GadeninEnglishアプリを入れる
スイートピーの水やりと追肥

スイートピーの水やりと追肥|冬は乾かし気味、春の伸び始めに肥料を効かせる

スイートピーの栽培イメージ

読むのに約 3

冬に水と肥料を与えすぎると根が傷みます。春につるが動き出したら追肥を始め、開花中は切らさないのが目安です。

季節で水やりを切り替える

スイートピーは過湿に弱く、特に冬の小苗は乾かし気味に育てます。庭植えなら冬はほとんど水やり不要で、二週間以上雨がなければ暖かい日の午前中に与える程度です。春につるが伸び出すと水の要求が増え、開花中に水を切らすとつぼみが落ちます。

迷ったら土を指で触って確かめます。表面が乾いて白っぽければ与え、湿っていれば待ちます。プランターは乾きが早いので、春以降は毎朝確かめてください。

開花中に一日でも水を切らすと、つぼみが黄色くなって落ちます。春以降は朝の見回りを習慣にし、葉が少しでも垂れていたらその場で与えます。

時期庭植えプランター
10月〜11月(苗)植え付け直後に一回、以後は雨任せ表面が乾いたら午前中に
12月〜2月(冬越し)二週間以上雨がなければ一回四〜七日に一回、暖かい日の午前
3月(つるが伸びる)乾きが続けば一回二〜三日に一回
4月〜5月(開花)一週間雨がなければ朝に毎朝、夕方にしおれていれば夕方も
6月(終わり)不要枯れ始めたら止める

水は株元に注ぎ、葉や花にかけません。花に水がかかると花びらが傷み、うどんこ病と灰色かび病の元になります。

追肥は春から、月に二回

植え付け時の元肥(植え付け前に土へ混ぜる肥料)は緩効性肥料を控えめにし、冬の間は肥料を与えません。追肥(育ちの途中で足す肥料)は二月下旬から三月、つるが動き始めたころに一回目を与え、開花中は二週間に一回、薄めの液体肥料を続けます。

スイートピーは豆の仲間で、根に付く根粒菌が窒素を作るため、窒素の多い肥料は要りません。窒素過多になると葉ばかり茂って花が減り、うどんこ病にもかかりやすくなります。リン酸とカリが多めの花用肥料を選びます。

つるが伸び始めたら一回目
二月下旬から三月、新しいつるが伸び始めたら、株元から少し離して緩効性肥料を一株小さじ一杯ほど置きます。
つぼみが見えたら液体肥料
四月につぼみが見え始めたら、規定より薄めた液体肥料を二週間に一回、水やりの代わりに与えます。
開花中は切らさない
花が次々咲く四月から五月は肥料の消費が多い時期です。葉色が薄くなったら回数を週一回に増やします。
五月下旬で終える
気温が上がって花が小さくなったら肥料を止めます。株の終わりが近いので、種を採るなら残す花を決めます。

葉の色と姿で判断する

水と肥料が合っているかは、葉の色とつるの伸び方に出ます。表で見当を付けて、一つずつ直して一週間様子を見てください。いくつも同時に変えると、何が効いたか判断できなくなります。

葉の状態考えられる原因手当て
葉が薄い黄緑で伸びが遅い肥料不足・低温三月以降なら追肥。冬なら待つ
葉が濃緑で大きく、つるばかり伸びて花がない窒素過多肥料を止め、リン酸の多い肥料に替える
下葉から黄色く枯れ上がる過湿・根の傷み水を減らし、株元の土を軽くほぐす
葉先が茶色く焼ける肥料が濃い・水切れ液体肥料を薄め、朝の水を確かめる
葉に白い粉うどんこ病病葉を取り、風通しを良くする

花がら摘みで花期を延ばす

スイートピーは咲き終わった花をそのままにすると、さやを作ることに養分を回して花が止まります。しおれた花は花茎の付け根から切り取り、種を作らせないようにします。切り花として咲きかけを毎日切っていくのが、最も花期を延ばす方法です。

花がら摘みの目安は、一茎の花が全部しおれて色があせたころです。まだ上の一輪が咲いているなら待ちます。切るときは葉を巻き込まないように、花茎だけを付け根で切ります。

しおれた花茎を付け根で切る
花びらが縮んで色があせたら、花茎をたどって葉の付け根のところで切ります。さやがふくらむ前に切るのが目安です。
切り花にして楽しむ
一茎に三〜四輪あるうち、下の一〜二輪が開いたころに朝切ります。切るほど次の花が上がってきます。
種を採る株は残す
種を採りたいなら、五月中旬以降に咲いた花を数本残してさやを付けさせます。それまでは全部切って花を優先します。

つぼみが落ちるときの原因と手当て

つぼみが黄色くなって開かずに落ちるのはスイートピーでよくある症状です。多くは水切れ、急な温度変化、日照不足のいずれかで、病気ではありません。開花中の水と日当たりを見直すと、次のつぼみから止まります。

一度に多くのつぼみが落ちても株は元気なことがほとんどです。慌てて肥料を増やすと逆効果なので、まず水と置き場所を確かめてください。

状態原因手当て
つぼみが黄色くなって落ちる水切れ・乾燥した風朝の水やりを確実にし、風の当たらない場所へ
急に冷え込んだ後に落ちる低温遅霜の予報が出たら夜だけ不織布をかける
日陰側のつぼみだけ落ちる日照不足支柱の向きを変えるか、周りの枝を整理する
つぼみに小さな虫アブラムシ水で流すか、花用の殺虫剤

スイートピーの育てている間に使うもの

草花の管理は、花がらを摘むことと、肥料を切らさないことに尽きます。どちらも道具は小さくて済みます。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。手に収まる小さいものが疲れません。

    咲き終わった花をそのままにすると、種を作るほうへ養分が回って次の花が減ります。摘み続けるほど花期が伸びます。

  • 液体肥料探す言葉「液体肥料 花 リン酸」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液。リン酸の数字が高いもの。

    つぼみの上がる時期に週 1 回。窒素の多い肥料を続けると、葉ばかり茂って花が減ります。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 置き肥 花」
    規格の目安
    2〜3 か月効く粒状。鉢の縁に置きます。
    数量の目安
    8 号鉢に 10〜15g を 2〜3 か月ごと。

    水やりのたびに考えなくて済みます。液肥との併用なら、置き肥は規定量の半分から始めます。

  • ジョウロ(ハス口付き)探す言葉「ジョウロ 5L ハス口」
    規格の目安
    容量 4〜5L。ハス口が外せるものは、株元だけに与えるときに便利です。

    花に水をかけると傷んで早く終わります。ハス口を外して株元へ注げば、花を濡らさずに済みます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 花がらは指で摘める種類が多く、はさみが要るのは茎の硬いものだけです。
  • 活力剤は肥料の代わりになりません。

スイートピーの長く咲かせるコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はスイートピーの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

スイートピーについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる