GadeninEnglishアプリを入れる
アシタバの収穫と保存

アシタバの収穫|中心の芽を残し、外の葉から摘み取る

アシタバの栽培イメージ

読むのに約 4

アシタバは摘んでも次の葉が出てきますが、摘みすぎると株が弱ります。残す枚数を決めておくのが長く穫るこつです。

最初の収穫は本葉が十枚を超えてから

種からの株は、最初の収穫まで一年から二年かかります。本葉が十枚を超え、株の直径が三十センチほどになってから摘み始めます。

苗から育てた株なら、植え付けの翌春にはもう摘めます。焦って小さいうちに摘み始めると、そこから先で株が大きくならなくなります。

状態穫れるかどうか摘む量
本葉が5枚以下まだ摘まない葉を残して株を育てる
本葉が10枚以上摘み始められる月に1〜2枚まで
株の直径が50センチしっかり穫れる月に3〜4枚まで

名前のとおり摘めばまた出てきますが、翌日に伸びるわけではありません。新しい葉が開くまで二週間ほどかかります。

摘むのは外側の若い葉

収穫するのは、外側に開いた若い葉です。株の中心にある巻いた芽は次の葉になる部分なので、ここを摘むと株の伸びが止まります。

葉柄を根元から切ると、切り口から黄色い汁が出ます。これはこの植物の成分で、傷んだしるしではありません。手に付くと落ちにくいので手袋を使います。

中心の芽を残す
株の真ん中で巻いている芽には触れません。ここが次の葉になるので、外側から順に摘みます。
葉柄の根元で切る
はさみで株元近くの葉柄を切ります。途中で切ると残った柄が枯れ込み、そこから傷むことがあります。
残す枚数を決める
一度に摘むのは全体の三分の一までにします。葉が残っていないと、次の葉を作る力が出ません。
手袋をして作業する
切り口から出る黄色い汁は手に付くと落ちにくくなります。作業のときは手袋を使うと楽です。

夏と冬は摘まない

真夏と真冬は株がほとんど伸びない時期です。この時期に摘むと葉が補充されず、株が丸裸のまま厳しい季節を越すことになります。

収穫は三月から五月と、九月から十一月の二つの時期に集めます。夏の間に固くなった葉は、秋の新しい葉が出てきてから切り落とします。

株が若いうちは、この区切りをさらに厳しくします。植え付けから一年目の株は、春も秋も一枚か二枚にとどめると、翌年から本格的に穫れる株になります。

夏の固い葉は残す
見た目が悪くても、光を受けて株を支えています。秋に新しい葉が出てから、古い葉を切り落とします。
秋の葉から穫る
九月に出る新しい葉は柔らかく味もよくなります。外側から順に、月に二枚から三枚を目安に摘みます。
時期摘んでよいか葉の状態
3月〜5月いちばんよい柔らかく香りもよい
6月〜8月控える固く、株も弱っている
9月〜11月摘んでよい秋の新芽は柔らかい
12月〜2月控える伸びが止まっている

摘んだあとの扱い

アシタバの葉は摘んだそばからしおれ始めます。収穫したら畑の日なたに置かず、すぐ室内へ運んで水に挿すか、湿らせた紙で包んで冷やします。

葉柄の切り口は、空気に触れているうちに黒く変わってきます。使う直前にもう一度切り直しておくと、色も口当たりもはっきりよくなります。

すぐ日陰へ運ぶ
摘んだ葉を畑に置いたままにしません。かごに入れてすぐ室内へ運び、水に挿すか包んで冷やします。
湿らせた紙で包む
新聞紙かキッチンペーパーを湿らせて包み、袋に入れて野菜室に立てて入れます。二日から三日もちます。
切り直してから使う
調理の前に葉柄の切り口を一センチほど切り落とします。黒く変わった部分を除くと口当たりがよくなります。

食べ方と苦みの抜き方

アシタバには独特の苦みと香りがあります。若い葉ならそのまま天ぷらにでき、大きく育った葉はゆでてから使うと食べやすくなります。

苦みが強いときは、ゆでたあと水にさらす時間を長めにします。ただし長すぎると香りまで抜けてしまうので、五分ほどを目安にします。

若い葉は天ぷらに
開いたばかりの柔らかい葉は、下ゆでなしで衣を付けて揚げられます。香りがいちばん立つ食べ方です。
大きい葉はゆでる
塩を入れた湯で一分ほどゆで、冷水に取ります。おひたしやあえ物にすると苦みが和らぎます。
茎は別にゆでる
葉より火が通りにくいので、茎だけ先に湯へ入れます。三十秒ほど早く入れると仕上がりがそろいます。

苦みは株の状態でも変わります。乾燥が続いた株や、夏の葉は苦みが強くなる傾向があります。

摘んだあと葉が出ないときは

摘んでも新しい葉が出てこないときは、摘みすぎたか、中心の芽を切ってしまったか、季節が合っていないかのどれかが原因になっています。

中心の芽さえ残っていれば、時間はかかっても必ず新しい葉が出てきます。株元をのぞいて、巻いた小さな芽があるかどうかを確かめます。

症状考えられる原因手の打ち方
葉が一枚も残っていない摘みすぎ収穫をやめ、2か月ほど休ませる
中心に芽が見えない芽を切ってしまった株元の脇から出る芽を待つ
夏に出てこない季節によるもの9月まで待てば新しい葉が出る

摘みすぎて弱った株は、薄い液体肥料を一度与えて静かに置きます。追加で摘まないことがいちばんの手当てです。

アシタバの収穫に使うもの

穫るときより、穫ったあとに困ります。入れるものと、しまうものを先に用意しておきます。

  • 収穫ばさみ探す言葉「収穫ばさみ 野菜」
    規格の目安
    刃渡り 5〜7cm のステンレス製。先が丸いものは実を傷つけにくいです。

    引きちぎると株のほうに傷が残り、そこから病気が入ります。次の実を穫るつもりなら、切って穫ります。

  • 折りたたみコンテナ探す言葉「折りたたみコンテナ 20L」
    規格の目安
    20L 前後。使わないときに畳めるものが置き場所を取りません。

    袋に入れると重みで下の実が潰れます。積み重ねられる箱なら、そのまま持ち帰れます。

  • 鮮度保持袋探す言葉「野菜 鮮度保持袋 有孔」
    規格の目安
    厚さ 0.02mm 前後の有孔ポリ袋。葉物用と実物用でサイズを分けます。

    穴のない袋に入れると蒸れて傷みます。穴あきの袋は湿りを保ちながら呼吸を通します。

  • 新聞紙・保存箱探す言葉「野菜 保存 コンテナ 通気」
    規格の目安
    通気穴のある箱。根菜は新聞紙に包んで立てて入れます。

    根菜と芋類は洗わずに土を落として乾かし、暗く涼しい場所に置くほうが長くもちます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • よく切れる普通のはさみで足りる作物は多く、専用の収穫ばさみが要るのは硬い茎のものだけです。
  • 真空保存機は、量が出るようになってから考えれば十分です。

アシタバの収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はアシタバの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

アシタバについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる