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リプサリスの増やし方

リプサリスの増やし方|挿し木の手順と発根までの管理のしかた

リプサリスの栽培イメージ

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切って乾かして挿すだけで根が出ます。観葉植物の中でも増やしやすい部類です。

どの茎を使うかを選ぶ

リプサリスは茎を切って挿すだけで簡単に増やせます。切り戻して姿を整えるついでに行えるので、伸びすぎた株の整理と一緒に進めるのが効率的です。

使うのは、しっかり緑色で張りのある茎です。細くしぼんだ茎や色が薄く柔らかい茎は根が出る前に傷むので選びません。指でつまんで弾力があるかどうかで判断できます。

目的向く方法根が出るまでの目安
確実に数を増やす土に挿す挿し木3〜5週間
伸びすぎた株を整える切り戻した茎を挿す3〜5週間
根の様子を見て安心したい水に浸ける水挿し2〜4週間
大株をそのまま分ける株分け植え替えと同時に行う

挿し木で増やした株は親と同じ性質を受け継ぎます。気に入った姿の株があれば、予備として何本か挿しておくと安心です。

適期は五月から九月

根が出るには気温が要ります。二十度を下回ると発根が止まり、切り口がふさがる前に傷むため、春から初秋の暖かい時期に限って作業します。

挿し木の成功率は気温でほぼ決まります。二十五度前後の時期に行えば特別な道具がなくても大半が根づき、時期を外すと同じ手順でもほとんど根が出ません。

時期作業の可否理由
5〜6月最適気温が上がり切り口の回復が速い
7〜8月日陰で管理すれば根が早く出る
9月10月までに根が出れば冬を越せる
10〜4月避ける根が出る前に切り口が傷む

挿し木の手順

節で切り分ける
茎の節の部分を清潔なはさみで切ります。長さは十センチほど、節が二つか三つ入るようにすると根が出やすくなります。
切り口を乾かす
切ってすぐには挿さず、日陰で二日から三日置いて切り口を乾かします。湿ったまま挿すと切り口から黒く傷みます。
肥料のない土に挿す
赤玉土の小粒や鹿沼土など肥料を含まない土に、下の節が埋まる深さで挿します。肥料入りの土は発根前の切り口を傷めます。
明るい日陰で待つ
直射を避け、土の表面が乾いたら霧を吹く程度に保ちます。三週間ほどで軽く引いて抵抗があれば根が出ています。
何本かまとめて挿す
一つの鉢に三本から五本まとめて挿すと、根づいたときにそのまま見た目のよい株になります。間隔は二センチほど空けます。

挿してから根が出るまでは動かしません。確かめたくなって何度も引き抜くと、出かけた根が切れてやり直しになります。

水挿しと株分け

水に挿す方法も使えます。根が見えるので安心できますが、水中で出た根は土の中では働きにくいため、早めに植え替えるのが成功の鍵です。

株分けは根がついた状態で分けるので、挿し木より早く元の姿に戻ります。大株を二つにしたいときは、植え替えの機会に合わせて行うと株への負担が軽くなります。

浅く水に浸ける
下の節が浸かる程度の浅さにします。茎全体を沈めると酸素が足りずに傷むので、深く入れすぎないようにします。
三日に一度水を替える
水が濁ると切り口が傷みます。替えるときに切り口を指でこすり、ぬめりを落としてから新しい水に戻します。
根が二センチで植える
白い根が二センチほど伸びたころが植えどきです。長く伸ばしすぎると土に慣れず、植えたあとで枯れ込みます。
株分けは植え替えと同時に
大株は植え替えのときに手で二つに分けられます。根がついた茎の束を分け、それぞれを新しい土に植えます。

根が出ないときの原因と直し方

四週間から六週間たっても手ごたえがないときは、原因を切り分けて条件を変えます。同じ条件で待ち続けても、多くはそのまま傷んで終わります。

症状考えられる原因直し方
切り口が黒くなる乾かさずに挿した黒い部分を切り、数日乾かして挿し直す
茎にしわが寄る空気が乾きすぎた毎日霧を吹き、明るい日陰へ移す
6週間たっても根がない気温が低い20℃以上を保てる場所へ移す
茎が柔らかく倒れる土が湿りすぎた水を減らし、水はけのよい土に挿し直す

挿し木は複数本まとめて行います。五本挿しておけば、条件が合わなかった年でも二本か三本は根づいてくれます。

根づいたあとの育て方

小さい鉢で始める
根づいた株は三号ほどの小さい鉢に植えます。最初から大きい鉢に入れると土が乾かず、細い根が傷みます。
肥料は一か月後から
植えてから一か月は肥料を与えません。新しい茎が動き出してから、薄めた液肥を月に一度ほど与えはじめます。
明るい日陰に置く
若い株は特に直射に弱く、当てると赤茶色に焼けます。親株と同じく、レース越しの明るさを保てる場所に置きます。
水を切らさない
根が少ないうちは乾きに弱く、しわが寄りやすくなります。土の表面が乾いたら早めに与え、毎日霧を吹きます。

増やした株を人に渡すときは、直射に当てないことと乾かしすぎないことの二点を伝えると、そのまま育ててもらえます。

リプサリスの挿し木・株分けに使うもの

鉢ものは剪定した枝がそのまま材料になります。水に挿すだけで根が出る種類も多く、道具はほとんど要りません。

  • 挿し木用土(鹿沼土・赤玉土小粒)探す言葉「挿し木 用土 鹿沼土 小粒」
    規格の目安
    鹿沼土か赤玉土の小粒、単用。肥料分のないもの。
    数量の目安
    3 号ポット 1 個で 0.2L。

    肥料分があると、根が出る前に切り口が傷みます。清潔で肥料のない土であることが条件です。

  • 水挿し用の容器探す言葉「ガラス 花瓶 小さい 水耕」
    規格の目安
    口の細いガラス容器。中が見えるもの。

    根の出方を目で確かめられます。水は 2〜3 日に一度替え、切り口が濁ったら洗います。

  • よく切れるはさみ・カッター探す言葉「園芸ばさみ 切れ味 ステンレス」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm。使う前にアルコールで拭きます。

    切り口が潰れると水を吸えません。節の少し下を斜めに一度で切ります。

  • 3 号ポット探す言葉「ポリポット 3号 育苗」
    規格の目安
    直径 9cm(3 号)。

    根が出るまでは小さい容器のほうが乾き具合を見やすく、失敗しても被害が小さくて済みます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 水挿しで根が出る種類なら、用土も発根促進剤も要りません。
  • 多肉植物は切り口を数日乾かしてから挿します。水に挿すと腐ります。

リプサリスの上手に育てるコツは作物ページに

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