GadeninEnglishアプリを入れる
カリフラワーの花蕾を白くする

カリフラワーの花蕾を白くする|葉を折って日光から守る

カリフラワーの栽培イメージ

読むのに約 4

カリフラワーの白さは日光を遮って作ります。葉を折る時期と方法、色の付いた品種との違いをまとめます。

覆うかどうかは品種で決まる

白い品種は日光に当たると花蕾が黄色や紫にくすみます。味は変わりませんが、見た目が店のものと違ってきます。覆って日を遮ることで、あの白さになります。色の付いた品種は逆に日に当てて色を出します。

近ごろは葉が自然に内側へ巻いて花蕾を隠す品種も増えました。この形の品種なら覆う作業は要りません。種袋や苗の札に書かれているので、買うときに確かめておきます。

品種覆う必要すること
白の一般的な品種必要花蕾が卵大になったら葉で覆う
葉が巻くタイプの白不要そのまま育てて様子を見る
紫・オレンジ不要日に当てるほど色が濃くなる
ロマネスコ不要覆うと形がくずれる

覆うのは花蕾が卵ほどになったころ

外葉の中心をのぞいて、直径五センチから七センチの白い花蕾が見えたら覆いどきです。早すぎると花蕾の育ちが鈍り、遅れるとすでに日に当たって黄ばんでいます。葉をかき分けて週に二回のぞくのが確実です。

覆う方法は簡単で、外側の大きな葉を数枚内側に折り、花蕾の上で重ねるだけです。ひもや洗濯ばさみで軽く留めておくと、風で開いてしまいません。

花蕾の大きさを見る
葉をかき分けて中心をのぞきます。にぎりこぶしの半分ほど、卵ぐらいの大きさが折る合図です。
外葉を内側へ折る
外側の大きな葉を三枚から四枚選び、葉柄の根元を軽くひねりながら内側へ倒して花蕾を隠します。
上で重ねて留める
折った葉を花蕾の上で重ね、ひもか洗濯ばさみで軽く留めます。強く縛ると葉が折れて枯れます。
隙間を確かめる
上から見て白い部分が見えていないかを確かめます。隙間から日が差した部分だけ色が付きます。

折る葉は緑の元気な葉を使います。黄色くなりかけた葉では、覆っている間に枯れて花蕾に張り付き、傷みの原因になります。

覆ってから収穫までは二週間

覆ったあとは、暖かい時期なら十日ほど、寒くなってからは二十日ほどで収穫の大きさになります。中が見えないので、外から手で押さえて大きさを確かめるか、五日おきに葉をめくって見ます。

めくったあとは必ず元に戻します。何度も開けると、そのつど日が当たって少しずつ色づきます。開ける回数は最小限にするつもりで、目安の日数を紙に書いておくと管理が楽になります。

覆った日を記録する
株のそばに札を立てて日付を書きます。品種と気温で日数が違うので、翌年の目安にもなります。
手で押して確かめる
葉の上から手のひらで押し、こぶし大以上のふくらみを感じたら中を見ます。押しつぶさない力加減で行います。
五日おきにのぞく
葉を少しだけめくって色と大きさを見て、すぐ戻します。直径十五センチほどが収穫の目安です。

覆う前に外葉をそろえておく

覆う作業がうまくいくかどうかは、その前に外葉が十分育っているかで決まります。葉が小さいと、折っても花蕾を隠し切れず隙間から日が入ります。追肥(育ちの途中で足す肥料)を適期に済ませ、外葉を十五枚以上そろえておきます。

折るのに使えるのは、花蕾より外側にある大きくて緑の濃い葉です。株の内側にある若い葉を折ると、そのあとの生育が止まります。どの葉を折るかを、覆う前にあらかじめ見当をつけておくと作業が早く済みます。

外葉の枚数を数える
花蕾を囲む大きな葉が十五枚以上あるかを数えます。十枚に満たない株は、覆っても大きな花蕾になりません。
折る葉を選んでおく
外側にある緑の濃い大きな葉を三枚から四枚見つけておきます。黄ばみかけた葉は覆っている間に枯れます。
留める道具を用意する
洗濯ばさみか麻ひもを株数だけ用意します。畑に持って出ておくと、覆いどきを見つけたその場で作業できます。

白くならないときの切り分け

白くならない、表面がざらつくといった悩みには、それぞれ違う原因があります。品種を変える前に、覆う時期と肥料、気温のどれが合っていなかったかを切り分けます。

黄色くくすんだ
覆うのが遅れたか、隙間から日が入っています。味は変わらないので食べられます。次は卵大で覆います。
表面がざらつき粒が立つ
収穫が遅れて花芽が動き始めた状態です。すぐに穫ります。次は直径十五センチで穫るようにします。
花蕾が緩んで隙間が空く
高温か肥料の多さが原因です。次作では植え付けを一週間遅らせ、二回目の追肥を控えめにします。
小さいまま止まった
外葉が育つ前に花蕾ができています。植え付けが遅れたか肥料不足です。次は適期に植え、追肥を早めます。

色付きの品種は日に当てて育てる

紫やオレンジの品種は、日に当たるほど色が濃くなります。覆う必要はなく、外葉が自然に開いたままにしておきます。紫の品種はゆでると緑がかった色に変わりますが、酢を少し落とすと色が残ります。

ロマネスコは花蕾が独特のとがった形に育ちます。覆うとその形がくずれるので、そのまま育てます。生育は白い品種より少し長く、八十日から百日が目安です。

種類育て方の違い調理での注意
日に当てて色を出すゆでると緑に変わる。酢で色が残る
オレンジ覆わずそのまま加熱しても色が残りやすい
ロマネスコ覆わず形を守るとがりを生かして大きめに切る

カリフラワーの育てている間に使うもの

植え付けたあとにやることは、追肥・除草・水やりの 3 つに集約されます。専用品より、切らさないことのほうが効きます。

数量は幅 60cm × 長さ 3m の畝 1 本(約 1.8 ㎡)で計算しています。

  • 化成肥料(8-8-8 など)探す言葉「化成肥料 8-8-8 追肥」
    規格の目安
    粒状。ひとつまみがおよそ 5g、大さじ 1 がおよそ 10g です。
    数量の目安
    追肥 1 回で 1 ㎡あたり 30〜50g、畝 1 本で 50〜90g。1kg 袋なら 10 回以上もちます。

    株から少し離した位置にまいて土と混ぜます。株元に直に置くと、濃さで根が傷みます。作物ごとの量は都道府県の施肥基準が正確です。

    出典: 農林水産省「都道府県施肥基準等」

  • 液体肥料探す言葉「液体肥料 野菜 原液」
    規格の目安
    1000 倍に薄めて使う原液タイプ。800ml 前後の 1 本で、ジョウロ何十杯ぶんにもなります。

    粒の肥料は効き始めるまで数日から 1 週間かかります。すぐ効かせたいとき、鉢やプランターで使います。

  • 三角ホー(草かき)探す言葉「三角ホー 除草」
    規格の目安
    刃幅 10〜15cm、柄の長さ 120cm 前後。立ったまま使える長さを選びます。

    雑草は根から抜くより、小さいうちに表土ごと削るほうが早く終わります。かがまずに済むので続けられます。

  • 敷きわら・刈り草探す言葉「敷きわら 家庭菜園」
    規格の目安
    稲わら 1 束でおよそ 3〜4 ㎡ 分。刈った草を乾かしたもので代えられます。
    数量の目安
    畝 1 本で 1 束の半分ほど。

    夏の乾きと地温の上がりすぎを抑えます。マルチと違い、そのまま鋤き込んで土に返せます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 活力剤は肥料の代わりにはなりません。肥料を切らしていないなら急ぎません。
  • 肥料は種類を増やすより、1 袋を切らさないほうが効きます。

カリフラワーの収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はカリフラワーの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

この記事は広告を含みます。

次に読む

カリフラワーについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる