GadeninEnglishアプリを入れる
エキナセアの病害虫と障害

エキナセアの病害虫と障害|うどんこ病・アブラムシ・根腐れの見分けと手当て

エキナセアの栽培イメージ

読むのに約 4

エキナセアは丈夫なハーブですが、うどんこ病、アブラムシ、梅雨の根腐れ、ヨトウムシに注意します。症状の場所と時期で見分けます。

症状から見分ける

エキナセアの困りごとは、初夏と秋に葉に白い粉が出るうどんこ病、五月ごろ新芽に付くアブラムシ、梅雨に株元が腐る根腐れ、夏から秋に葉を食べるヨトウムシとハダニがほとんどです。葉の表面なのか、新芽なのか、株元なのか、場所を見て時期と合わせれば原因は絞れます。

症状考えられる原因出る時期
葉に白い粉うどんこ病5〜6月、9〜10月
新芽や花茎に小さな虫アブラムシ4〜6月
株元が黒く葉全体がしおれる根腐れ6〜7月の梅雨
葉が夜のうちに食われるヨトウムシ7〜10月
葉が白くかすれて裏に細かい虫ハダニ7〜9月の乾燥期
花びらが縮れて奇形ウイルス病6〜9月

うどんこ病

葉の表面に白い粉をまいたような斑点が出て、広がると葉全体が白くなり枯れます。乾燥した気候で、日当たりが悪く風通しの悪い場所に出やすい病気です。出た葉は早めに摘み取り、株元の混んだ葉を間引いて風を通します。広がるようなら、草花に使える殺菌剤か重曹を溶かした水をかけます。

白い葉を摘む
白い粉が付いた葉は見つけしだい付け根から摘み、袋に入れて捨てます。放置すると胞子が飛んで隣の葉に広がります。
風通しを作る
株元の混んだ葉、地面に触れる葉を間引きます。隣の株と重なっているなら、重なる部分の葉を切ります。
重曹水か殺菌剤をかける
水一リットルに重曹一グラムを溶かして葉の表裏にかけます。効かないなら草花用の殺菌剤を使い、表示の間隔を守ります。

アブラムシ

四月から六月、新芽や伸び始めた花茎の先に緑や黒の小さな虫が群がり、汁を吸って葉を縮れさせます。ウイルス病を運ぶので、少ないうちに取り除きます。指でつぶすか水で洗い流すだけで減り、多ければ草花に使える殺虫剤を新芽にかけます。窒素肥料が多いと付きやすいので、追肥(育ちの途中で足す肥料)は控えめにします。

水で洗い流す
新芽を指で支えて、水を勢いよくかけて落とします。二〜三日続けると数が減ります。テープで貼り取る方法も葉を傷めません。
多ければ殺虫剤
花茎の先まで群がっているなら、草花用の殺虫剤を新芽と花茎に散布します。晴れた日の朝に行います。
てんとう虫を残す
てんとう虫や幼虫がいれば、アブラムシを食べてくれます。見つけたら殺虫剤を使わず、様子を見ます。

梅雨の根腐れ

梅雨の長雨で土が湿り続けると、株元が黒く柔らかくなって株全体がしおれます。しおれているのに土が湿っているのが根腐れの目印で、水をやると悪化します。水はけの悪い場所と深植えが主な原因です。早く気づけば、周りの土を掘って乾かし、傷んだ根を切って植え直せば助かることがあります。

土の湿りを確かめる
しおれた株の土を指で触ります。湿っているのにしおれているなら根腐れ、乾いているなら水不足です。判断を間違えると逆効果になります。
掘り上げて根を見る
黒くぶよぶよした根を切り取り、白い根だけ残します。半日陰で乾かしてから、新しい土に植え直します。
翌年は高植えにする
水がたまる場所なら、土を十センチ盛って高い所に植え直します。鉢なら軽石を一割混ぜて水はけをよくします。

ヨトウムシとハダニ

七月から十月、葉が一晩で大きく食われているならヨトウムシです。昼は株元の土に隠れているので、朝に株元を掘って探します。ハダニは真夏の乾燥期に葉の裏に付き、葉が白くかすれます。葉の裏に水をかけるだけで減り、ひどければ草花に使えるダニ剤を使います。どちらも早く見つけるほど手当てが楽です。

ヨトウムシは朝に探す
食われた葉の下の土を三センチほど掘り、丸まった茶色の幼虫を探して取り除きます。黒い粒状のふんがあれば近くにいます。
ハダニは葉裏に水
葉の裏に霧吹きや水をかけて洗い流します。三日に一回続けると減ります。乾燥を嫌うので、株元の敷きわらも効きます。
ウイルス病の株は抜く
花びらが縮れて緑色になる、葉が縮れてまだらになる株はウイルス病です。治らないので株ごと抜いて処分します。

毎年同じ被害が出るときの見直し

毎年うどんこ病が出るなら日当たりと風通しが足りません。株間を四十センチに広げ、混んだ葉を初夏に間引きます。毎年根腐れするなら場所の水はけが悪く、盛り土か鉢に移します。毎年アブラムシが多いなら肥料の量を見直します。株を五年以上植えっぱなしにしていると株自体が弱って病気が出やすくなるので、株分けで若返らせるのも予防です。

原因見分け方直し方
日当たり・風通し不足毎年うどんこ病が出る株間40センチ、初夏に葉を間引く
水はけの悪さ梅雨に毎年しおれる盛り土か鉢植えに移す
肥料過多葉が濃緑で虫が多い追肥を年2回に減らす
株の老化中心が枯れ病気が出やすい4〜5年ごとに株分け

エキナセアの収穫までのコツは作物ページに

栽培カレンダー、病害虫の一覧、品種の選び方はエキナセアの育て方にまとめています。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

次に読む

エキナセアについて、続けて読むならこちら。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる