水やりは表土の乾きと株の姿で決める
ロベリアの根は細く浅いので、鉢植えは水切れに弱く、一度しおれ切ると葉先が茶色く枯れ込んで元に戻りません。逆に土がいつも湿っていると根腐れします。表土が乾いたら鉢底から流れるまでやり、受け皿の水は捨てるのが基本です。
季節で頻度は大きく変わります。春の生育期は毎日から2日に一度、冬は週に1〜2回、梅雨は雨を避けて乾かし気味に管理します。
水切れの前ぶれは葉のつやが消えて色がくすむことで、この段階で水をやれば戻ります。葉先が茶色くなってからでは遅いので、毎朝葉の色を見る習慣を付けます。
| 時期 | 鉢植え | 花壇 |
|---|---|---|
| 冬(苗の管理) | 表土が乾いて2日後の午前中 | ほぼ不要 |
| 春の生育・開花期 | 毎朝表土を見て乾いていれば | 1週間晴れが続いたら |
| 梅雨 | 雨を避け、乾いてから | 排水を確保、水やり不要 |
| 夏(残す株) | 朝夕に確かめ、夕方中心 | 夕方に株元へ |
追肥は薄い液肥をこまめに
花が次々に咲くロベリアは肥料を切らすと花が小さくなり、株の勢いも落ちます。ただし一度に多く与えると葉ばかり茂るので、規定の倍に薄めた液体肥料を週に一度、または緩効性の置き肥を月に一度が目安です。
肥料を与えるのは生育期の3月から6月と、切り戻し後の9月から10月です。真夏と真冬は根が弱っているので与えず、葉色を見て様子を見るだけにします。
- 定植2週間後から始める
- 根付いて新しい葉が動き出したら、薄めた液肥を水やり代わりに与えます。植えてすぐ与えると根を傷めます。
- 花色と葉色を見て加減する
- 葉が濃い緑で花が咲き続けているなら現状維持です。葉が黄ばんで花が小さくなってきたら回数を週2回に増やし、葉ばかり大きいなら止めます。
- リン酸の多いものを選ぶ
- 花を咲かせる時期は、窒素よりリン酸とカリの多い草花用の液肥を使います。野菜用の窒素が多いものは葉が茂って花が減ります。
追肥(育ちの途中で足す肥料)は土が乾いているときに与えると根を傷めます。先に水をやり、少し落ち着いてから液肥をやります。
日当たりと風通しで株姿を保つ
花をたくさん咲かせるには一日4〜5時間の日光が必要です。日が足りないと枝が間延びして徒長(光を求めて細く間延びすること)し、花が付きません。一方で5月以降の強い西日は葉を焼くので、午前の日と午後の明るい日陰が最も長持ちします。
株が茂ると中心が蒸れて、梅雨に内側から枯れ込みます。込み合った枝は間引くように切り、地面や鉢の縁に触れている枝は持ち上げるか切って風を通します。
- 鉢は週に一度回す
- 日の当たる側だけ茂って片寄るので、週に一度鉢を半回転させます。吊り鉢も同じで、フックから外して向きを変えます。
- 梅雨前に内側の枝を透かす
- 6月に入る前に、株の中心で重なっている枝を数本、付け根から切ります。外から見た形は変えず、中に風の通り道を作ります。
- 地面に触れる枝を切る
- 土に触れた枝は蒸れて黒く腐ります。見つけたら付け根で切り、鉢なら少し高い台に乗せて枝が浮くようにします。
花がら摘みと切り戻しで花期を延ばす
ロベリアの花は小さく、咲き終わった花は自然に落ちるものも多いですが、種が付くと株の勢いが落ちます。全体に花が減って枝が伸びてきたら、株全体を半分の高さで切り戻すと、2〜3週間で新しい枝が出て再び咲きます。
切り戻しは5月下旬から6月上旬の梅雨入り前が最も効果があり、夏越しにもつながります。切った後は薄い液肥を与え、明るい日陰で新芽の伸びを待ちます。
- 花が減って枝が伸びたら切る
- 株の姿を見て、花より枝が目立つようになったら切り戻しの合図です。咲いている花が惜しくても、そのまま放つと株が衰えて夏に枯れます。
- 株の半分から3分の1の高さで
- 株全体をハサミで丸く刈り込み、葉が残る高さで止めます。葉を全部取ると枝が枯れ込むので、必ず緑の葉を残します。
- 切った後は液肥と日陰
- 切り戻し後に薄い液肥を一度与え、新芽が動くまで午後の日を避けます。2〜3週間で新しい枝が伸びて再び咲きます。
しおれる・黄ばむときの見分けと手当て
ロベリアの不調は水の過不足で症状が似ており、土を触って湿り気を確かめることが最初の切り分けです。乾いていれば水不足、湿っていれば根の傷みか過湿で、対処は正反対になります。
| 症状 | 土の状態 | 手当て |
|---|---|---|
| 全体がしんなりしている | 乾いている | すぐ水をやり日陰へ、戻らなければ枯れた枝を切る |
| 全体がしんなりしている | 湿っている | 水を止めて風通しへ、根腐れなら回復は難しい |
| 下葉から黄ばむ | いつも湿っている | 受け皿の水を捨て、乾いてからやる |
| 葉が小さく色が薄い | 乾きやすい | 肥料切れ、薄い液肥を週2回に |
| 株の内側だけ枯れる | どちらでも | 蒸れ、内側の枝を透かして風を通す |
一度水切れで枯れ込んだ枝は戻りません。茶色い部分を切り取り、残った緑の枝から新芽を出させます。
ロベリアの育てている間に使うもの
草花の管理は、花がらを摘むことと、肥料を切らさないことに尽きます。どちらも道具は小さくて済みます。
- 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
- 規格の目安
- 刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。手に収まる小さいものが疲れません。
咲き終わった花をそのままにすると、種を作るほうへ養分が回って次の花が減ります。摘み続けるほど花期が伸びます。
- 液体肥料探す言葉「液体肥料 花 リン酸」
- 規格の目安
- 1000 倍希釈の原液。リン酸の数字が高いもの。
つぼみの上がる時期に週 1 回。窒素の多い肥料を続けると、葉ばかり茂って花が減ります。
- 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 置き肥 花」
- 規格の目安
- 2〜3 か月効く粒状。鉢の縁に置きます。
- 数量の目安
- 8 号鉢に 10〜15g を 2〜3 か月ごと。
水やりのたびに考えなくて済みます。液肥との併用なら、置き肥は規定量の半分から始めます。
- ジョウロ(ハス口付き)探す言葉「ジョウロ 5L ハス口」
- 規格の目安
- 容量 4〜5L。ハス口が外せるものは、株元だけに与えるときに便利です。
花に水をかけると傷んで早く終わります。ハス口を外して株元へ注げば、花を濡らさずに済みます。
- 花がらは指で摘める種類が多く、はさみが要るのは茎の硬いものだけです。
- 活力剤は肥料の代わりになりません。
ロベリアの長く咲かせるコツは作物ページに
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