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ロベリアの種まきと育苗

ロベリアの種まき方法と時期|微細な種を覆土なしでまき、秋から苗を作る

ロベリアの栽培イメージ
まずここだけ

種まきの結論

種まき時期
地域と地温に合わせる
まき方
ばらまき / 育苗
まず確認
ロベリアの種はごく小さく、土をかけると発芽しません。秋にピートバンや清潔な土…

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ロベリアの種はごく小さく、土をかけると発芽しません。秋にピートバンや清潔な土へばらまき、底面から水を吸わせて苗を作ります。

微細な種は土をかけずに底面給水

ロベリアの種は光が当たらないと発芽しない好光性で、覆土すると出てきません。清潔な種まき用土を平らにならして水を含ませ、種を指先でつまんで薄くばらまき、そのまま土をかけずに置きます。上から水をかけると種が流れて片寄るので、水は必ず鉢底から吸わせます。

発芽適温は18〜22度で、10〜14日ほどで糸のように細い芽が出ます。秋の残暑が残る9月中旬までは室内の涼しい窓辺で、10月に入れば戸外の明るい日陰で管理します。

種を砂と混ぜてまく
種が細かすぎて偏るので、乾いた細かい砂を小さじ一杯混ぜてからばらまくと均一になります。ピートバンや平鉢の表面に、重ならないよう薄く広げます。
覆土なしで軽く押さえる
土はかけず、板や指の腹で表面を軽く押さえて種を土に密着させます。押さえないと乾いたときに種が浮いて発芽が揃いません。
受け皿から水を吸わせる
水を張った浅い容器に鉢を置き、表面が湿るまで吸わせます。発芽まで表面を乾かさないよう毎日確かめ、乾き始めたら再び底から吸わせます。
明るい日陰に置く
直射日光は表面が乾きすぎるので避け、レースのカーテン越しほどの明るさに置きます。暗いと発芽しても細く倒れます。

透明なふたや袋をかけると乾燥を防げますが、日中は必ず外して蒸れを逃がします。かけたままだとカビが出ます。

冬の苗の管理と定植のタイミング

秋まきの苗はポットのまま冬を越します。ロベリアの苗は霜に当たると傷むので、関東平野部でも軒下か簡易温室に入れ、氷点下が続く夜は不織布をかけます。日中は日光に当てて、水は表土が乾いてから午前中にやります。

3月に入ってポットの底から根が見え、株が直径5センチほどに広がったら花壇や鉢へ定植します。遅霜の心配がなくなる3月下旬から4月上旬が目安で、株間は15〜20センチです。

軒下で日に当てる
冬でも日中は日光が必要です。夜だけ霜を避けられる軒下や発泡スチロールの箱に入れ、昼は箱のふたを開けて日に当てます。
水は乾いてから午前中
冬の苗は水をあまり使いません。表土が乾いて葉が少ししんなりしたら午前中にやり、夜に土が湿っている状態を避けます。
3月下旬に定植
根鉢を崩さずポットから抜き、株間15〜20センチで植えます。植えた後は株元を軽く押さえてたっぷり水をやります。

発芽しない・苗が溶けるときの原因と直し方

ロベリアの種まきで多い失敗は、土をかけて発芽しなかった、上から水をやって種が流れた、発芽後に密生してカビで溶けたの三つです。どれも種の細かさが原因で、やり方を変えれば次は防げます。

症状考えられる原因次からの直し方
3週間たっても芽が出ない覆土した、または暗い場所土をかけず、明るい場所で底面給水
端に固まって芽が出た上から水をかけて種が流れた砂と混ぜてまき、水は底から
芽が密生して白いカビで倒れるまきすぎと蒸れ薄くまき、ふたは日中外して風を通す
芽が細く倒れる光不足発芽後すぐに明るい場所へ移す

残った種は密閉容器に乾燥剤と入れて冷蔵庫で保存すると翌年もまけます。常温だと発芽率が大きく落ちます。

小さな苗の間引きと移植

発芽した芽は数ミリで、本葉が出ても指でつまめないほど小さいです。混み合った部分はピンセットで数本ずつまとめて抜き、本葉が3〜4枚になったら、3〜5本を一株として小さなポットに移します。一本ずつでは株が小さすぎて花壇で映えないので、まとめて一株にするのがロベリアの育苗のコツです。

移植の際は根を傷めないよう、割り箸で土ごとすくい上げ、ポットの土に穴を開けて落とし込みます。植えた後は底面給水で落ち着かせ、数日は明るい日陰に置きます。

本葉2枚で混みを抜く
重なって光が当たらない部分を、ピンセットで根ごとつまんで抜きます。残す苗の間が5ミリほど空けば十分です。
本葉3〜4枚で3〜5本まとめて移植
割り箸で苗を数本まとめて土ごとすくい、直径6センチのポットの中心に植えます。深植えにせず、根元が土の表面と同じ高さになるようにします。
根付いたら日に当てる
移植後1週間ほどして新しい葉が動き出したら、午前中の日が当たる場所へ出します。日に当てないと茎が伸びて姿が乱れます。

秋まきか春まきか、苗を買うかを決める

ロベリアは本来多年草ですが、日本の夏に弱いため一年草として育てます。関東平野部の露地では秋にまいて冬を越し、春に一斉に咲かせるのが最も花数が多く、株も大きくなります。春まきも可能ですが開花期が短く、梅雨で終わってしまいます。

種は一袋に数千粒入るほど細かく、苗作りに手間がかかります。数株あればよいなら春に市販の苗を買う方が確実で、たくさんの株で花壇を埋めたいなら秋まきが安上がりです。

目的向く方法開花の目安
花壇に数十株並べたい9月下旬〜10月上旬に秋まき4月中旬〜6月、株が大きい
寄せ植えに数株3〜4月に市販の苗を買う買った直後から6月
寒冷地で冬越しが難しい3月上旬に室内で春まき5月下旬〜7月、やや小型
吊り鉢で垂らしたい秋まきの垂れ下がる系統4月〜6月、枝が40センチ垂れる

種まきの手順

ロベリアは、本文の時期と種袋の表示を確認してまきます。まいたら、種の大きさに合った量の土をかぶせます。

覆土して軽く押さえる(転圧という)と、種と土が密着し、水を吸いやすくなります。強く固めすぎないようにします。

ロベリアの種まきでよくある質問

ロベリアの種はいつまく?

地域と地温に合わせる。地域、品種、その年の気温で前後するため、本文の適期も確認してください。

ロベリアの種はどうやってまく?

ばらまき / 育苗が目安です。種の性質に合わせた覆土と、発芽までの水分管理が大切です。

ロベリアの種は何cmの深さにまく?

種の大きさや好光性・嫌光性によって異なります。本文の覆土の目安と、購入した種袋の表示を優先してください。

ロベリアの種まき後は毎日水やりする?

回数ではなく土の乾き具合で判断します。発芽までは表土を乾かさず、過湿で水がたまる状態は避けます。

ロベリアは何日で発芽する?

発芽日数は地温と品種で変わります。種袋の目安を確認し、適温と水分を保って待ちます。

ロベリアの間引きはいつする?

葉が触れ合い始めた段階で、生育の良い株を残しながら数回に分けます。詳しい段階は本文で確認してください。

ロベリアの種まきに使うもの

草花の種は野菜より小さいものが多く、覆土の厚さで発芽が決まります。光を好む種はほとんど土をかけません。

  • 種まき用土探す言葉「種まき培土 細粒」
    規格の目安
    粒径 2〜3mm の細かいもの。肥料分の少ないもの。
    数量の目安
    セルトレイ 128 穴 1 枚で約 2L。

    粗い土だと、細かい種が粒の隙間に落ちて深く埋まってしまいます。

  • 霧吹き(ハンドスプレー)探す言葉「園芸 霧吹き 大容量」
    規格の目安
    500ml〜1L。霧の細かいもの。

    好光性の種は土をかけないので、ジョウロだと流れます。発芽まではすべて霧で与えます。

  • セルトレイ・浅鉢探す言葉「セルトレイ 育苗 128穴」
    規格の目安
    128 穴のセルトレイか、深さ 5cm 前後の浅い育苗箱。

    種が小さいほど深い容器は要りません。浅いほうが土が乾きすぎず、温度も上がりやすくなります。

  • 園芸ラベル探す言葉「園芸 ラベル 差し込み」
    規格の目安
    差し込み式、長さ 10cm 前後。

    草花は発芽まで 2 週間以上かかるものもあります。まいた日を書いておかないと、待つか諦めるかを判断できません。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 種が大きい草花なら、ポットに直接まけばセルトレイは要りません。
  • 温室やヒーターマットは、暖かい時期にまくなら要りません。

ロベリアの長く咲かせるコツは作物ページに

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