基本情報
- 系統・区分
- 花木・庭木/低木・高木
- 熟期
- 1〜2 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
木本性の観賞植物。剪定時期、樹高、日照、毒性や実付きの有無を記録するとよい。
概要説明
ロウバイは品種名ではなく種名で、中国原産の落葉低木を指し、江戸時代初期に渡来して以来、冬に咲く数少ない香りの花木として庭に植えられてきました。梅の名がつきますが梅の仲間ではなく、蝋梅の字は蝋細工のような花弁に由来します。基本種の花は 1 月から 2 月にかけて葉のない枝に咲き、直径 2 センチほどの黄色い花で、内側の花弁が暗紫色の輪になるのが、内側まで黄色いソシンロウバイとの見分け方です。花弁は細長く、透き通った質感で、甘く澄んだ強い香りがあります。葉は長さ 10〜15 センチの細長い楕円形で、秋に黄葉して落葉します。樹高は 2〜4 メートルで、株立ちになり、成長は中程度です。日当たりを好み、半日陰でも咲きます。寒さに強く、暑さにも耐え、土質を選びません。花芽は夏に短い枝につくため、剪定は花後の 2〜3 月に、長く伸びた徒長枝を切り詰め、短い枝を残します。種子には毒があります。流通する苗の多くはソシンロウバイなので、基本種を求めるときは花を確認します。
ロウバイの特徴
- 1〜2 月に直径 2 センチほどの黄色い花が咲く
- 内側の花弁が暗紫色の輪になる
- 蝋細工のような透き通った細長い花弁
- 甘く澄んだ強い香り
- 樹高 2〜4 メートルの株立ち
- 種子に毒があり誤食に注意
向いている使い方
- 冬の香りの庭木に
- 枝を切って正月の生け花に
- 和風の庭の花木に
- 大きめの鉢植えで楽しむ
ロウバイの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはロウバイの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ロウバイの苗選びと植え付け — ロウバイは植える場所と苗の種類で、花の見え方と香りの届き方が決まります。落葉期に根を傷めずに植えます。
- ロウバイの剪定の基本 — ロウバイは切る時期を間違えると翌冬の花が消えます。花後すぐの剪定と、根元から出る枝の整理が基本です。
- ロウバイの水やりと肥料 — ロウバイは丈夫で手がかかりませんが、鉢植えの水切れと肥料の与えすぎだけは花を減らします。
- ロウバイの月別の作業 — ロウバイの作業は花後の三月に集中し、夏は花芽を守るために手を出さない時期です。月ごとの流れを表にまとめます。
- ロウバイの病害虫と障害 — ロウバイは病害虫の少ない木ですが、カイガラムシと切り口からの枯れ込みは放置すると株を弱らせます。
- ロウバイの増やし方 — ロウバイは挿し木が付きにくい木です。種まきは簡単ですが花が変わり、よい花を増やすなら接ぎ木か株分けです。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ロウバイ」、品種に「ロウバイ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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