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ミモザの月別の作業

ミモザの月別の作業カレンダー|早春の花から夏の花芽まで

ミモザの栽培イメージ

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二月の開花、四月の剪定、夏の花芽、秋冬は手を出さない。関東平野部を基準に一年の作業を月ごとに整理しました。

一年の流れ

ミモザは冬の終わりに咲く木なので、一般的な花木とは一年のリズムがずれます。春に切って夏に花芽を作らせ、秋冬は何もしないのが基本です。作業が集中するのは三月から六月だけです。

月ごとの予定より、木の姿を見て判断する方が確実です。花が茶色くなったら切り始め、六月末で手を止め、枝先に粒が見えたら触らない、の三つを守れば大きな失敗はありません。

主な作業目安
1月つぼみの観察鉢は寒風を避ける
2月開花始まる暖冬なら上旬から
3月開花最盛期、切り花下旬から剪定開始
4月強剪定、植え付け、植え替え一年で一番忙しい月
5月新芽が伸びる、整枝伸びすぎた枝を詰める
6月整枝の最終期限月末で剪定を終える
7月花芽を作り始める切らない、鉢は水切れ注意
8月花芽形成、台風対策支柱を確かめる
9月秋の植え付け適期剪定はしない
10月特になし鉢の水やりを減らす
11月落ち葉の掃除肥料は与えない
12月つぼみが見え始める鉢は軒下へ

冬から早春(12〜3月)

十二月には枝先に小さな粒状のつぼみが見えます。この時期に切ってしまうと花がなくなるので、枯れ枝以外は触りません。二月に入って最高気温が十度を超える日が続くと、黄色いふわふわの花が一斉に開きます。花は二三週間で終わり、色が茶色くなり始めたら剪定の準備です。

寒冷地では開花が三月下旬にずれ、剪定も四月中旬以降になります。暖地では一月中に咲き始めることがあり、剪定は二月からでも構いません。どちらも「花が終わったらすぐ」の原則は同じです。

十二月につぼみを確かめる
枝先に粒状のものが見えれば来春咲きます。見えなければ夏に切りすぎたか肥料過多なので、翌年の管理を見直します。
二月に切り花を楽しむ
咲いた枝を切って室内に飾るのは、剪定の前倒しになるので問題ありません。水揚げは切り口を割って熱湯に数秒浸けます。
三月下旬に剪定を始める
花が七割ほど茶色くなったら待たずに切り始めます。四月中旬までに終えると新芽の勢いが最も良くなります。

春から初夏(4〜6月)

四月は剪定、植え付け植え替え、鉢植えの肥料と作業が重なります。剪定で切った直後から新芽が勢いよく伸びるので、五月に伸びすぎた枝を整え、六月末で手を止めます。この三か月で一年分の形を作ると考えてください。

鉢植えの肥料は葉の色を見て判断し、銀色がかった青緑なら不要です。黄緑に薄い株だけ、四月に少量の緩効性肥料を鉢の縁に沿って置きます。地植えは無肥料で構いません。

やることやらないこと
4月強剪定、植え替え、必要なら少量の肥料深植え、根をほぐす
5月伸びた枝の整枝、支柱の結び直し液体肥料の連用
6月月末までに整枝を終える、ひこばえ除去七月に持ち越す剪定

夏(7〜9月)

枝先で翌年の花芽が作られる大切な時期です。剪定は枯れ枝を落とすだけにとどめ、鉢植えは水切れに気をつけます。八月から九月は台風の季節で、根の浅いミモザは倒れやすいので、支柱の確認と鉢の避難を予報が出た時点で済ませます。九月は秋の植え付け適期ですが、剪定は翌春まで待ちます。

七月は水だけ
鉢植えは毎朝たっぷり与え、猛暑日は夕方も確かめます。肥料も剪定もしません。葉が閉じ気味なら水が足りていない合図です。
八月は台風に備える
地植えは支柱の麻ひもを結び直します。鉢は避難場所を決めておき、予報が出たら移動します。
九月に植え付けるなら
気温が下がり始めた九月中旬以降に植えます。根付くまで支柱を立て、冬までに根を張らせます。

秋(10〜11月)

ミモザは常緑なので秋に葉は落ちませんが、古い葉が少し黄色くなって落ちるのは自然です。この時期は何もしないのが正解で、肥料を与えると花芽が葉芽に変わり、剪定をすると花芽を落とします。鉢植えは水やりの回数を減らし、乾いてから与えるサイクルに戻します。

落ち葉を掃除する
根元に積もった葉はカイガラムシの隠れ場所になります。まとめて取り除きます。枝の付け根に白い綿があれば、この時期にこすり落とします。
つぼみの元を観察する
十一月には枝先に小さな粒が並んでいるのが見えます。これが翌春の花です。粒が見えない枝は夏に切ったか日陰の枝なので、来年の剪定で整えます。

年によって予定がずれるときの判断

暖冬で一月に咲き始めることもあれば、寒い年は三月中旬まで開かないこともあります。剪定の開始は月ではなく「花が茶色くなったら」で決め、終了は「六月末」を固定します。この二つを守れば、年ごとの変動があっても翌年の花は確保できます。

場面見るところ判断
一月に咲き始めた花の終わり終わったら二月でも剪定してよい
三月中旬でも咲かないつぼみの膨らみ膨らんでいれば待つ、なければ剪定
寒冷地で葉が傷む幹の緑色幹が生きていれば四月に切り戻す

ミモザの栽培に一年を通して使うもの

咲かせるための買い物は、野菜とは比率が違います。窒素を効かせすぎると葉ばかり茂って花が減るので、そこを外さないものを挙げます。

  • 草花用の培養土探す言葉「草花 培養土 元肥入り」
    規格の目安
    元肥入り、14〜25L の袋。水はけを重視した配合のもの。
    数量の目安
    直径 24cm(8 号)の鉢 1 個で約 8L、65cm プランター 1 個で 12〜15L。

    野菜用の土は肥料分が多く、草花では葉ばかり伸びることがあります。袋の表示で用途を確かめます。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 草花 置き肥」
    規格の目安
    粒状で 2〜3 か月効くタイプ。リン酸の比率が高い「花用」と書かれたもの。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個に 10〜15g(大さじ 1 強)を 2〜3 か月ごと。

    置いておくだけで少しずつ溶けるので、水やりのたびに考えなくて済みます。夏の高温期は効きが強く出るので量を控えます。

  • 液体肥料探す言葉「液体肥料 花 リン酸」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液。リン酸(P)の数字が高いものが花向きです。

    つぼみが上がる時期だけ、週 1 回のペースで足します。効きが早いぶん、切れるのも早いのが液肥です。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    咲き終わった花を残すと種を作りに養分が回り、次の花が減ります。摘み続けられるかどうかで花期の長さが変わります。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 活力剤は肥料の代わりになりません。肥料を与えているなら急ぎません。
  • 「花用」「野菜用」で土を分けるのは、両方を育てるようになってからで十分です。

ミモザの長く咲かせるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はミモザの育て方にまとめています。

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