GadeninEnglishアプリを入れる
ポトスの置き場所と斑

ポトスの置き場所|斑が消える理由と明るい日陰の見つけ方

ポトスの栽培イメージ

読むのに約 4

暗い場所ではポトスの斑が抜けて緑一色になります。斑を保つ明るさを具体的に示します。

暗くても枯れないが、斑は薄れる

ポトスが初心者向けと言われるのは、光の乏しい場所でも枯れないからです。ただし枯れないことと美しく育つことは別で、暗い場所の株は白や黄の斑が減り、しだいに緑一色の葉ばかりを出すようになります。

斑の部分には葉緑素がほとんどありません。光が足りないと株は光合成できる緑の面積を増やそうとするため、新しく出る葉から斑が抜けます。すでに開いた葉の斑が後から戻ることはありません。

自分の部屋のどこに当たるかは、昼に照明を消して新聞が読めるかどうかで確かめられます。読める明るさが下限の目安で、床に濃い影がくっきり落ちる場所は逆に明るすぎます。

置き場所明るさの目安斑の出方
東の窓辺午前だけ日が差す斑が最もよく出る
南や西の窓辺レースのカーテン越し斑は出るが夏は葉焼けする
北の窓辺一日やわらかい明るさ斑は出るが伸びは穏やか
窓から3メートル奥新聞が読める程度新しい葉から斑が薄れる
窓のない部屋照明の光だけ緑一色になり葉も小さくなる

斑が消えるのは病気ではありません。置き場所が暗いという合図なので、株を捨てずに明るい場所へ動かします。

明るい日陰を自分の部屋で特定する

手をかざして影を見る
置きたい場所で手をかざし、輪郭のぼんやりした影ができれば適所です。影がまったく出ないほど暗ければ斑は維持できません。
文字が読めるかで測る
昼間に照明を消し、その場所で本の文字が楽に読める明るさが下限です。顔を近づけないと読めないなら暗すぎます。
窓からの距離を測る
レースのカーテン越しの窓から1メートル以内が理想です。2メートルを超えると、白い斑の多い株から先に緑化が始まります。
新芽の斑を古い葉と比べる
移動して一か月後、新しく開いた葉の斑を古い葉と見比べます。同じくらい入っていれば、その場所の明るさは足りています。

窓の向きごとの置き方

同じ部屋でも、窓ぎわと壁ぎわでは明るさが十倍以上違います。斑の白い株ほど窓に寄せ、緑の濃い株を部屋の奥に置くと、どちらも無理なく育ち部屋全体の見え方も整います。

窓の向き置き方注意点
南向きレースのカーテン越し夏の直射日光では葉焼けする
東向き窓際にそのまま置ける最も扱いやすく斑も保てる
西向き窓から1メートル離す午後の強い日差しと熱に注意
北向き窓のすぐ近くへ寄せる斑の少ない品種を選ぶ

床置きの鉢は同じ窓辺でも暗くなります。台に載せて窓の高さに近づけるだけで、斑の残り方が変わります。

緑一色になった株を戻す

先に明るい場所へ移す
レースのカーテン越しの窓辺へ移します。いきなり直射日光に出すと葉焼けするので、一週間かけて段階的に明るさを上げます。
斑の残る節まで切り戻す
緑一色になったつるを、斑がしっかり入っている節の少し上で切ります。そこから出る新芽には斑が戻ってきます。
切ったつるは捨てない
緑一色のつるも水挿しで根が出ます。斑がないぶん丈夫なので、暗い場所に飾る株として別に育てるのが合理的です。
肥料を先に足さない
暗い場所で肥料を効かせると、間延びした緑の葉ばかり伸びます。明るさを直してから薄い液体肥料を再開します。

白の面積が広い品種ほど早く緑化します。置き場所の明るさを先に決めてから、そこに合う品種を選ぶ順序が確実です。

葉焼けと徒長を見分ける

強すぎる光では、葉の中央や縁が白っぽく抜け、やがて茶色く乾いた斑点になります。この部分は元に戻りません。真夏の南や西の窓辺、屋外の直射日光に置いたときに起きます。

葉焼けなら光を弱める
白く抜けた葉が増えたら、カーテンを一枚足すか窓から離します。傷んだ葉も光合成はするので、見苦しくなるまでは残して構いません。
徒長なら明るさを足す
徒長(節と節の間が伸びて葉が小さくまばらになる状態)は光不足の合図です。間延びした部分を切り戻し、明るい場所へ移すと詰まった姿の新芽が出ます。
屋外に出すなら慣らす
初夏に戸外へ出すなら日陰から始め、二週間かけて明るさに慣らします。いきなり外に出すと一日で葉が焼けます。

品種で必要な明るさが違う

白の面積が広い品種ほど光合成できる部分が少なく、成長が遅く、寒さにも弱い傾向があります。丈夫さを優先するならゴールデン、明るい窓辺を用意できるならマーブルクイーンという選び方になります。

品種斑の入り方必要な明るさ
ゴールデン黄色の斑が流れるように散る標準。北向きの窓辺でも育つ
マーブルクイーン白が葉の半分以上を占める最も明るさが要る。成長も遅い
エンジョイ白い斑が塊で入り葉は小さめ明るめ。締まった姿になりやすい
ライム斑はなく葉全体が黄緑明るいほど色が冴える

光が足りない部屋での工夫

植物用の照明を足す
窓から離れた場所では、植物育成用の照明を30センチほど上から一日十時間ほど当てると、斑を保ったまま育てられます。
二鉢を交代で飾る
窓辺と部屋の奥に置く鉢を二週間ごとに入れ替えます。飾りたい場所が暗くても、株を休ませながら維持できます。
鉢を回して向きを変える
週に一度、鉢を九十度回します。窓側にだけ葉が偏るのを防げ、つるの伸びる向きもそろって形が乱れません。
白い壁の近くに置く
白い壁や家具の反射でも明るさは稼げます。濃い色の家具に囲まれた場所より、同じ距離でも一段明るくなります。

照明を足す場合も、夜通し当てるのは避けます。人と同じで、暗い時間があるほうが葉の色は締まります。

ポトスの置き場所を整えるのに使うもの

室内は、人が明るいと感じても植物には暗いことがほとんどです。光を足すか、置き場所を変えるかのどちらかです。

  • 植物育成ライト探す言葉「植物育成ライト 白色 クリップ」
    規格の目安
    白色(フルスペクトル)で、株から 30〜50cm に吊るせるもの。1 日 8〜12 時間。

    窓から離れた場所では、どの植物も徐々に間延びします。紫色のライトは効きますが、部屋の見た目が変わるので白色が現実的です。

  • レースカーテン探す言葉「レースカーテン 遮光 UV」
    規格の目安
    光を通すもの。遮光率の高すぎるものは逆効果です。

    夏の直射は、室内で育った葉を焼きます。外から入れたばかりの株ほど、一枚挟んで慣らします。

  • キャスター付き鉢台探す言葉「鉢 キャスター 台 室内」
    規格の目安
    耐荷重を土と水を含めた重さで見ます。8 号鉢で 10kg 前後。

    大きな鉢は動かせないと、季節に合わせて置き場所を変えられません。床の通気も良くなります。

  • 温湿度計探す言葉「温湿度計 デジタル 小型」
    規格の目安
    最低・最高を記録できるもの。

    窓際は日中と夜で 10℃ 以上違うことがあります。冬に葉を落とす原因は、たいてい夜の冷え込みです。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 窓辺に置けるなら、育成ライトは要りません。
  • 加湿器は植物のためだけには要りません。霧吹きとサーキュレーターで足りることが多いです。

ポトスの上手に育てるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はポトスの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

ポトスについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる