧いています。穴の開いた豆を取り除き、残りを一週間冷凍してから密閉容器に戻します。
煮ても柔らかくならない
古い豆です。三十分水に浸けてから煮ます。塩を最初に入れていないかも合わせて確かめます。
まいても芽が出ない
乾かしすぎか古すぎです。種は採った翌年までに使い、野菜室で紙袋に入れて保管します。

レンズ豆の乾燥・追熟に使うもの

穫ってすぐしまうと傷みます。風を通して乾かす場所と、吊るすものが要ります。

  • 乾燥ネット(三段)探す言葉「干し野菜 ネット 三段」
    規格の目安
    直径 45cm 前後の三段。吊るす場所の高さに合わせて選びます。

    網の中なら虫も鳥も入りません。地面に広げるより早く乾き、雨のときはそのまま取り込めます。

  • 麻ひも・吊り下げネット探す言葉「玉ねぎ 吊り下げ ネット」
    規格の目安
    目の粗いネット袋か、丈夫な麻ひも。

    軒下に吊るすのは、風を四方から当てるためです。積んだままだと下のものから傷みます。

  • 通気のある保存箱探す言葉「野菜 保存 木箱 通気」
    規格の目安
    側面に穴のあるコンテナか木箱。新聞紙を敷いて使います。

    乾いたあとの置き場所です。密閉すると内側に水滴が付き、そこからカビます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 軒下や風通しのよい日陰があるなら、乾燥ネットは無くても足ります。
  • 除湿機や乾燥機は、家庭菜園の量では要りません。

レンズ豆の収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はレンズ豆の育て方にまとめています。

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