基本情報
- 系統・区分
- 夏秋・デコラティブ/黒赤
- 熟期
- 7 月〜11 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
球根または苗。黒赤の大輪で人気。日当たりを好み、夏の高温期は水切れに注意。
概要説明
黒蝶 (こくちょう) は秋田国際ダリア園の鷲澤幸治氏が育成した日本のダリアで、黒に近い深い赤の花色によって国内外で最も知られる和ダリアのひとつです。花は直径 15〜20 センチのセミカクタス咲きで、先の尖った花弁がやや外側に反り、光を吸い込むようなビロード状の黒赤色は日が当たるとワインレッドに透けて見えます。草丈は 1〜1.5 メートルで、茎が太く直立しますが大輪で重いため支柱は必要です。球根 (塊根) を 4〜5 月に植えるか、春に出回るポット苗を植え、7 月頃から咲き始めます。真夏は花が小さくなり色も褪せやすいので、7 月下旬に地際から 30〜40 センチで切り戻すと、9 月中旬から 11 月にかけて本来の大きさと深い色で咲きそろいます。日当たりと水はけのよい場所を好み、夏の乾燥で葉が傷むので株元をマルチで覆います。切り花は蕾ではなく咲き切ってから切り、水揚げは湯揚げが向きます。霜が降りたら地上部を切り、寒冷地では塊根を掘り上げて乾かし保存します。
黒蝶の特徴
- 黒に近い深い赤のビロード状の花色
- 直径 15〜20 センチのセミカクタス咲き
- 草丈 1〜1.5 メートルで支柱が必要
- 秋の涼しい時期に最も色が深く大きく咲く
- 7 月下旬の切り戻しで秋に見事に咲く
- 日本育成で国内外に広く流通
向いている使い方
- 切り花・生け花
- 花壇の後方植え
- 大型の鉢植え
ダリアの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはダリアの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ダリアの球根の植え付け — 球根は首の芽の有無で当たり外れが決まります。芽を確かめ、霜が終わってから浅めに植えるのが基本です。
- ダリアの水やりと追肥 — 葉が大きく水をよく使う一方で、球根は過湿に弱い植物です。土の乾きを見て与え、肥料は控えめに続けます。
- ダリアの秋に大きく咲かせる — ダリアの本番は秋です。夏に切り戻して株を作り直し、つぼみを整理すれば、品種本来の大きさと色で咲きます。
- ダリアの月別の作業 — 四月に植え、六月に一番花、夏に切り戻し、秋に本番の花、霜の後に掘り上げ。一年の流れを月ごとにまとめます。
- ダリアの病害虫と障害 — 秋のうどんこ病、アブラムシが運ぶウイルス病、茎に入る虫が主な敵です。葉の様子で早めに見つけて手当てします。
- ダリアの球根の掘り上げと貯蔵 — 霜で葉が枯れたら掘り上げ、首を傷めずに乾かして五度から十度で貯蔵します。春に芽を確かめて分ければ毎年増やせます。
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この品種を記録すると
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