基本情報
- 系統・区分
- 常緑花木・香り花/赤紫蕾
- 熟期
- 2〜3 月開花
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
常緑低木。早春に強い香りの花。移植を嫌い、半日陰と水はけを好む。
概要説明
ジンチョウゲは中国原産で室町時代には日本に渡来していた常緑低木で、この項目は園芸品種ではなく種そのものを指し、早春の香りの花木として庭に植えられてきました。2〜3 月に枝先に直径 1 センチほどの小花が 10〜20 輪集まって球状に咲き、外側が紅紫で内側が白の花が、沈香と丁子を合わせたような強く甘い香りを遠くまで漂わせます。日本にあるのはほとんどが雄株で実は付きません。樹高は 1〜1.5 メートルで、枝がよく分かれて自然に丸くまとまるため、剪定はほとんど必要なく、花後に伸びすぎた枝を軽く整える程度です。半日陰と水はけのよい土を好み、耐寒性は関東以西なら戸外で問題ありませんが、寒風が当たると葉が傷みます。根が細く傷みやすいため移植を嫌い、一度植えたら動かさないのが鉄則で、大株の植え替えはほぼ失敗します。過湿で根腐れしやすく、水はけの悪い場所では株が突然枯れることがあります。増やすなら 6〜7 月に挿し木で、寿命は 20〜30 年と言われ、老木は急に枯れることがあります。
ジンチョウゲの特徴
- 中国原産の常緑低木で種そのもの
- 2〜3 月に外側紅紫で内側白の小花が球状に咲く
- 強く甘い香りが遠くまで漂う
- 樹高 1〜1.5 メートルで自然に丸くまとまる
- 移植を嫌い一度植えたら動かさない
- 過湿で根腐れしやすい
向いている使い方
- 半日陰の庭木として
- 玄関脇に植えて香りを楽しむ
- 鉢植えで楽しむ
ジンチョウゲの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはジンチョウゲの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ジンチョウゲの植え付け — 一度植えたら動かせない木です。日当たりと水はけ、そして根鉢を崩さない植え方が十年後の姿を決めます。
- ジンチョウゲの剪定の基本 — 自然に丸くまとまる木なので、強い剪定は要りません。花が終わった直後に伸びすぎた枝を切るだけです。
- ジンチョウゲの水やりと肥料 — 根が繊細で、過湿でも水切れでも傷みます。土の乾きを確かめて与え、肥料は少なめに保つのが長持ちのコツです。
- ジンチョウゲの月別の作業 — 作業の少ない木ですが、花後の剪定と肥料、夏の暑さ対策の時期を外さないことが毎年咲かせるコツです。
- ジンチョウゲの病害虫と障害 — 虫の害は少ない木ですが、根腐れとウイルス病、夏の高温による枯れ込みが主な悩みです。症状から原因を切り分けます。
- ジンチョウゲの増やし方 — 種ができにくいため、増やし方はさし木一択です。寿命が短めの木なので、十年目までに若い株を作っておきます。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ジンチョウゲ」、品種に「ジンチョウゲ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。