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バンダの花を咲かせる

バンダの花を咲かせる|光の量と昼夜の温度差で花芽を作る

バンダの栽培イメージ

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バンダが咲かない原因はほぼ光不足です。花芽が付く条件と、開花後の管理を整理します。

咲かない原因を先に切り分ける

バンダは条件が整えば年に二〜三回咲く洋ランですが、家庭では数年咲かないことも珍しくありません。原因のほとんどは光不足で、次に株の若さ、冬の低温が続きます。

買ったときに咲いていた株が翌年咲かないのは珍しくありません。温室と家庭の光の差が大きく、家庭の環境に根が慣れるまで一〜二年かかると考えて、まず葉の色を目安に光を整えます。

一年に一度も咲かない年が続くなら、根の数と葉の色を確かめます。根が十本以上あり葉が黄緑なら、あとは温度差を待つだけです。

状態考えられる原因対策
葉が濃い緑で柔らかい光不足直射に近い場所へ移す
葉が十枚未満で株が小さい株がまだ若い生育を優先し二〜三年待つ
冬に下葉が落ちた低温で消耗冬の温度を十五度以上に
根が少なく細い根が弱く花を支えられない水と湿度で根を増やす

花芽を付ける光の条件

花芽を作るには、葉が黄緑になるほどの強い光が必要です。春から秋は屋外で直射に近い光を当て、冬は南向きの窓辺で一日中ガラス越しの直射を受けさせます。室内の奥では何年たっても咲きません。

光が足りているかは葉の色で確かめます。黄緑なら十分で、深い緑なら不足です。花芽が付く株は、葉が硬く短めで、根が太く数が多いという共通点があります。

冬の窓辺でも、日照時間が短い十二月から一月は光が足りません。この時期に室内用の植物育成灯を補うと、春の花芽が付きやすくなります。

春に屋外へ出す
最低気温が十五度を超えたら屋外の日なたへ出します。最初の一週間は午前中だけ日に当て、徐々に慣らして葉焼けを防ぎます。
夏も遮光を強くしすぎない
真夏は遮光率四割程度に留めます。五割以上遮ると光不足になり、その年の秋の花が来なくなります。
冬は窓辺で光を確保
室内では最も明るい南向きの窓辺に置き、日中はレースカーテンも開けます。夜は冷え込むため窓から離します。

昼夜の温度差が花芽を後押しする

光に加えて、昼と夜で五〜十度の温度差があると花芽が付きやすくなります。関東平野部の秋、九月下旬から十月にかけて屋外に置いておくと自然にこの差が生まれ、十一月ごろに花芽が上がります。

温度差を作るために冷蔵庫に入れるような無理は不要です。秋の屋外に置いておくだけで自然に条件が整います。逆に一年中エアコンの効いた室内に置くと、温度差がなく花芽が付きにくくなります。

時期昼夜の温度差期待できること
9月中旬〜10月中旬八〜十度秋の花芽分化
11月〜2月室内で小さい花芽は伸びるが新しい分化は少ない
5月〜6月五〜八度初夏の花芽分化

十月に最低気温が十五度を下回るまで屋外に置くのが花芽作りの要です。ただし十度を下回る夜が来る前に取り込みます。

花芽が上がってからの管理

葉の付け根から花茎が伸び始めたら、株を動かさず環境を安定させます。つぼみの時期に置き場所を変えると、つぼみが黄変して落ちます。水と湿度は通常どおり保ち、肥料は花が終わるまで控えめにします。

花茎か根かを見分けるコツは、先端の形です。根は先端が丸く色づき、花茎は扁平で小さなつぼみの列が透けて見えます。迷ったら数日待って確かめます。

花茎が伸びる方向は光の側です。窓辺で片側だけ光が当たると花茎が窓に向かって曲がりますが、途中で向きを変えるとつぼみが落ちるため、最初の向きのまま咲かせます。

花茎を見つけたら動かさない
葉の付け根から根とは違う扁平な芽が伸びてきたら花茎です。見つけたらその場所で固定し、向きも変えません。
つぼみの期間は湿度を保つ
つぼみが乾燥すると開かずに落ちます。霧吹きは根と葉に行い、つぼみ自体には水をかけないようにします。
開花中は肥料を止める
開花中に肥料を与えると花もちが悪くなります。水だけにして、花が終わってから再開します。

花後の手当てと次の花へ

開花で株は大きく消耗します。花後一か月は肥料をやや多めにして葉と根を太らせると、次の花芽が付きやすくなります。次の花まで半年ほどかかるのが普通で、年に二回咲けば上出来と考えて焦らないことです。次の花まで半年ほどかかるのが普通で、焦らないことです。

開花で株は大きく消耗します。花後一か月は肥料をやや多めにして葉と根を太らせると、次の花芽が付きやすくなります。次の花まで半年ほどかかるのが普通で、焦らないことです。

花茎を切る位置を間違えて葉の付け根を傷つけると、そこから腐りが入ることがあります。切ったあとは切り口を乾かし、数日は水をかけないようにします。

花茎を付け根で切る
花がすべて落ちたら、花茎を葉の付け根から二センチほど残して清潔なはさみで切ります。残した部分は自然に枯れて落ちます。
肥料を再開して回復
切った翌週から規定の二倍に薄めた液体肥料を週に二回与え、一か月かけて株を太らせます。

バンダの花を咲かせ続けるのに使うもの

つぼみが上がってからやることは決まっています。摘む・支える・足す、の 3 つです。

  • 液体肥料(リン酸多め)探す言葉「液体肥料 開花 リン酸」
    規格の目安
    1000 倍希釈の原液。N-P-K の真ん中(P)の数字が高いもの。

    つぼみを作る時期はリン酸が要ります。窒素の多い肥料を続けると、葉ばかり伸びて花が上がりません。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    種を作らせないことが、次の花を咲かせる条件です。花の下の節まで切り戻すのが基本です。

  • 支柱(草花用)探す言葉「園芸支柱 草花 リング」
    規格の目安
    直径 8mm・長さ 90〜150cm の細い支柱か、株ごと囲むリング支柱。

    花の重みで倒れると、そこから茎が折れます。咲いてから立てるのでは間に合わないので、つぼみのうちに。

  • 誘引用の麻ひも探す言葉「麻ひも 園芸 誘引」
    規格の目安
    太さ 2mm 前後。目立たない色のもの。

    きつく縛ると茎が食い込みます。8 の字にゆるく掛けて、茎が太る余地を残します。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 開花促進剤は、肥料と日当たりが足りているなら急ぎません。
  • リング支柱がなくても、細い支柱 3 本を株の周りに立てて麻ひもで囲めば同じことができます。

バンダの長く咲かせるコツは作物ページに

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